約 2,193,159 件
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/112.html
タグ一覧 ムントレ 目次 概念1【備考】 【性格】これまでの天然行動一覧 ss 【担当】マチカネタンホイザ 概念1 【略称案】ムントレ 【身長】175cm 【スリーサイズ】90-65-90 【髪の色】月毛 【瞳の色】 【年齢】二十代 + イラスト案 https //bbs.animanch.com/board/109777/?res=101 【備考】 某じいさんの発言を息子が誤解しそれをタンホイザ有識者が解釈して生まれた。パーフェクト無自覚イケメンムーブをするがノリの良い面白いトレーナーである。 【性格】 誰に対しても物腰が柔らかく優しい性格。自身の能力も合わさってまるで絵本から抜け出てきた 王子様のような印象を出逢う人々に与える彼だが、正確に言えばそれに加えて相当愉快な人物。 バーベキューにマグロを持ってくる、執事喫茶でおでんの大根を煮始める等天然の入り振りとしてはかなりの物。 高い能力と穏和な人当たり、そして天然が入り混じった彼であるがその心の深奥にあるのは日常への慈しみ。「普通」であることの尊さを、天才である彼は誰よりも知っている。 これまでの天然行動一覧 バーベキューに誘われてマグロを1尾持ってくる。 マグロを持ってくるのは流石に問題があったと反省したが、次のバーベキューの時にノリノリで豚の丸焼きを調理し始めた。 タイトレと一緒に行った居酒屋のおでんの大根が美味しくて、それ以来大根が大好きになる。 執事喫茶でおでんの大根だけを煮始める。 担当であるマチカネタンホイザを広い風呂に入ってもらおうと自宅に招く。 曲の節々に完璧?な合いの手を入れる。 タイトレが升で日本酒を飲むのを真似して赤ワインを升で飲む。 以下本スレのより引用(工事中) 有識者の見解 https //bbs.animanch.com/board/109708/?res=94 合いの手を入れるムントレ https //bbs.animanch.com/board/109777/?res=47 https //bbs.animanch.com/board/109777/?res=50 大根好き https //bbs.animanch.com/board/109777/?res=56 バーベキューにマグロ DK4 https //bbs.animanch.com/board/109777/?res=82 ss ムントレ執事喫茶 https //bbs.animanch.com/board/110316/?res=167 『道端の輝きこそ』 執事ムントレとブラオグヒシの料理人たち https //bbs.animanch.com/board/110853/?res=134 『ムントレwithメガネ』 ムントレ、マヤボノコンビと戯れる https //bbs.animanch.com/board/111112/?res=144 サンタクロースと肉まん https //bbs.animanch.com/board/111610/?res=127 『釣り? をするゴルトレとムントレ』 https //bbs.animanch.com/board/112668/?res=171
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/110.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart131~135)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part131【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part132【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part133【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part134【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part135【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part131【TSトレ】 ≫17二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 17 10 15 TSトレーナーは全員寮住まい設定で パロ 寒さ応えるある冬の日 北海道から荷物が届いた、自衛隊時代の同僚からだ 中身は食料と手紙が入っていた 手紙を要約するとかわいいウマ娘ちゃんを紹介してくれと言うものだったのでDK4の写真を添付して送り返してやった。 ───────── 食料を仕分けしていると珍しいものが出て来た、ラッコ肉である 普通の食材であればタマやオグリ達にごちそうするのだが 食べた事も捌いたこともない食材を渡すのは気が引ける...、そんな事を考えていると外から特徴的な声が聴こえてくる 「寒いですわ、温まるためにストゼロが必要ですわ」 「今日の夜飲むんだから我慢しろよ」 「今日のツマミはどうする?肉と肉と肉は決定として」 「昨日全部食ったから、買いに行かないと...」 丁度いい、彼奴等で実験するか、早速4バカに提案する 「おお、良いところに来た。実は肉が届いたんだが量が多くてな、一緒に消費しないか?」 食いつく4バカ達 「でかした!」 「その言葉が聴きたかった!」 「素敵ですわ!抱いてくださいまし!」 「肉!肉!」 うんうん、素直で扱いやすいいい子だ 今夜の酒と飯が決定した 20二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 17 10 55 同封された手紙にラッコは鍋にすると美味いと書いてあったので鍋にしてマクトレの部屋に持っていく タマトレ「お前らやってるか?」 テイトレ「ん?いらっしゃい、丁度盛り上がってきたところだよ」 ブラトレ「お肉様来た!これで勝つる!」 マクトレ「よっしゃ!立直!」🀄 フク、マヤ、テイトレ「ロン!」 フクトレ「四暗刻単騎!」 マヤトレ「大三元!」 テイトレ「国士無双!」 マクトレ「嘘...だろ...?」 マクトレが裸にひん剥かれたところで鍋を設置し煮込み始める グツグツグツ テイトレ「独特な匂いがするな...」 ブラトレ「ラッコって本当に食べられるのか?」 タマトレ「毒がなきゃ何でも食える」 21二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 17 11 15 マクトレ「なんか変ですわ...」 おかしい...どう見てもマヤトレが色っぽい... ムワァ...パァン マクトレ「おっと...ストゼロが」 このトレーナー...スケベ過ぎる... マヤトレ「頭がくらくらする...」 「大丈夫か!?マヤトレ!」 「今すぐ横になれ!」 「胸元を開けて楽にした方がいい!」 「下も脱がせ...いやっ!全部だ!全部脱がせろ!」 クソッ...何なのだこの感情は...どうすれば良いんだ... テイトレ「もう我慢出来ない...」 テイトレ「相撲しようぜ!」 「「「なるほど!そうか!」」」 取組中───取組中───取組中 チュンチュンチュン 「.....何も無かったって事にしよう...な」 「「「「はい...」」」」 うまぴょいうまぴょい ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part132【TSトレ】 ≫13二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 18 01 56 若人と老人 「あら、どうもこんにちは。良い天気ですね。・・・いつかの時以来ですかね。」 「ほっほっほ。おぬしも変わらんようじゃな、話し方に違和感を覚えるくらいかのう。」 「ええ、今の体に合わせましたので。それよりも、そちらも随分若々しく見えますが?」 「ふふふ、神様の気まぐれってやつじゃよ。お陰で死に損なったわい。」 「それは良かったですね。・・・失礼を承知で言いますが」 「んっ?」「その姿でその口調はなかなか面白いですね」 「ほお、なかなかバッサリ言うな。ワシはテンション爆下げじゃぞい」 「・・・フフッ。白々しいですね。」「・・・食えん女じゃのう」 「ええ、これでも仕事柄、その手の人物には慣れているもので。」 「ふむ、それはワシを舐めとるのか若造」「いいえ、しっかり尊敬していますとも。」 「フフフフフ・・・やはりお主は面白いのう。ワシにここまで言ってくる気概のあるやつはなかなかおらんわい」 「それは誉め言葉として受け取らせていただきましょう」 「ほっほっほ、ではばいびーじゃ」「ええ、ではごきげんようヘリトレさん」 ≫25二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 18 08 51 前回お題からパラレル新人ちゃんとのコンボデッキ作りましたSS再利用 「マーベラスの時間だっ!コラァ!」 「「!?」」」 「またですのいきなり」 「おい、マベトレ毎回扉を蹴破るのやめろ」 「お、あがりー、罰ゲームはおまえなーテイトレ」 「あー!もうちょっとだったのにー!クソー次は勝ってやる!」 「ふっふっふ、ここで暇をしているであろうマーベラスなみんなにマーベラスな提供をしに来たのだー!」 「なにいってるかもうちょっとわかりやすく説明してくれ」 「そうですわよゴクゴク」 「ん、どうかしたー」 「ナニナニー」 「ついさっきがたマーベラスなトレーナーさんにマーベラスなものを提供してもらったよーだから、皆でマーベラスしようかなってここへ来たんだー☆」 「翻訳してくれ、ブラトレ」 「ん、新人ちゃんの実家からの仕送りの牡蠣をもらったから皆で宴会しようってさー」 「イインジャンイイジャン」 「お酒もあるんですの」 「じゃあ、他の皆も呼んでくるからくれぐれも先にマーベラスしちゃ駄目だよー」 ガチャン、バタバタ ジュルリ パクパクデスワ その後マーベラスした ─────────────────── 新人ちゃん「グスッ...グスッ...」 (後略) ≫45食えカフェトレ(1/3)21/10/03(日) 18 19 18 さて唐突だが前スレでカフェトレに食わせるSS出していいと言われたから出すぞ 「あ、いました!姉さん、ホシを発見しました!」 「姉さん……慣れないなあ……まあいいか。確保、然るのち保護です!」 ある日の夕べ。私が喫煙室から出ると、2人のウマ娘がこちらを見つけたと騒いでいる。 「ラジャー!さあカフェトレさん、神妙にお縄に……あ、逃げた!」 「追いますよ!僕たちは何としても彼女を保護するのです!」 片や黒髪メガネで少しだけカフェに似たウマ娘。片や栗色の髪になぜかメイド服を着た小柄なウマ娘。 どちらも見覚えがある。2人ともスーパークリークのトレーナーだ。そしてどうしてか私は追われる立場らしい。 私は2人から逃げ出し……たのだが。先ほどまで紫煙をくゆらせていた弊害か、すぐむせて捕まった。 「あの……これから一体どこへ?」 「えへへ、秘密です。でも、きっといいところですよ」 「まあ、秘密にするようなことでもないのでしょうけどね」 2人に両脇を固められ、向かう先にあるのはトレセン学園の門前に止まったタクシー。 乗車すると、車はすぐに走り出す。行先は既に伝えてあるらしい。 「さて、連絡連絡。ホシ確保、これより向かう……っと」 隣でどこかへ連絡を始めたメイド服のウマ娘……栗毛のクリトレに問いかけようとすると、 「強硬手段に出てしまったこと、お詫びします。でも、これはマンハッタンカフェさんの意向でもあるんです」 「……カフェの?」 「はい。ですから、あなたは何も気にせず、連れ去られてくだされば」 反対側の黒鹿毛のクリトレにそう諭された。カフェの意向と言われてしまえば、どうしようもない。 今日明日のトレーニング予定はない。それを外部に言ったこともない。恐らく本当にカフェが関わっている。 半ば諦めるような心地で、私はシートに体重を預けた。 47食えカフェトレ(2/3)21/10/03(日) 18 20 10 タクシーが停車すると、栗毛のクリトレが私を誘導する。黒鹿毛のクリトレは後ろで精算をしているようだ。 到着したのはある一軒の民家。窓からは暖かな灯りが見える。心なしか料理の音と匂いも漏れている。 「皆さんお待たせしました!カフェトレさん、お連れしましたよー!」 そのまま連れられて民家へ入った私の目に飛び込んできたのは── 「いや。丁度いいタイミングだよ。ようこそお越しくださいました、かな。カフェトレさん」 「おう、やっと来たのか!待ちくたびれたぞー全くー」 「オグトレさんと、ブラトレさん?」 ──もう2人のウマ娘と、テーブルに山と盛られた料理だった。 「あなたの担当……マンハッタンカフェさんから相談されてね。自分のトレーナーの不健康さに拍車がかかっていると」 「まあ前々から気にはしてたが、ここのところ吸う量も増えてるみたいだしな」 「ああ……なるほど」 合点がいった。自分が言っても効果が薄いなら、より多くの手を借りて実力行使に出ればいい。 「私たちに出来ることといえば、やはりこれしかないのでね」 「この手に限る、ってやつだ。食べて飲んで語らって、それで抱えたものを吹き飛ばすんだよ」 「いや……でも」 2人にそう言われ逡巡する私に、更に後ろから声がかかる。 「……実は僕、小さいころの運動会で、両親が熱を出して見に来れなかったことがあるんです」 そう話すのは栗毛のクリトレ。彼女はどこか寂しそうな声色で続ける。 「代わりに祖父母が来てくれたんですが、あれだけ楽しみにしていてくれた両親に、やっぱり来てほしかった」 「マンハッタンカフェさんも、大事なレースの日に大事なトレーナーさんが倒れでもしたら心配でしょう」 2人のクリトレ、オグトレ、ブラトレの言葉。何よりカフェに心配させているという事実が、私の首を縦に振らせた。 「……わかった」 48食えカフェトレ(3/3)21/10/03(日) 18 20 37 その後始まった食事が本当に賑やかなものになったのは言うまでもない。 5人でテーブルを囲み、食べては話し、飲んでは語り、時々料理を追加して。 話を聞きつけた数人のトレーナーが後から加わり、さながら小さな宴会のようで。 調理役のオグトレとブラトレ、配膳係の2人のクリトレは始終忙しそうにしていたが、仕方のないことだろう。 食の細い私の消化器系を心配してか、消化にいいものばかり揃えてあったのには少し申し訳ない気分になる。 食事会ののち、酔いつぶれて眠る数人を隣室に敷いた布団に運びながら、ブラトレが私に声をかけてきた。 「な、どうだった」 「どう、とは」 「ちゃんと食えたか、ってこと。周りの目があれば、食べざるを得ないだろ」 「そりゃ、まあ」 それを聞き、良かった良かった、そう呟きながら彼女はニヤリと笑う。少し嫌な予感がした。 「第1段階クリアってことだな。いやー、ここで詰まったらどうしようかと」 「第1、段階……?」 「おう!お前の担当からは、"一回二回では効果はありません"って言われてるんでな」 「それは……つまり……」 「今後もちょくちょく連れてくるから。よろしくなー!」 有無を言わさぬ勢いに、再び首を縦に振らざるを得なかった私だった。 (了) ≫62二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 18 31 51 よしじゃあ出すぞー トレーナー室に入るとトレーナーがメソメソしてた。 いつもの熱血バカが珍しいじゃん、どうしたの、と聞けば 「聞いてくれよタイシン、渾身のギャグを皆笑ってくれないんだよー!」 「へー……今やってみてよ」 「おう!いくぞ……『おお!これはすごい!まさにタイシンの出来だ!』……どうだろう」 心底くだらないと思ったのでその旨を伝えると、アイツは泣き崩れた。 ……ああ、もう。いつもの暑苦しさがないと、なんか調子が狂う。 「あー、くだらないとは言ったけどさ。伸びしろはあるんじゃない……多分」 「!……タイシン、ありがとうタイシン!タ゛イ゛シ゛ー゛ン゛!!」 パッと上げた顔はすごく嬉しそうで、そのまま吠えながら抱き着いてきた。 「ああもう、鬱陶しい!急に抱き着くな!」 抱きとめた体の小ささ、押し当てられる大質量、潤んだ瞳、ピコピコ揺れるふわふわの耳。 何よりいつも暑苦しいアイツの、ちょっと弱った顔がすぐ目の前にある。 ナニコレかわいい、でもアイツだし、あっちょっと待って頭グリグリしないで ──タ性壊。 (了) ≫104二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 18 53 15 新人ちゃん「オロロロロロロロ」 テイ、フク、ブラトレ「オロロロロロロロ」 マクトレ「だらしないですわね、まったく」 ──────────── 朝 おはようございます!新人トレーナーです! 今朝、地元のお父さんから荷物が届きました! 中身は牛肉と手紙です!手紙は後で読むとして牛肉は量が多いので先輩方に御裾分けに行ってきます! ─────── 皆さんさん!おはようございます! ゆっけ作ったんですけど!如何ですか? イタダキマスワ!パクパクデスワ! ウマイナコレ ニク! イケルイケル ──────── 新人へ以下略 ≫170二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 19 42 00 なんか濁点叫びはマルトレっぽいと聞いたので。 「いやーフクトレ、昨日さ不思議な体験したんだけどさ」 「なんだよ」 「昨日はマルゼンスキーが用事あって帰りは歩いて帰ることにしたんだけど」 「何生徒に送迎してもらってんだよ」 「やめろぉ!通勤のバイク足つき悪いんだよ!まあさておきのんびり歩いて帰ってたらいつのまにかさ、道迷ってて」 「グラトレか?」 「いやあそこまでじゃ……まあ、それで適当に歩いてれば大通り出るだろって進んでたら袋小路で、なんか白猫がめっちゃいっぱいいたんだよ。で、うわぁかわいい…….って触ろうとしたらさ、後ろからにゃーんって声かけられて、黒猫が擦り寄ってきてさ、めっちゃ人懐っこいの可愛くってさー」「……」 「で、黒猫がこっち来いって言いたげに振り向くから付いてったんだよ、そしたら大通り出られたんだよ。猫って頭いいよなぁって話」「おい」 「その白猫には、触らなかったのか?」 「え?触ってないけど」「……よかった」「え?さ、触ったらなんかあったの?」「……それは────」 「それは祟りです!!!」 「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「黒猫は幸運、つまり大吉、ならば白猫は凶です!!さわればマルトレさんに呪いが降りかかりますですが大丈夫このお守りがはにゃふぁーー↑!?」 「俺の鼓膜を、破壊する気か?」 「いえワタシ悪くないですよね!?なん」 フクキタルはアイアンクローされた。 ≫175バトルオブメジロ 白書の章/121/10/03(日) 19 47 08 「どいてくれよ兄貴」 「何故?」 地下大空洞。湧き水の川がちょろちょろと流れるそこには木の板の道があり、、等間隔で松明が掲げられている。 そこで2人のウマ娘が相対していた。 ある日。 ドベトレは、ドーベルのさらなる成長を促すために様々なことを考えていた。どのようなトレーニング、コミュニケーション、知識、何が彼女に必要かを考えていた。 そしてドベトレはある書物の存在を思い出した。 「メジロの書」である。 それは由緒あるメジロ家のあらゆる情報が記された書物。それを見れば、自分はよりドーベルの成長に貢献できるのではないかと思った。 そしてメジロの書の存在する某県某所の、人里から離れたここにやってきた訳だが。 「…なっ」 そこには予想外の人物がいた。 芦毛の見慣れたウマ娘。完成度の高い贋作の姿をした凛々しい少女。メジロマックイーンのトレーナーだった。 「兄貴!?なんでこんなとこに」 176バトルオブメジロ 白書の章/221/10/03(日) 19 47 32 「ここはメジロ家の所有地。わたくしがいることに何の問題が?」 「いや、普通こんなところに来ねえだろ」 「自分が来ておいて何を言うのです?」 マクトレは口元だけ笑いながら、少し広まった場所の中央に立っていた。それはまるで番人かのように。 「気持ちはわかりますわ。この涼しい人気の無い洞窟で1人酒を飲むというのもオツなもの。けど今日は運が悪かったですわね、わたくしとサシで」 「俺はメジロ白書を見に来たんだ」 その一言をはなった瞬間、マクトレから笑顔が消えた。冷たい眼差しがドベトレを刺すようだった。 「───それを言わなければ仲良く呑んで帰してやったのに」 「俺はドーベルのためにここに来たんだ。そんな雑に帰ることなんざしねーよ」 ドベトレは2、3歩前に出る。 「だいたいなんで邪魔するんだ。兄貴だって担当のために動く気持ちは分かるだろ」 「分かるとも。だけどここは通さない」 「なんでだよ」 「自分で考えろ」 マクトレは微動だにしない。ドベトレは埒が明かないと思い、 「らあっ!」 マクトレの横を通過しようとした。 177バトルオブメジロ 白書の章/321/10/03(日) 19 47 57 しかし抑え込まれた。 「メジロの書は清きメジロのための書だ。お前には読めない」 「俺がまだ『メジロ』に戻れてないってか?」 「さあなッ!」 ドベトレはマクトレに蹴り飛ばされる。ウマ娘の脚力で数メートル飛ばされる。しかしまた今のドベトレはウマ娘であり同時に喧嘩の経験も豊富。余裕で着地した。 「いいのかよ兄貴。ケンカは俺の方が強いし、体格も俺が有利だ」 「本当にそう思ってんならおめでたい奴だな!」 マクトレがドベトレに向かって走り始める。その速度からして止まれないと判断したドベトレは回横に避を試み、しかしマクトレに補足され膝蹴りを食らった。 「お前より俺の方がウマ娘になってからの期間の方が遥かに長い。そして俺はその間、ウマ娘の姿になったことで出来ることを考え続けてきた」 「ぐっ...」 「そしてそれよりも前に、俺はお前に負けないように色々なことを学んだ。次に会った時はお前を逃がさないようにな。その2つの努力が上手く重なって、俺は今『戦えるウマ娘』になってる訳だ」 「それ、俺以上だと言えんのか?俺は色んなとこを回って色んなことを知った。その分喧嘩も強くなって、兄貴よりもデカいウマ娘になってんだぞ」 178バトルオブメジロ 白書の章/421/10/03(日) 19 48 26 言える。なんせお前のケンカは人間スケールから脱出できていない」 再びマクトレはドベトレに蹴りかかる。今度は受け止めて反撃してやろうとドベトレは構えた。しかし、その構えに出来た隙間から蹴りを入れられた。 「お前が経験豊富なのは分かってるさ。でもな、それはあくまでヒトとの喧嘩」 ガードしてもその隙間を、ての先を、予想外の場所を攻撃される。 「ウマ娘の動体視力と反射神経には対応していない」 何度も抵抗すら許されず殴られ、ドベトレは蹴り飛ばされた先で片膝をついてしまう。 「お前の頭に染みた経験は、ウマ娘としての喧嘩では最初に誤答を引き出す厄介者でしかない。足を引っ張られて経験もないやつが、そこそこ経験豊富な俺に勝てることでも?」 「チッ......!」 「」 そう。ドベトレのガードが通用しないのは、あくまで相手が人間だった場合に有効なガードをしているから。それ以上の反応速度で起動が変えられた場合は対応できないのだ。 そしてさらに、自分の知っているマクトレよりも技のキレが凄まじかった。突きの先の回転、踵のえぐりこみ、全てが自分の知っている兄貴より先の場所にあった。 このままでは負けるかもしれないと言う考えが、ドベトレを決意させた。 「そうかもなあ。兄貴、あんたすげえ強くなってんな。じゃあ俺も本気でやらないとな」 「何を隠してる?」 「───面を上げろ、侘助」 179バトルオブメジロ 白書の章/521/10/03(日) 19 48 59 ドベトレは、懐から取り出した妙な形の刀でマクトレの右手を切った。マクトレも一瞬で後ろに引いたが、少し動きづらそうであった。 「なんだそれは」 「旅の途中でな」 マクトレは理解した。おそらくあの刀に触れると、触れた体が重く感じられるようになる。 「通らせてもらうぞ兄貴!」 「なんの!」 その刀に触れずにドベトレを攻撃するのは至難の業だった。 マクトレが突こうとしても、その軌道上に刀がすぐやってくる。蹴りあげようにも同じ。ドベトレは、自身の経験の不足を長く厄介な刃で補い始めた。 数発殴り、時折刃に触れてしまう。それをマクトレは数回繰り返し、次第に動きが鈍くなってきた。 「そろそろつれえだろ兄貴。いい加減どいてくれ」 「お前はなんにもわかっちゃいないからだ。お前の視野は狭いままだ。あの時の俺と同じように」 「どういうことだよ?」 「それはお前自身が気付くべきことだ。でないと意味が無いんだ、よ!」 180バトルオブメジロ 白書の章/621/10/03(日) 19 49 24 マクトレがドベトレに殴り掛かる。ドベトレはそれに刀で対応するが、マクトレは刃で肌を切りながらドベトレの腕を掴んだ。 「っらァ!」 そして、ドベトレの腹に全力で、全体重をかけて膝蹴りをした。ウマ娘の16倍もの質量での衝撃を食らったドベトレは吹っ飛び、岩の壁に叩きつけられた。 「うっ、うおおあ」 あまりの衝撃に刀から手を離し、胃の中身がこぼれ落ちる。戦いはマクトレの勝利だった。 「お前のドーベルへの愛は本物だ。それは俺が認める。だが、もう少し視野を広く持て。それまでお前も、俺もあの書を見る権利はない」 「あ、兄貴も......?」 「ああ。お前を解らせるという責務を果たさないと俺にも権利がない。まあ、とりあえず今日は帰るぞ。おぶってやるから」 そして2人はそのまま地元の電車、そして新幹線を乗り継ぎ、ついでに宅飲みしました。そこでドベトレはドーベルへの思いをめっちゃ吐き、マクトレに背中をめっちゃ撫でられたとさ。 うまぴょい。 ≫ ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part133【TSトレ】 ≫8二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 19 59 09 彼女らの夜 夜、キタトレの家で宅飲みする二人 キタトレとサトノトレは思い出を語り合っていた 「・・・でその日はデートしてきたんだ」 「そうか、そいつは良かったな。で聞きたいことがあるんだが」 そしてキタトレは彼女に投げかける 「お前、また抱え込んでるんじゃないだろうな」 「・・・そんなことはない」「嘘つけ」 「お前、顔に出てるぞ。いや・・・その眼か」 「・・・」 「だからずっといってるだろう、抱え込みすぎるな。誰かに吐き出せと。」 「お前は昔からそうだからな、確かに責任感が強いのは美徳だ。だがな、 お前はそれが強すぎるきらいがある。親父さんに憧れて裁判官になったはいいが 結局やめたじゃないか。・・・お前が潰れかかったから。 紆余曲折あってトレセンに転がり込んで、今度は担当のことでいっぱいになってる。」 彼女は言葉を切るとコップの酒を飲み干し もう一度語り始める 「お前は不器用なんだよ、俺とは違って。いつも積極的に動けるくせに ストレスをためこんで、しかも他人に対して弱音を吐けない。 正直よく潰れないもんだよお前は。 いいか、くどいようだが何度でもいうぞ お前は他人にもっと甘えろ。・・・俺でもいいし何なら担当にでもいい。 お前がいつか潰れてしまう前に誰でもいいから それが俺からの一番のアドバイスだ。」 「・・・おれ・・は・・・」 彼女をそっと抱き寄せる。端正な顔を胸にうずめさせる 「いい、何もいわなくてもいいからな」 泣き始めた彼女を物言わずに抱きしめながら呟いた 「頼むぞ、ダイヤちゃん。この馬鹿をいくらでも甘やかしてくれ」 ————月が見守るなか そっと時は流れていく ≫15トレセン護身術倶楽部1/421/10/03(日) 20 06 40 ウマ娘ってのは強いけど、やっぱり女の子だからさ。 急な暴力や悪意に晒されると、持ち前の強い力が出なかったり出過ぎたりして、大変なことになりかねないんだ。 だからそういう場面で、本当に矢面に立つべきはウマ娘ではなくトレーナー。 俺達は本当に様々だけど、自分の担当の為ならそういう覚悟を持って立ち向かえるようにしている。 「……では、おさらいしましょうか。 まず相手に組み付き、側頭部に頭突きを食らわせます。 顎下に当てられれば最善ですが、難しいのでこめかみを狙ってください。次に……」 だからってガチのCQC教えることありゅ??? 最近活発なトレーナー間の技術講習の一環で、体育館に畳を敷いてやっているのだが、どうもさっきから講師陣の教える内容がガチ過ぎる。 空手柔道は勿論、CQCに喧嘩殺法、暗殺術まで解説するやつが出てきてもうヤバい。トレセン学園どうなってんの。 最初は物珍しさに生徒のウマ娘達が参加していたが、だんだんドン引きし始めて数がもう閑古鳥がカラオケ大会だ。 おれもかえりたい。 正直に言おう。俺ことダイワスカーレットのトレーナーはケンカなぞろくにやったことがないのである。 それがバ◯とかタ◯とかなんかそういうのみたいな動きを見せられて、ハイじゃあやってみて!と言われてできるかってもんなのだ。 「ハハッすげー。マヤノのパパとおんなじことやってら」 ホラ見ろ! 隣で座ってたマヤトレが遠い目で変なこと言い出した! おうちかえりたい! 16トレセン護身術倶楽部2/421/10/03(日) 20 07 36 「じゃあ次、ダストレさん」 「良かったな! ちゃんと忘れられてないぞ!」 「ウワーッ、ちょっと嬉しい自分がにくい!」 いやだいいやだい、スカーレットのどつき以外受けたくないやいとワガママを言う俺を、マヤトレとボノトレが講師の前へ引きずり出す。 俺の講師はビコーペガサスのトレーナーさんだった。よかったちょっとマトモそうだぞ! ビコトレさんは元はSPさんだそうで、スーツのまま畳の上に立っている。(俺はいつものジャージだ) 俺はおっかなびっくり立ち上がり、へっぴり腰のファイティングポーズを取った。 「落ち着いてください。身体が強ばると筋が傷んでしまいますから」 「は、はぁい……」 「では、これを持って握ってください」 「ひえ」 そう言われて木で出来た小刀を渡される俺。 マヤトレとか最近仲のいいマクトレさんとかが野次を飛ばし、俺はちょっと怒って小刀を振ってみせる。 程よく緊張感が抜けたところで、待ってくれていたビコトレさんが解説を始めた。やさしい……。 「皆さんが遭遇し得る人為的な危機的状況において、最も多いのがナイフによる刺傷事件です。 これの一番怖いところは、一見して凶器を持っていると理解しづらいところです。 わざわざ取り出して構えてくれる犯罪者は多くありません。 発見する時点で相手はもう凶器を手にしています」 ちょっと、持っている木の小刀が冷たく感じる話だ。 ビコトレさんの口調もいつもより言い聞かせるような慎重さを感じて、ご経験があるのだなあと感じる。 次いで、ビコトレさんは俺の腕を取り、小刀の柄を俺の腰に押し当てた。 17トレセン護身術倶楽部3/421/10/03(日) 20 09 20 言っちゃなんだが、女の子同士で組み手で絡んでいるというのは非常に絵になる。 但しパッとしねえ俺では百合には見えない。せいぜい乙女ゲーのスチルじゃないかな。 「最も威力があるのは腰だめに構え、突進してくる場合です。 けれどこれをしてくるのは明確に殺意を持った人間です。だいたいの場合は振り回して突撃してきます」 「えっと……ナイフ持ってる時点で、殺意はあるんじゃ?」 「……明らかに凶器なのに、傷つけるまでそういうものだと気づかない人もいるんです。不思議ですよね」 ビコトレさんはなんだか、陰のある笑い方をする人だ。 どういうご事情があったのかは知らないが、担当のビコーペガサスちゃんとレースを楽しめるといいんだが。 「そうして振り回す相手には、顔や首に向けてチョップをしてください」 「うげ」 「よろめいた後、膝を叩けば簡単に倒せます。その後は小刀を蹴って抑え込みましょう」 「ふぎゃー!」 俺はあっさり制圧された。やっぱりしっかり戦える人はすげえや。 ちなみにその後、スカーレットにこうやるんだってー、とふざけたら割とマジでお手本通りの撃退かまされてベッドに撃沈した。 俺は泣いた。 うまぴょいうまぴょい 作者コメント:ビコトレさんを起用させて頂きました。 まだwikiどころかSSも出てなかった気がするので口調の違いは許してほしい 武力組の中で何故ビコトレさん?というと 書いてる自分が知ってる格闘知識がそんなにないからです。 まあ割と部活動みたいなノリで複数人集まって動くのもいいんじゃない?と思う今日このごろ。 たのしかったです ≫80侘助待ちの間にどうぞ21/10/03(日) 20 58 02 「…………なあボノトレ」 「何マヤトレ。なんかこう…なんとかならない? マヤノパパさん召喚したりとか」 「なんで俺ら登山してそのまま遭難してるの?」 「さあ…分からない…。きっとこれは呪いの類だよ。うん」 「おかしいよな…ボノトレがさっそく遭難し…それを追ってたらスマホの充電は切れ…コンパスは狂って…土砂崩れで道も分からず地図は役に立たなくなって…そもそも今の標高さえよくわからない…。遭難癖っていうかこれまじで呪いじゃねぇのかボノトレ」 「これも三女神の呪いに違いないよ。流石に前はここまで酷くなかったはずだし。やっぱ頼れるのはボーノ☆な女神な方だね…」 「まあ確かに三女神に呪われてるのかな? って言いたくなる奴はいるが別にお前はウマ娘化してないしそもそも女装だし三女神は関係ない気もするけどな」 「うるさいよマヤトレ。ボクの遭難癖も三女神のせいだよ間違いなく」 「そうかなぁ……。…で、現実逃避もこのくらいにするか。どうする? まじで」 「…ふふ、ロリコンと心中は嫌だな」 「縁起でもないこと言うな…くそ…何かないか…」 「狼煙でも焚く? 狼煙っていうかなんかもうただの焚き火だけど何もしないよりはましでしょ」 「…山火事にならない? というかそもそも火種あるのか」 「安心して! ちゃんとこんなこともあろうかとライターを持ってきて無事どっかに落としてきたから!」 「駄目じゃねぇか! まあ俺が持ってるけども。こんなこともあろうかと」 「こんなこともあろうかなんて現実で言う人そうはみないね、って思ったけどまあいいよでかしたマヤトレ!」 「今お前が言ってたじゃろがい」 「まあそんなことは良いでしょ。というか、ライターとか持ち歩くようになったの?」 「まあ前の無人島があったしなぁ…。コンパスにライターにサバイバルナイフに、ちゃんと持ち運び式の充電…器…も……」 「…………」 「…………」 そしてこの後しばらく「最初からそれ使えばよかったじゃん!」「そもそもお前が遭難しなければ!」と二人で仲良く罵り合った後、パパノトップガンに助けを求めて無事生還したマヤトレとボノトレであったとさ うまぴょいうまぴょい ≫105二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 21 11 54 「山登りですわ!」 「そうだな」 「よっしゃ!山頂に1番早く着いたやつが勝ちな!」 「ブラトレ。死ぬからやめといて」 「ウマ娘とはいえ流石に上への移動はしんどいですわね」 「人間の頃に比べればだいぶ平気だとは思うけどね」 「こんなペースで登ったらフツー怒られるだろうな」 「山登りって意外とめんどいんだな」 「ここまで来て気づいたんだけど俺」 「なんだ?」 「高山病とか大丈夫なのかなーって」 「あっ......」 「......ペース落とすか」 「よしここから頂上までレースだ!」 「馬鹿野郎たまたま人がいないからって!死ぬぞ!」 「やめてくださいまし!」 「全員悪ノリしてないことから察して!」 「頂上だ〜」 「ほんとにそうお思いでして?」 「ん?」 「ああ、本当の頂上はあそこだ」 「よっしゃー!真の頂上だー!」 「いい景色!ここで一杯したいですわね」 「人が結構いるからやめとこうよ」 「そもそも山から降りてからにしろ」 ≫111二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 21 15 09 「とーてーもーつーらーいーけーどー、こーれーもーしゅーぎょーうー」 「…え、お兄ちゃん何やってるの?」 久しぶりにウマ仙人の山を訪れたカレンチャンが見たものは、滝行をしてるお兄ちゃんだった。 「何って…滝行だよお姉ちゃん」 「…なんで? いやカレンが言うのもおかしいかもだけど、なんで?」 「最近鋼の意思が足りてないかなって…」 「いる?」 「いる(鋼の意思)」 いらない(確信)。カレンチャンはそう思ったが、口にするのはカワイくないのでやめた。「…それより、お兄ちゃん大丈夫?」 「ふぇ?」 長い時間滝行をしていたからだろう。微妙にふらついている上にツインテールも解けてしまっている。服装も白装束一枚である。 …え、白装束一枚? 思わず二度見したカレンチャンであったが、お兄ちゃんは本当に白装束一枚。もちろんタマトレである。そんなことある? 「ちょっとお兄ちゃん?」 「だーいーじょーうーぶー……きゅう…」 「お兄ちゃん!?」 流石に恰好を注意しようと思ったカレンチャンだったが、お兄ちゃんはカレンチャンを目にしたからだろうか。少しだけ安心した表情を浮かべ、それで気が緩んだのかその場で倒れた。これには流石のカレンチャンも焦り、急いでお兄ちゃんに駆け寄り身を起こす。 「全く、カレンがこなかったらどうするつも…り…」 そこでふと、カレンチャンは気づいた。今のお兄ちゃんは白装束一枚な上タマトレ。ただでさえ滝行で濡れて見事なまでに透けている上に、滝行の影響かその白装束すら少し緩んでしまっている。率直に言ってやばい。 そして、お兄ちゃんはカレンチャンの腕の中で起き上がり、珍しく弱気な元お兄ちゃん(濡れ透け白装束)は、どこか朦朧としたままカレンチャンに縋りつくようにして言った。 「うん…カレンが来てくれてよかった……」 そのままゆっくりと安心しきったようにカレンチャンに倒れ込み── そしてカレンチャンは──耐えた。 お兄ちゃんは介抱された。 うまぴょいうまぴょい ≫155武闘派元ヤン侘助おじさん21/10/03(日) 21 28 43 目の前で血を流す娘が見える 伸ばそうとした手が止まる 目の前の眼が「オレ」を見る 「私」が隠した「オレ」を見る 「あの娘」の顔が悪魔に見えた 「オレ」が殺した「死」に見えた 悔いて破ったその「過去」が 「内」から「オレ」を食い破る 「オレ」を模倣する「神」が云う 「忘れる勿れ」と「○レ」に云う 「『心』を殺した罪人を」 「許す勿れ」と「神」は云う 「中」に潜んだあの「過去」が 「現在」の「心」を握りつぶす 「あの日」に捨てたその傷が 「今」の「魂」を切り刻む 差し伸べられた手を避けた 「○○」はあの日の「あの娘」のよう 再度起こした「罪」に気付く 「○○」は怯えた「あの娘」のよう 泣いても泣いても嘆いても 強大な「罪」は雪がれず 吐いても吐いてもモドシテモ 過ちの「過去」はもう戻らず サイゴニミエタその顔は イッタイダレノ「カオ」ダッケ イシキガ遠のくこの「魂」は イッタイダレノ「タマシイ」ダッケ 「くいやぶり」~了~ ≫ ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part134【TSトレ】 ≫12ケツは俺が晴らせる21/10/03(日) 21 48 48 「やぁ、こんばんは」 午前2時、トレセン学園近くの公園のベンチに座ってた俺は声をかけられた。 「うぉっ…あ…どうも…」 思わず言葉が詰まってしまう、当然だ。こんな時間に声をかけられる方がおかしい。 俺が困惑してると、彼女は了承も得ずに俺の隣に座った。煙草くさい。 彼女は…まぁタバコさんと呼ぶとしようか。 タバコさんは元々マンハッタンカフェの担当だった俺のサポートとして後から入ってくれた人だ。元々俺は体力が無いし、彼女はカフェのトレーナーになることを強く望んだらしいから、特に文句はない。 ないのだが、タバコさんは随分と…いや、とてもカフェのことが大切らしい。俺もトレーナーとして、カフェがストレスを貯めないよう努力したり、無理のないトレーニングなどをさせてるとは思うんだが、彼女には到底敵わない。 カフェの体調管理、トレーニングの内容、そしてカフェへの情熱…全てで俺は負けている。彼女のスケジュール表を見たことがあるが、とち狂ってるとしか思えない。 時々思う、俺は本当に必要なのか?タバコさんがいればカフェは問題ないのでは…? 13ケツは俺が晴らせる21/10/03(日) 21 49 26 「カフェはね、君のことを大事にしてるよ」 そんなことを考えてると、ふいに話しかけられた。この人から話しかけるのは珍しい。 「よくね…カフェが君のことを話すんだ。君と何を話したとか、どこかに行きたいとか。」 「だから…そんな思い詰めなくていいと思うよ。」 どうやら全て見透かされていたようだ。 カフェがそんなことを言ってるなんて知らなかったし、カフェがそんなことを思ってくれてるなんて知らなかった。 俺は、俺の事ばかり考えていて視野が狭くなっていたらしい。 「…まだだなぁ」 俺の独り言を、タバコさんは聞き流してくれた。 「ん」 タバコさんが俺に差し出してきたのは1本の煙草。 「いや…俺吸えませんよ…?」 「はは。君、“俺”とか言うんだね」 そう言うとタバコさんは無理やり俺に煙草を持たせた。 「まぁ同じウマ娘同士、仲良くしようよ」 「…僕たち、元々男ですけどね」 火を貸してくれるタバコさんを見ながら、少しだけ仲良くなれたのかな…と思った。 ≫33二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 21 58 14 グラトレの山登り グラトレ「……登山とは古来より修験の為に行われていた神聖な行い……だからこそ私も己を鍛える為にも登山に挑むのです……」 グラトレ「ですが見晴らしの良い所に登りたいと思うのも、また真理ですね」 グラトレ「そして此処は何処でしょうか? ……まぁ取り敢えず登り切ったら分かるでしょう」 グラトレ「はい、登頂完了です! そして此処は何処でしょう?」 ゴルトレ「……アレ? グラトレじゃん! オイーッス!!」 ゴルシ「ああん? 何でグラトレが相方無しで居んの? まぁ取り敢えずオーッス!!」 グラトレ「あら? ゴルトレさんにゴルシさん? こんにちは奇遇ですね……それとつかぬ事をお聞きしますが此処は何処でしょうか?」 ゴルトレ「ええっ……迷子かよ……」 グラトレ「いえ、登山は予定通りですが何処に登り切ったかが分からないだけですよ?」 ゴルシ「いや、充分オカシイぜ?」 ゴルトレ「まぁ、良いか! むしろ観客が来て丁度良いくらいだ!!」 ゴルシ「そうだな! ヨッシャ! やっかトレーナー!!」 グラトレ「?」 ゴルトレ・ゴルシ「「グラトレェ! 目ん玉かっぽじってよ〜く見とけよ!!」」 ゴルトレ・ゴルシ「「アルプス1万尺、小槍の上でアルペン踊りを踊ってやるぜぇぇ!!!」」 次の日、槍ヶ岳の小槍にヤベェ奴が居るとSNSにその光景が上げられていた…… 完 ≫56二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 06 48 こんにちは!新人トレーナーです! 今日はフクトレさんに励まされたのでまだまだ頑張りますよ! 気合いを入れ直してスカウトを続けていると2人で並んで歩いているウマ娘を見かけました (うわぁ凄い……綺麗な黒髪と銀髪の美人さんが並んでて…こ、神々しさすら感じる…近寄り難い…って)あの黒髪の子はエイシンフラッシュ!?!?で、でもあの銀髪の子は見た事ないし…友達かなぁ…あっフラッシュさんがどっかに行っちゃった…話してみたかったな… ……いやまぁなんにせよ銀髪の子をスカウトしに行こう!今日こそ成功させるんだ! 57二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 07 08 「は、はじめまして!」 「おや、はじめまして…フラッシュではなく僕に用ですか?」 「あっそうなんです…私新人トレーナーでして…(名刺渡し)」 「へぇ…チラッありがとう…その…僕をスカウトですか?」 「は、はい!そうなんです!」 「なるほど…じゃあちょっと話そうか」 「ありがとうございます!」 「ふふっ、あの木陰のベンチがいいかな」 「分かりました!」 …あれ?もしかしてめちゃくちゃ順調?行けちゃうの私? その後軽い雑談をしました。お菓子が好きなんですと笑う顔が素敵です…そして10分後 「で、スカウトの件なのですが…」 き、きた! 「申し訳ありませんが今回は断らせて頂きたいかと…」 「………………わかりました…またご縁がありましたら…」 「はい、スカウト頑張って下さいね」 うぅ…いい感じかなと思ったのに…こればかりは仕方ありません… すごすごと撤退する私。フラッシュさんを見かけましたが少しだけ不機嫌…?なんでだろう… とりあえず今日はここまでかな…ピザでも食べに行こう… 明日は…明日こそは成功させてみせる! 58二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 07 42 「──トレーナーさん」 「おや、フラッシュ…どうしたんだい?」 「私の計算では先程の女性との会話は13分29秒ほど早く会話を終える事ができたと思います。何故あんなに長引かせたんですか?」 「はは、手厳しいなぁ……妬いちゃった?」 「……まさか分かった上で」 「たまには君の計画を狂わせてみたくて、チラッと見てるのは気付かれなかったみたいで良かったよ」 「っ、狡いですよ……それでも今日の夜の予定は崩しませんから。」 「あぁ…そこに関しては僕も抵抗しないよ」 何度この話をしても真っ赤になる顔を隠しながら、フラトレは微笑んだ 〜fin〜 ≫86二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 15 53 こんにちは!新人トレーナーです!今日は先輩方と山登りに来ています!ムムッ!早速キノコを発見です!幸先いいですね!こっちには山菜も有ります!大量です!アッ!アッチニモ ──────── タマトレ「復唱しろ」 新人ちゃん「はい...二度と素人判断でキノコを取りません」ドゲザー どうやら私が取ってきたものは全て毒キノコだったらしく....うっ...ぐすっ...ごめんなさい... さようなら先輩...でも私、先輩達の事忘れませんから!先輩たちの分まで生きてみせます! 死んでませんわよ こいつ反省してねぇぞ! 少しは反省しろ!アイアンクロー アイダダダワレチャウ!ザクロニナッチャウ 肉じゃないから避けて正解だったな... うまぴょいうまぴょい ≫99ガンギマリ頭スズトレ21/10/03(日) 22 21 22 「サイレンススズカさんの勝負服…ですか?」 「ああ。もうすぐハロウィンだけど今年はウマ娘の身体で迎えたし、せっかくだから参加してみようかと。」 そう話すのはスズトレさん。「異次元の逃亡者」の2つ名で知られるサイレンススズカさんのトレーナーです。 「それでコスプレ何にしよう、と考えたんだが…ほら、私の顔ってスズカに似てるじゃん。だからスズカの勝負服にしてみようって。」 「なるほど…確かにスズトレさん、髪色を除けばサイレンススズカさんと似ていますから似合うと思います。」 …ですが、なぜ妖怪やモンスターではなくサイレンススズカさんなのでしょう? 今日この頃の世間一般ではアニメや漫画の登場人物のようなコスプレをする方も多いです。 しかし、トレセン学園のハロウィンイベントでは妖怪やモンスターなど、ハロウィンらしいこの世ならざるもの達のコスプレが主流です。 …また情報聞きそびれてしまったのでしょうか? 「…頼めるか?」 「あ、もちろんです!頼ってくださってありがとうございます!!」 何はともあれ、私の趣味を頼ってもらえることはとても嬉しい。 快く承諾して、採寸の用意を始めます。 その最中でした。 「…んんーっ…」 …メジャーに微妙に手が届きません。最近結構な頻度で使用していたので、誰かがウッカリ手の届かないところに置いてしまったのかもしれません。 「すみませ…」 「はい、メジャー。」 「あ、ありがとうございます。」 私が頼むよりも前にスズトレさんはメジャーを取って私に渡してくれます。 100ンギマリ頭スズトレ21/10/03(日) 22 21 46 「こっちが頼んだんだからこれくらいは手伝わないと。それに、私くらいでもそこそこ苦労するのにロブトレがっつり縮んだもんなぁ…」 「そうですね…でも、私は苦とは思っていませんよ。あの子の…ロブロイのヒロインとして、彼女を支えてあげられますので。」 「…応援してる。」 「ありがとうございます。スズトレさんもサイレンススズカさんが無事復帰できるように願っています。」 「ああ、物語にあるような復帰レースにするさ。」 そう言葉を交わして、採寸を始めます。 そしてこの時のスズトレさんの言葉は現実となり、1ヶ月ほど後、歴史にさえ名を残す奇跡の物語/景色を私たちは目撃する事となります。 ≫149二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 50 42 ねぇ…聞こえる… (お前はだれだ) 聞こえてる?… (答えろ、誰だ) 貴方は…選ばれた… (何をだ) 貴方なら…きっと… (何を期待している?) 彼女を…救って… (彼女?…おい待て) 150二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 51 13 何もないはずの休日の朝、俺、いや私は鏡の前で立ち尽くしていた。 「夢じゃない…か…」 鏡に映るのは黒鹿毛のウマ娘、自己主張の激しい2つのものを持つ、スタイルのいい娘だった (とりあえず用意するか) 多発するこの現象に備えて買ってあるジャージを羽織る 幸いにして身長は数センチしか変わらなかったため視界に違和感はない (感覚をつかまないとな…) 不思議な現象が起こってるはずなのに俺の心は落ち着いていた まるで…そうなるように… ザザッ! (なんだこれは!?) 場面が切り替わる、画像のようなものが見える ザザッ! (止まったか…手がかりはこれだな) とりあえず切り替えて担当…キタに連絡をいれる 程なくしてキタが家についた。私はドアを開ける 「トレーナーさん!ウマ娘になったって……… さてキタは信じてくれるか ……貴方がトレーナーさんだよね」「そうだよ」 「…トレーナーさん!」 どうやら私は賭けにかったようだ。 151二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 52 12 さてトレセン学園に来た私達だが理事長らには既に一報を入れてある。ではなぜ来たのか、それは… 「3女神像…ここに手掛かりがあるはず…」 例の画像、頭の中を定期的にフラッシュバックするそれは、どれも三女神像が写っていた。 バリケードを踏み越え三女神像に近寄る、キタは不安そうな顔でこちらを見つめる。 安心させるためにそっと頭を撫でる 「落ち着いたか?」「うん!」 そして触れる、瞬間意識が消し飛ぶ (な…クソ…) 消えいく意識の中で近寄ってくるキタの声が聞こえた 152二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 53 11 (ここは…何処だ?) なにもない黒一色の空間 完全に闇に包まれた世界 いや…火のついたランプのようなものはあった。 とりあえず手に取り、考え込む。 (動くべきか………声がする…?) ねえ 「またか、もう一度聞くぞ、お前は誰だ。」 私は… … 「そうか…俺に何を求める?」 貴方は…このままだと消えてしまう 「おいおいいきなりだな。…何をすればいい」 簡単…この光に向かえばいい 「そうか、感謝する。……というとでも?お前…嘘つきだろ」 …なんで 「分かりやすいだろ、反応が。俺が今まで何してたと思ってる」 「簡単なんだよ、そのからくり。最初に呼びかけた声と今の声、トーンがわずかに違うの気づかなかったのか?」 ……… 「まあいい、さあ話してもらおうか」 だったら無理矢理にでも… 「ちょっと待ち給え、君の出番は終わりだ」 な…邪魔しないで! 「君のやり方にも飽きてきたんだ、彼は私がもらう」 チッ…田舎者風情がァァァ 「さて…邪魔者も消えたね。ゆっくり話をしよう」 「お前は誰だ?」 「うーん、愛の神様かな?」 「疑問形か?信頼できんな」 「ごめんね、ちょっと話を聞いてほしいんだ」 153二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 22 53 41 そこから彼女の長い話を聞いた。彼女の話は興味深いものだった。 三女神とウマ娘化、ウマソウルと因子 そしてその動機とでもいえるもの。 「なるほど…大分根深いんだな」 「ごめんね…私では駄目だった」 「構わないさ。その依頼、受けようじゃないか」 「…受けてくれるのかい」 「あぁそうだ。お前は嘘をついていない、違うか?」「…そうだね、ありがとう。信じてくれて」 「お礼に君には加護を授けよう、きっと君なら大丈夫」 「ありがたく受け取ろう。…後は任せてくれ」 「ここでの記憶は全部残るとは限らないよ」 「それでも、だ。それに… もう一度会いに来てやるさ、今度はキタもつれてな」 「さようなら」「ああ、さらばだ」 「トレーナーさん!」 瞬間眼が覚める、起き上がりキタを抱きしめる 泣きながら呼びかけるキタを強く抱きしめながら 私は改めて誓うのであった 「この騒動を終わらせる」 ≫164マルトレ掛かりインストール21/10/03(日) 23 13 45 「今日のレースも楽しかったわねぇ」 「流石にアマノガールと競り合いで加速しっぱなしで終盤のヘロヘロはどうかと思ったけど……まあ楽しかったんならヨシ!」 「そーそー、勝ったからセーフよ!」 祝勝会を学園でした後の帰り、いつものようにトレーナーちゃんを乗せて道を走っていた。 「まあマルゼンスキーがバテるくらい加速しっぱなしだったんだ後ろもマルゼンスキーとアマノガールが垂れるなんて思ってなかっ……うっ」 「トレーナーちゃん?」 「……大丈夫、ちょっと……久しぶりに車に酔ったかもしれない」 「あら、じゃぁ少し速度を落として……」 「っ大丈夫!早く着くに越したことはないからさ」 トレーナーちゃんは笑って否定するけど私は一応いつもよりゆっくりとゴーする事にした。でもだんだんトレーナーちゃんの息が荒くなってくる。なんとかトレーナーちゃんの家に到着すると、トレーナーちゃんは助手席で体を抱えて震えていた。 「大丈夫?トレーナーちゃん」 「だい……じょうぶ……」 「熱があるんじゃ……」 「っ触らないで……!」 シートベルトを外すのにもたついているトレーナーちゃんの額を触ろうとして、トレーナーちゃんに弾かれた。びっくりしたけれど、それ以上にトレーナーちゃんが泣きそうな顔をしている事の方が気になった。 「あっ……違っそんなつもりじゃ……!ごめん今日は変だからっ!あ、明日また明日……ばいばい……!」 165マルトレ掛かりインストール21/10/03(日) 23 13 57 逃げるように降りて、カバンを抱えてマンションに入っていくトレーナーちゃんを、私はタッちゃんを駐車して追いかけた。ちょうどトレーナーちゃんは玄関を開けて中に入ろうとしている。ドアが閉まる前に足を挟み込んで、驚くトレーナーちゃんを抱きしめた。ガチャン、とドアが閉まりオートロックがかかる。 「あ゛明日っ!明日って゛、い゛った゛!!」 「大丈夫、大丈夫よトレーナーちゃん。私達は、ルドルフちゃん風に言うなら一心同体一蓮托生。トレーナーちゃんの辛い事、私にもちょうだい?」 「………い゛やだっ……!」 トレーナーちゃんは、強情であった。抱きしめたトレーナーちゃんは汗を諾々と流しシャツやズボンに染みを作っている。蒸発したそれらの香りが私の嗅覚を刺激する。こちらまでクラクラしてきそう、どんな理屈かわからないけど、トレーナーちゃんは発情していた。 「やだ……マルゼンスキーでそんなことしたくない゛っ……!一人ならがまんできたかもしれないのに゛っ……な゛っなんでぇ……!」 「……ねえトレーナーちゃん。一人で我慢するのは辛いよね。だからお姉さんも一緒に我慢してあげる。大丈夫、大丈夫……」 トレーナーちゃんの向きを変えて正面から抱きしめ、腰のあたりを撫でる。 「ほら、一緒に我慢しましょう?きっと一晩もすれば落ち着くわよ、それまでお姉さんが一緒にいてあげる」 「……うん」 小刻みに震えるトレーナーちゃんを抱きかかえたまま椅子に座って、トレーナーちゃんを膝の上に抱いた。しばらくは大丈夫そうだったトレーナーちゃんだけれど、しばらくして私を掴む力が強くなった。トレーナーちゃんは、私のトレーナーであることの矜持の為頑張って耐えていた。どんなことがあっても、あなた以外がトレーナーであることなんて絶対にあり得ないのに。そんな健気さに、思わず悪戯をしてみたくなってしまった。背中をさすっていた手を下に落とし、尻尾の付け根をさする。 166マルトレ掛かりインストール21/10/03(日) 23 14 24 「………っ゛ぅぅ゛……!」 トレーナーちゃんが震えながら体を揺らした。私は悪戯心を抱いた自分の頭を叩きたくなった。 「トレーナーちゃん。少し楽になる方法があるの」 「……え?」 セーラー服をずらして、左肩を出す。 「噛んで?」 「だって……噛んだら痛いよ……」 「いいの。言ったでしょ。その辛さを一緒に、耐えましょう?」 「……………んぁ」 口が開き、私の顔の横を通る。ぎゅ、とトレーナーちゃんの口が、私の左肩にかぶりついた。息を荒くしながら、でも少し落ち着いてきたようだった。痛みはある。それ以上にそこからトレーナーちゃんと一つになったような高揚感がゾワゾワと全身に広がり産毛が立つような背徳感に包まれる。痛くて良かった。痛みがなければ、トレーナーちゃんを押し倒してしまっていたかもしれない。でもそれは、マルゼンスキーではない。 いつまでそうしていたかしら。真っ暗闇の部屋でトレーナーちゃんから力が抜けた。ようやく治ったのか疲れ切ってしまったのか、トレーナーちゃんは眠りに落ちていた。風邪をひかないように汗だくでびしょびしょの服を脱がせて服を着替えさせてベッドに横たえると、私も濡れてしまったソックスを脱いでトレーナーちゃんの傍で眠りについた。 「あら、ルドルフちゃんどうしたの?」 「あ……あぁマルゼンスキー……いやちょっと昨日の夜大変で……疲れが溜まってね」 ルドルフは見るからにげっそりとしていた。 「ふふ、ダメよ?エアグルーヴちゃんに心配かけちゃ」 「それに関しては万事問題なく仕事はしっかりと……」 ルドルフの目線の先、屈んで激マブなポーズをとるマルゼンスキーの服の端から噛み跡がチラリと見えていた。ルドルフは生唾を飲み込んだ。 「……マルゼンスキー、犬にでも噛まれたか?」 「え?……そうなのよー昨日ペットショップに遊びに行ったらわんちゃんに噛まれちゃったの」 「そ、そうだな」 ルドルフは深く追及しないことにした。 おしまい ≫174二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 23 21 36 トレセン学園のカフェテリアは学生・職員限定にも関わらず色々と盛況だ。 ありがたいことに昼食代の保障は学園が出してくれており、お蔭で俺達トレーナーはいい服や趣味に手をつけることができる。 業界によっては不況で大変という中、実にありがたいことである。 そんなありがたみを味わいつつ、この俺、ダイワスカーレットのトレーナーも毎昼カフェテリアで飯にありつくのだ。 スカーレットはクラスメートの子達と食べるので俺ひとりで。 ひとりで。 ひとりで!(涙目) 「あれ、ダストレさんひとり?」 「んっ……ブラトレさん?」 涙目になりながら日替わりランチをもそもそしていると、ことりごとりとふたつの音。 顔を上げてみれば、ナリタブライアンちゃんとそのトレーナーさんが、俺の前の席に食卓を広げていた。 「ヒ、ヒトリジャナイヨ」 「そうだよな! 俺達いるもんなー!」 「ソウダヨ、フタリガイルモン、ヒトリジャナイヨ」 「……そういうことにしておいてやるから、ぐずるな」 うう、優しさとエビチリが目に染みる……。 スカーレットから貰ったハンカチで涙……もとい汗を拭い、俺は改めてふたりと向き合う。 三冠ウマ娘、ナリタブライアンとそのトレーナーさん。 比較的早い段階でウマ娘化したトレーナーさんでもあり、チーム〈ブラックヴォルフ〉の運営もしている。 正直、トゥインクル・シリーズを経たトレーナーの中では一番正当な出世の仕方をしてるんじゃなかろうか。 (俺はスカーレットの専属トレーナーとしてやっていくつもりなので、そんなに出世は意識していない) 175二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 23 22 00 「ダストレさん、いっつも日替わり食ってるよなー」 「エビチリにスープに、にんじんサラダ……肉は食べないのか?」 「ううん、なんでも食べるよ。 いつも日替わりなのは……毎日変わると、あ、飽きないし?」 本当はこだわりがないだけです、すみません……。 目の前にどかりと置かれたステーキセット二人前を見ると、流石にそう思わざるを得ない。 ウマ娘になってもそこそこ食べれて、精々にんじんがちょっと美味しくなったくらいの俺なので 相変わらず惰性で日替わりランチを選んでいるのだ。 へーそーなのかー、と納得してくれるブラトレさんに、ちょっと罪悪感を感じる。 「なら、野菜も好きだな?」 「ん? まあ、人並みにね」 「じゃあ、やる」 「あーっ、こら、ブライアン!」 突如プレートが浮かび上がり、俺のランチにどざざーっと、ブライアンちゃんの付け合せ野菜が乗っかった。 ドレッシングとデミグラスソースが絡まって、ヘンな色をしている。絡めて食べる。うん、おいしい。 「ちゃんと、野菜、食べなさい!」 「もらったのはあいつだ。見ろ、美味そうに食ってる」 「スンマセン、こいつ口実できるといつもこうで……!」 「んー、大丈夫大丈夫。意外といけますよコレ」 「え、マジ? ……ホントだ、意外とイケるわ」 ホント意外とイケる。常食はしたくはないけど。 176二次元好きの匿名さん21/10/03(日) 23 22 27 意外とイケる、意外とイケると言いながら、俺達はこりこりと焼きにんじんをかじっていく。 ブラトレさんが、ブライアンちゃんに肉汁のかかってよく焼けているにんじんを差し出すと、彼女はむっとした後、おずおずと口を差し出して。 「……まあ、悪くはないが」 と、満更でもなさそうに言った。 によによと眺める俺達の頭を、ブライアンちゃんは照れ臭そうに掴んで揺らす。 「聞きました? 悪くないですってよ? いやぁ~頑張って野菜を食べさせた甲斐がありましたよぉ~」 「いやー妬けちゃうなあ妬けちゃうなあ。 ブライアンちゃん、ブラトレさんにあーんしてもらうの嬉しかったんじゃないですか」 「えーっ! そうかなー!? いやーぁ、そうかもなー、ブライアンそういうとこあるかr」 「おい」 「「はい……野菜食べられてえらいですブライアンしゃん……」」 ぷらんと足が浮かび上がったところで、SHADOW BREAKだけはご勘弁をと懇願しつつ俺達の食卓は終わった。 後日意外と美味しかったよとスカーレットに教えると、翌日きちんとしたお弁当を作ってくれた。 嬉しかったので写メってブラトレさんに自慢したらスカーレットに怒られた。どうして。 うまぴょいうまぴょい 作者コメント:ブラトレさんをお借りしました。 関東と関西における「アホ」の度合いが違うのでちゃんと描写できたかやや心配ですわ。 ブラトレさんを書くならやっぱブライアンさんといっしょに書かなきゃいけない気がしましたわ。 ダストレはノリに合わせてノッちゃうとこがあるので(配点:クリークシナリオの観客達) アホなノリもついてっちゃうのが強みですわね。 ちなみに苦手なものは ぼっち と無視ですわ。しょっちゅうですわね! 以上。たのしかったですわ! たのしかったですわ! ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part135【TSトレ】 ≫14タマトレ第2話 1/221/10/03(日) 23 39 26 うちのトレーナーがウマ娘になった次の日。うちとトレーナーは朝もはよから理事長室に呼び出された。トレーナーがウマ娘化しとる他のウマ娘に聞いてもそんなことはなかったらしいで。何かしたんかうちら。 ノックの音に、ドアの向こうから返事。トレーナーは恭しく「失礼します」と言って入る。こういうところはきちんとしとるんやがなぁ。 ありがちな挨拶と社交辞令もそこそこに、いかにも本題に入りますよーって感じの顔をたづなさんがする。 「実は、タマモクロスさんが、サマードリームトロフィーの出走メンバーに選ばれたんです」 「ほ、ほんとですか!?」「ほんまかいな!?」 サマードリームトロフィー。トゥインクルシリーズとは別のシリーズ、ドリームシリーズにある年二回のメインレースの一つ。出走条件は公開されとらんけど、ほんまもんの実力と、それに時の運っちゅーもんが無いといかんってことだけは皆の共通認識や。 そんな大層なカップに、うちが。来るとこまで来たっちゅー感覚で、全身がちょびっとわななく。 ただ、少したづなさんは不安げな顔をしよる。 「しかしその……、トレーナーさんがウマ娘化した、そんな大変な時期にこれ以上負担を増やすのはいかがなものか、という議論もあって……もちろん最終的にはトレーナーさんの判断に任されますが……」 確かに。たづなさんの、というより上の人たちの心配も最もやな。これで下手に動かしてあきまへんでしたーでレース中醜態さらされてもかなわんしな。特にうちのトレーナーなんかはウマ娘になった翌日にこの知らせや。 「出ます」 でも、そこはうちのトレーナーやねんな。 「タマの、次いつ出られるかわからない大舞台なんです。だったら、私はどんな状況だろうと乗り越えてみせます」 たづなさんは驚く素振りも見せずにニコニコしとる。まあ、こいつなら、いやドリームシリーズに選ばれるぐらいのウマ娘のトレーナーならこう答えてナンボってことやろな。 「わかりました。こちらでも精一杯サポートさせていただきます。困ったことがあったら、遠慮せずに学園に連絡してください」 15タマトレ第2話 2/221/10/03(日) 23 40 00 「では、こちらが現在出走が決定しているメンバーです。と、言ってもタマモクロスさんを最後にほぼ確定です。……本当は昨日通達がある予定だったのですが」 まあ流石にウマ娘になった当日に知らせるってわけにはいかんわな。そう思いながら前に出された用紙を見てみる。東京11R芝2000m左。書かれとるのはそりゃもうビッグネームばかり。でも、うちの、いやうちらの目線は一気に二カ所に吸い寄せられた。 オグリキャップ、スーパークリーク。 成程な。トゥインクルシリーズで オグリキャップを下して秋の楯を勝ち取ったうちとスーパークリーク。そのリベンジに燃える“芦毛の怪物”。そんな構図かいな。 知らず知らずのうちに唇を舐める。トレーナーの喉が鳴る。他の面子には失礼やけど、この瞬間うちらのターゲットは決まったようなもんや。 「……ふふ、やる気十分、ですね。それでは良いレースを期待しています」 理事長室から出て、キッチリした空気から解放されたうちらは二人揃って一息つく。 「うし!あんだけ大見得切ったんだ!頑張ろうな!」 「せやな。けど、ちょーっと言葉が足りひんかったんとちゃうん?」 「え?」 「どんな状況だろうと、“うちと”乗り越えなきゃあかんやろ?」 「……そうだな!」 トレーナーが笑う。うちも歯ぁ見せて笑ってやる。けど、見逃さんで。ちょっと思い詰めた目をしよってからに。無理もないけどな。いきなりウマ娘になって右も左も分からん状況で、こんな大舞台や。昔こってり絞られた影響なんかは知らんけど、ちょっと痩せ我慢しすぎてまう嫌いがあるねんな。でも一緒にトゥインクルシリーズを走り切った仲や。昔上手くいかなかった分、うちがええとこみせたるで。 決意も込めて胸のあたりを裏拳で軽く叩いてやる。あんま身長差も変わってへんからそこらへんは楽やな。 ……ん?なんや。なんか足りんな。いや胸の大きさやないで。感触が予想してたんとちゃうねん。 「ト、トレーナー。あんたまさか……」 「ん、ああ。だってムズムズするし。ノーブラだぞ」 「言わんでええねん!!こないな場所で!!!そないな大きな声で!!!!」 こいつ……よりにもよって理事長室行くって時にそんな恰好やったんか!? 決めた。うちが面倒見倒してやる。 何処に出しても恥ずかしくないウマ娘に、絶対したる! ≫https //bbs.animanch.com/board/81615/?res=29 https //bbs.animanch.com/board/81615/?res=30 ≫https //bbs.animanch.com/board/81615/?res=35 https //bbs.animanch.com/board/81615/?res=36 ≫39掛かりクリトレ(1/2)21/10/04(月) 00 14 00 その日は朝からずっと、熱に浮かされたように意識がふわふわしていた。 何度も体温を測るも、結果はいずれも平熱。幸いレースは終わっていたので、 念のため病院での検査の後(どこにも問題は見つからず)、遠征先のホテルで休養することとなったのだった。 「ごめんね、クリーク。レース後で疲れてるだろうに、身の回りのお世話までさせちゃって」 「気にしないでください~。私が好きでしていることですから」 そう言って微笑むクリークを見ていると、不思議と落ち着くような、かえってドキドキするような。 それが何だかいたたまれなくて必死に目をつぶっていると、手に柔らかな感触を覚えた。 「ひゃぅっ」 「あ……ごめんなさい、驚かせちゃいましたか。なんだか辛そうだったから……つい」 見ると僕を心配してくれたのだろう、クリークが手を握ってくれている。 それが無性に嬉しくて、同時に心配させてしまったことが申し訳なくて。 ……それだけじゃない。握られた手が、なんだかとても、あたたかい。 「ううん……ありがとう、クリーク。とっても嬉しいよ。……よければ、もう少し」 「は~い。分かりました。これくらいお安い御用です~!」 40掛かりクリトレ(2/2)21/10/04(月) 00 14 29 しばらくクリークに手を握ってもらうと、少しずつ手に感じていたあたたかさが薄れてきた。 そして同時に、耐えがたいほどの衝動が熱となって身の内に湧き上がる。 そしてそれは丁度、へそのあたりに溜まって、意識を侵食してくる。 ……お腹に触れて、撫でてほしい。クリークの、その手で。 「あら……私の手で、トレーナーさんのお腹を?」 声に出てしまっていたらしい。羞恥と申し訳なさでいっぱいになる。 「ごめん、変なこと言っちゃった……忘れて」 「いいえ、いいんです。辛いなら、無理も遠慮もせずに、た~くさん甘えていいんですよ~」 そして、クリークのシルクのような、柔らかな手が私のお腹に触れて── クリークの触れた所全部が熱くてたまらない。──思わず、声が漏れる。 じぶんが、なにを言っているのかわからない。──クリークを呼ぶ声に、無意識に熱が籠る。 クリークにもっと触って欲しくてしかたない。──知らず、声が艶めく。 あたまが、ぼうっとしてなにも考えられない。──クリークを呼ぶ度に、お腹が切なく疼く。 「クリークぅ……もう、わかんない、よぉ……おなか、あついぃ……っ」 「クリーク、おねがい、クリーク、おなか、に、ちゅう、って、してぇ」 クリークが、優しく微笑んで頷く。 クリークが、顔を僕のお腹に近づける。 クリークが、そっと僕のお腹に口づけをする。 ──刹那。僕の意識は、何かがはじけるような感覚と共に失われた。 (了) ≫1281/421/10/04(月) 01 14 00 俺達は平素体育教師ではあるが、同時にステージ関係者であることも忘れてはならない。 トゥインクルシリーズは誰がセンターに立つかわからないアイドルコンサート。 それ即ち、とてもビッグな箱推しアイドル興行に等しい。 そこにはとても大きな金と利権が渦巻いているのだ……あ、これオフレコでね。カッコつけたかっただけなの。 ともあれ俺こと、ダイワスカーレットのトレーナーも レース後のライブではパンツスーツに足袋という装いで舞台裏に控えている。 (ローファーだと音が出るし、パンツスーツの方が機材に引っ掛けないからね。足袋は客前に出る時、楽屋でローファーに履き替えるよ!) 胸に飾ったトレーナーバッジを見ると舞台のスタッフさんがお辞儀してくれるのだ。 ふふん、VIP気分……にはなれず、こっちもぺこぺこしている。大物にはなれそうにない。 「ふふん。ダストレさん、こういう時はどっしり構えてないと」 「いや~……スカーレットにも言われてるんですけどね。やっぱり気が引けて」 そう言ってちょっとセンスの古いドットサングラスをかけてふんぞり返っているのは、マルゼンスキーちゃんのトレーナーさんだ。 小さい体躯に反した堂々たるその姿勢はたしかに見習ってもいいのかもしれない。 けど……。 「後、そのグラサンつけて待ってるのは、絶対スカーレットに怒られるから……」 「チョベリグでしょ?」 「俺がチョベリグでも、スカーレットにはチョベリバなんですよぉ」 そのサングラスをいっしょにかけようと提案するのはどうかと思うよ俺。 いや、目立ちそうだし かけるけど。 1302/421/10/04(月) 01 14 30 「スカーレットちゃん、ダンスパーペキだねぇ」 「マルゼンちゃんも完璧じゃないですか」 「まあ、センターの練習は流石にね」 逆にセンター(一着)以外には眼中にないってか。内心で臍を噛む。 おっといかん、僻みはよくない。少し、レースの考察をしよう。 今回のレースは逃げウマの熾烈なデッドヒート・サマーレースだった。 序盤中盤はこちらの優勢。最終的に勝敗を決めたのは勝負服の排気・排熱量だろうか? ラストの直線、スカーレットのきちんと留めた勝負服(特にこう……胸の、袋が)が膨れ上がったように感じたのだ。 エアバッグと化した胸部が風を受け止め、そこでマルゼンちゃんに抜かれてしまった。 姿勢制御と胸下を少し絞る、あるいは……。 「やはり水着衣装……」 「ん、なんか言った?」 「いや、聞いたとしても聞かなかったことにしておいてください」 邪念を振り払い、ちらとマルトレさんを見つめる。 いつもはまるでマルゼンちゃんの妹さんみたいないきものだけど、切れ長の瞳は真っ直ぐマルゼンちゃんを見つめている。 飲み会でふわふわしながら時折泣き叫ぶ謎の幼女みたいなイメージが強いが (というかしょっちゅう泣きじゃくってるのを介抱するのでそのイメージしかないです先輩) この人はレース観がちょっと特殊……というか、マルゼンスキーちゃんが楽しめるかどうかで尺度を図っている気がする。 その上でマルゼンスキーちゃんが勝つことを当然のように捉えている。マルゼンちゃん至上主義ってところか。 マルゼンちゃんにとっては疑いようもなく良いことではあるが、俺好みかどうかはちょっとビミョ~なところだ。 俺はスカーレットの一番のトレーナーで、スカーレットは一番を目指すウマ娘だからね。 1313/421/10/04(月) 01 15 04 「「「「かんぱ~い!」」」」 まあ隔意は打上会で消えるんだなあこれが! レース明けの焼き肉は最高だぜってもんで、俺達はちょい高めの焼肉屋に御厄介になっている。 スカーレットはあまり焼肉慣れてないので、俺の方で手早く注文を済ませてしまう。 こういう時の手際はスカーレットによく褒められるのだ。えへへん。 「ダストレちゃん、飲まなくていいの? 送ってってあげるのにぃ」 「いやー、明日仕事で車使うんですよ。だから持って帰んないと」 ウソである。 スカーレットの目が「絶対呑むなよ」と言っているのだ。 これは俺の醜態というより(そもそもそんな悪酔いしない)、マルゼンちゃんの運転の……芸術ぶりを警戒してだろう。 代車サービスが使えるからこの言い訳は無意味なのだが、マルゼンちゃんは退いてくれるようだ。オトナである。 「うぃ……ヒックッ。おしゃけおいしーね、まるぜんしゅきー……」 「そう? よかったわぁ美味しくて」 「んー……」 マルゼンちゃんにしなだれかかるマルトレさんはマジで幼女だ。 あれ、150あったよな? 130くらいになってね? とスカーレットに目配せすると バカねトレーナー、マルゼンスキーさんの包容力なら当たり前よ……という目線が帰ってきた。 なるほどなぁ。 1324/421/10/04(月) 01 16 03 「ん"ぅ……っぁ"、んふ……」 「……あらやだ、トレーナーちゃん寝ちゃったわ」 「あー、じゃあお開きにしますか。立て替えときますんで」 「そう? じゃあお言葉に甘えちゃうわ♪」 そう言うマルゼンちゃんは、はらりとまろびでたマルトレさんのおなか……より、ちょっと下を見た後、マルトレさんに自分の左手の薬指を咥えさせる。 なんだか扇情的な光景に見えたのでスカーレットに見せないよう、ドットサングラスを掛けさせた。 何故か俺の顔に掛け戻された。どうして。 うまぴょいうまぴょい 作者コメント:マルトレさんをお借りしました。 なんだかマルトレさんがえっちな幼女みたいになってしまって不安ですわね。 今回はマルトレさんと普通のトレーナーの意識の差について触れましたわね。 大概のことは笑って許すダストレも、担当が負ければ悔しいのですわ。 (焼肉屋で黒いアレが出て悲鳴上げさせたかったのですけれど よくよく考えると女の子と行く焼肉屋で その衛生意識の店選ぶのはナシでしたわ) このシリーズはモブみてえなパッとしねえやつの視点から 他キャラの日常部分に視点を置いてみよう、って感じで続けていますわ もし作成に御協力頂けるなら、御自身のトレーナーさんのwikiページに 【二人称】(知り合い:◯◯さん、友達:◯◯など) とかの項目を設けて戴くとバチクソに楽になって助かりますわ! 以上、どうかよろしくおねがいしますわ! たのしかったですわ! たのしかったですわ! ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/ucchy/pages/76.html
#blognavi こんにちは。どうみてもうっちぃ☆ですか? 横から見たらうっちぃ☆ですか?座ってみたらうっちぃ☆ですか? パクってるんじゃない。リスペクトなんだ。と言ってみる。 しらんがな(´・ω・`) さて、(弱すぎて)傭兵廃業中のうっちぃ☆ですが、 超掘ったり、 黒板消し投げたり 出席簿投げたりしてました。 ↑フラに黒板消し投げるところをSSに収めたら、 なんかフラがヤバいことになってた。 肉がハジケ飛んでr(略 あと暇だから(ぇ おはぎにゴミ詰め込んで遊んでましたw そんなかんじで満足のうっちぃ☆でしたノシ オマージュで始まりオマージュで終わる。 えっ?しらんがな(´・ω・`) PS. あのときは2時間掘って1個だったのに、 30分掘って6個とか。。。 いまさらそりゃないよ。。。orz あと、リンクにルカリさんのどう見ても日記ですか?を追加しました。 今更デスカ?しらんがな(´・ω・`) カテゴリ [Trickster] - trackback() - 2006年03月13日 05 30 33 私が写ってるw -- ミデム (2006-03-14 13 37 22) あはは。おかげさまでいいショットが取れました!b w -- うっちぃ☆ (2006-03-15 04 41 41) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/5320.html
「完成!ルパンカイザー!」 【名前】 ルパンカイザー 【読み方】 るぱんかいざー 【登場作品】 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 【初登場話】 ♯2「国際警察、追跡せよ」 【分類】 巨大ロボ/快盗ロボ 【スーツアクター】 日下秀昭 【合体コード】 「快盗ガッタイム!」 【出力】 1000万馬力 【構成マシン】 レッドダイヤルファイター(頭部)ブルーダイヤルファイター(右腕部分)イエローダイヤルファイター(左腕部分)グッドストライカー(胸部、下半身) 【派生】 ルパンカイザーサイクロンルパンカイザーナイトルパンカイザーハンマーナイトルパンカイザーサイクロンナイトルパンカイザートレインズルパンカイザーマジックルパンカイザースプラッシュマジックサイレンルパンカイザービクトリールパンカイザー変則ビクトリールパンカイザー 【必殺技】 グッドストライカー連射 倒れちまえショット 【テーマソング】 快盗ガッタイム ルパンカイザー 【詳細】 3機のダイヤルファイターとグッドストライカー(ダイヤルファイターモード)が合体した快盗ロボ。 ルパンレンジャーが操縦する巨大戦力。 戦隊ロボのデザインとしては珍しく眼の部分には瞳がある。 グッドストライカーがロボ状に変形し、3機のダイヤルファイターは上部にあるダイヤルを回しながら変形していき、 右腕、左腕、頭部の順に3機のダイヤルファイターの合体が行われる。 ダイヤルファイターにあった操縦席は変形、ロボの合体と同時に頭部の部分まで移動、3つの操縦席の中央から快盗風の衣装を纏ったマスコットキャラの「グッティの端末」が現れる。 その後、変形しているレッドダイヤルファイターの上部のダイヤルが回りながら、 ルパンカイザーの顔となる部分が頭部正面にセットされることで合体は完了となる(その際は一瞬だけ操縦席が露出している)。 ジェット機並の飛行速度を有するスピードに優れた巨大ロボ。 激しい空中戦が得意で右腕のガトリング砲で標的を蜂の巣にし、左腕のバズソーを投げて標的を斬り裂く攻撃を得意とする。 合体しているVSビークルは状況に応じ他のビークルを「カエマショータイム!」することで、様々な派生形態に合体することが可能。 頭部パーツそのものも別のビークルに切り替わる合体形態も多いが、その場合でも名称は「○○ルパンカイザー」と称される。 必殺技は巨大なオーラ状に出現したVSチェンジャーで標的を容赦なく撃ちまくる「グッドストライカー連射 倒れちまえショット」。 【余談】 ルパンカイザーとパトカイザーはコアが同一で合体するビークルが別戦力という極めて異例なパターン。 なお、このルパンカイザーを始めとするルパンレンジャーの巨大戦力は、警察ロボの場合と異なり「ロボ名と必殺技をグッティの端末が叫ぶ」。
https://w.atwiki.jp/actking/pages/20.html
そうだ。それでこそ配信は面白く成る。 そう、配信。ksgを実況するという壮大な配信。貴様ら如き次世代機しか持たぬ青二才には分からんだろうがな。 wikiとは白紙<キャンバス> その白紙に、我々大人でも子供でも思いのままに絵図を描く。 絵の具も豊富だ。名言、誤読、ゲームの歴史。 全てはksgスレのカスタムメイド。その恍惚と高揚感。 臨場感を凌駕してリアルに於いて反映実現される、有質量の全ての結果。 巷に蔓延る"エイプリルフール"なぞ及びも付かぬ、この世で最も高尚な育成ゲームだと思わんか? 弄りたい物好きな人はてきとうにいじってやってください。 【不審者情報】 只今ksgスレに天使が居ます。 犯人はskmz主と名乗っており、「ヒヒヒ・・・コレで貴様の家はーっ!」と避難所民に対して HOUKA予告とも取れるメッセージを発しています。 犯人は高笑いを持ち、主に変態発言が得意で、「う、うおお!は、入ってくるううううう!」と 意味不明な発言を繰り返しています。 とにかく遠くまで逃げて下さい。もし遭遇してしまった場合はベホイミを彼にあげて下さい。 33271←このポート番号にピンと来たら110bアッー! あ行 +... あ +... 愛と勇気と柏餅 アインハンダー アクトレイザー2 悪魔城ドラキュラ 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲 悪魔城ドラキュラXX 悪魔城ドラキュラ黙示録 アコンカグア アトランチスの謎 あやかし忍伝くの一番 アラジン アルカノイド アルゴスの戦士 アレックスの妄想 アンシャントロマン R-TYPE3 RPGツクール2 I wanna be the guy!! An Untitled Story い +... いちごマン いちろ少年忌憚 今の風を感じて インゴット79 う +... ヴァルキリープロファイル ウイニングポスト ウェルカムハウス 欝夫の恋 鰻 Wizardry Wizardry2 Wizardry3 Wizardry外伝3 Wizardry5 Wizardry7 Wizardry DIMGUIL Wars え +... エスパードリーム2 エナジャイズド平成21年 エリア88 エルメアの空 EDOの牙 Evils World F91 Lの季節 ERROR お +... オーバーブラッド 桜国ガイスト 彷魔が刻 大仁田厚FMW オズの魔法使い Ocean Voice
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/222.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart546~550)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part546【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part547【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part548【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part549【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part550【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part546【TSトレ】 ≫28二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 15 11 41 「あ、お兄ちゃ……」 「お兄ちゃん……? あははっ、お姉ちゃん何を言ってるの?」 「…………お兄ちゃん?」 「確かに昔っからからかわれてばかりだけど、流石に私でも……あれ、お姉ちゃん? お姉ちゃーん?」 「え…………?」 ≫52二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 15 49 53 『言語学者ではございませんので』 「そういや最近グラトレさんとかスズトレとかとの間で話題になってたんだけど、口調の変化の話があったんだよ。俺は特に何かあったわけじゃないからなんとも言えなかったんだよな……」 「ブラトレさんは本当にお変わりないですね」 「バントレはどうなんだ?」 「私も何とも……ああ、でも一つだけ」 「なんかあったっけ……?」 「外国語が今一しっくりこなくなってしまって……なるべく日本語で喋りたくなるんですよ」 「謎な影響だな……まあ元から日本語表現バリバリだったけども」 「トレセン学園みたいな固有名称だったりするといいんですけどねえ、あそこの自動音盤演奏機とか」 「ジュークボックスな」 「まあそんな感じです、意識すれば問題ないんですけどね。さぁくる、じゅうくぼっくす、しょっぷ、ぷうる、ほら」 「なんか……なんか平仮名めいた発音……」 「それを考えると日本語……日本語……?といった事になる和製英語は曲者ですね。多分こちらも平仮名になってしまうと思います」 「日常生活には一切問題ないんだがなあ」 「カレーみたいな料理なら自然に言えるんですけどねえ。これは固有名詞扱いなんでしょうか」 「マジで選定基準なんなの?」 「私の内面が何かわからない限りはなんとも言えませんね……」 「……意識せずにプロレスラーのマスクマンって言ってみてくれ」 「西洋相撲の仮面男?」 「うーん、やっぱ英語の方がわかりやすいな!」 「それはそうでしょうね、そのものを指し示すのに最適化された言語というのはありますから」 「でもワンチャン外国語の和訳をすぐにチェックできる特技に……いや、なるかこれ……?」 「すぐに出てこない場合そのまま平仮名表記になってしまうでしょうね……」 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part547【TSトレ】 ≫95二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22 04 33 ───とあるトレーナー室で 「あったかいですね…誘ってくれてありがとうございますキタトレさん。」 「気にしないでいいのよ?仕事を手伝ってくれたお礼みたいなものだからね。」 …そう話すのはキタトレとクリトレ(小)、先程まで外での活動を行っていた二人は、暖かいキタトレのトレーナー室で温まっていた。 「…所で、クリトレも手袋にメンコ、マフラーって結構な厚着よね。今日は氷点下だしやっぱり寒いかしら?」 …寒い日にもかかわらず、周りよりは薄着で活発に動き回っては毎日のように誰かの湯たんぽにされる、冬の日のトレセン名物にでもなってそうなサトトレのことを思い出しながらキタトレは問いかけた。 「えっと、ウマ娘になってから寒さには強くなりましたけど、それでも…」 「まあそうでしょうね…。ウマ娘は基礎代謝が高いから寒さには強いけれど、氷点下でいつもどおりってのも無理な話よね。」 「…あれ、キタトレさんはメンコってつけないんですか?耳元って結構冷えると思いますけど…」「あー、私はメンコはあまりつけないわね。冬用のモフモフしたやつだと耳がこすれて気になるのよ…」 (あまり集中しにくくなるから少し嫌なのよね…) 「もしかして耳が敏感なんですか?」 「そうね、触られるのは苦手かしら。」 「へぇ〜」 …クリトレは、それを聞いてからソファの隣に座るキタトレの耳をまじまじと見つめる。 ふと湧き出た悪戯心に誘われて、そっとキタトレの耳に指を当てた途端、キタトレは体をピクリと跳ねさせた。 「ちょっと…!?……クリトレ?」 「あっ!?ごめんなさい…」 慌てて謝るクリトレに、キタトレは息を一つ吐くと優しく語りかけた。 「…ふう、別にいいわよ。大方、言われたから気になったのでしょう?」 「はい…」 「気になったのなら仕方ないのだけど、そうね…」 …キタトレはクリトレを引き寄せると、密着させた状態で後ろから抱き締めるような姿勢に変える。 「…代わりに暫くこうさせてもらおうかしら。人肌は暖かいと言うでしょう?」 「…は〜い」 クリトレはされるがままに、キタトレも微笑むと二人で暫くぬくぬくとしていたのだった。 …その後、様子を見に来たクリトレ(眼鏡)に勘違いされかかったのを、二人で慌てて解く羽目になったのは別の話。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part548【TSトレ】 ≫93二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00 18 55 『ブラトレの普段着の話』 「そういえば先生、あの服っていつの間に用意したんです?」 「あの服、というと中華服のことですか」 「そうそう、やたらと強者感溢れるやつ」 「そのようなつもりで着ている訳ではないのですがね。最近ですね。中華服なのは単純に動きやすいからというのもあります」 「あー、動きやすい服のほうがいろいろと楽ですからねえ」 「……ブラトレさん、もしやそれもあって学園ではジャージで過ごしているんですか?」 「まあ、半分ほどは。もう半分は単純に併走トレーニングがほぼ毎日あるからですね。四六時中チームメンバー全員と同時に走るわけでもないんですが、大体毎日適度に走りこんでますので」 「なるほど、それならば納得ですね」 「それ以外だと……そうそう、ブライアンは意外とそういう動きやすい服装についての知識が多いんですよ。このスーツも普通のパンツスーツの類なんですが、何なら普通に走れるくらいにゆるめに作ってあります」 「ああ、普段走って通勤しているというのもそれで?」 「そうですねえ……まあこれスーツっていうかスラックスっていうか……まあある程度フォーマルなのでセーフということで」 「セーフですか?」 「知り合いの乙名氏記者からもセーフって言われたのでセーフです。あんまり適当な格好だとすっぱ抜かれたりはしないけど笑われたりツッコミ食らったりするんでまあ」 「普段から気を付けておくべきことではありますからね。5点加点しておきましょう」 「やったー。そういえば今加点されるとどうなるんですかね」 「ポイントカードを差し上げます(カキカキ)。100点貯まると美味しい料亭にご招待」 「わーい。……今そんないっぱい食べるようなところでホイホイ外食して大丈夫なんですか」 「……ちょっと悲しくなったので5点マイナスします(ケシケシ)」 「ウワーッ!」 ≫134マルトレの誕生日21/12/12(日) 08 11 48 「トレーナーちゃん、お誕生日おめでとう!」 マルゼンスキーがマルトレの家へやってきて開口一番薔薇の花束を差し出しそれに勝る笑顔でマルトレの誕生日を祝った。 「ありがとうマルゼンスキー」 花束を受け取ってマルトレは笑顔を浮かべた。そういえば男の頃もマルゼンスキーから花束をもらっていたな、と懐かしい気持ちになる。 「おやや〜? 君あまり嬉しそうじゃ無いわね〜」 「喜んでるよ?」 マルゼンスキーが悪戯っ気を出した声でマルトレを茶化す。別に彼女はマルトレが本当に喜んでいないなどとは思っていない。マルゼンスキーのお祝いに喜んでいるけれど、誕生日自体には特に喜んでいないことを少しからかっただけだ。これはジュニア級の頃からそうである。「子供の頃は嬉しかったけど今となってはなね。祝ってもらえるのは当然嬉しいよ」は当時のマルトレの言葉だ。 そしてクラシック級の頃はそれどころではなかったのもありお祝いできなかったのがマルゼンスキーの心残りであった。 「そうだ、トレーナーちゃん、せっかくの誕生日、お姉さんにお願いしたいことないかしら? 君のお願いだったらなんでも聞いちゃうわよ〜Foo!」 パチパチと豪華賞品とでも言いたげに拍手をしてマルゼンスキーが場を盛り上げる動作をした。 「とりあえず朝ごはんできてるから座って待ってて」 「ごはんに感謝感激雨あられ⭐︎」 玄関先でやってたのをとりあえず中に入る。 「……なんでもかぁ〜」 「ええ"なんでも"よ! チョベリバなやっちゃいけナイナイな事はメッだけれどもね!」 受け取った薔薇の花束に顔を寄せて香りをひと嗅ぎ楽しんで、リビングに行って、バケツに水を溜めて花の端を水の中で切り花瓶に活ける。そうして二人で朝食を食べながらマルトレは考え込んだ。その様子をマルゼンスキーはニコニコしながら見つめている。 マルトレは考えた。何か欲しいもの。欲しいもの。特に無かった。マルゼンスキーから既にたくさんのものを貰っている。正直そこにマルゼンスキーが居るだけでもう満たされていた。じゃあテレビ台の下のしめ縄に封印されながら邪気を発してる気がするホラーゲーム引き取ってもらおうかなと一瞬思ったがそれはなんか別問題なので頭を振った。 135マルトレの誕生日21/12/12(日) 08 12 27 そうしてしばらくして頭に電球が浮かんだようにマルトレがいいことを思いついた顔をした。 「そうだ、ケーキ買いに行って一緒に食べよう」 「それで良いの?」 「いいとも。マルゼンスキーと一緒に誕生日ケーキ食べられるなんてトレセンのウマ娘が羨むぞ」 「君がそれでいいなら、今日はざーぎんにブットビ繰り出してコージコーナーしちゃうわよ!」 「ケーキが破綻しない運転してね?」 その夜食べたウマ娘化して初めての誕生日ケーキは、とてもとても甘くて美味しかった。 ≫143二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 08 41 44 「…しかし、ここの和菓子はやはり美味しいですね」 「ええ、私もそう思いますわ。」 「ボクもそうかなぁ〜。」 …何処かの和菓子屋で、茶を飲みながら話し合うのは珍しくスーツ姿のウラトレといつも通りのキタトレ、和装のイナリトレ(痣)だった。 と言っても、示し合わせた訳でもなんでもなくたまたま和菓子屋で三人とも会っただけという顛末だが。 「…こう言うのもなんだけど、統一感のない服装ね私達。ウララトレさんも珍しきスーツ姿、イナリトレは和装かしら。」 「ふふ、気にするのも野暮な話ですよキタトレさん。…所で、イナリトレさんはこの和菓子屋ではどれがお好きで?」 「ん〜、ボクはこの栗羊羹かなぁ〜。中に入ってる栗の食感がいいんだよねぇ」 そう言いながらも器用に仮面をずらして食べるイナリトレ。その素顔は見えない。 「…相変わらず、イナリトレさんは仮面のままで器用に食べるのですね」 「…慣れてますから〜」 「でも、ちらりと見えた口元はとても綺麗ですね」 …イナリトレの顔をまじまじと眺め、ウララトレはそう呟く。 「…へぁ!?」 「私も思いますわ。」 …畳み掛けるようにキタトレにも褒められたイナリトレは、凄く取り乱し始めた。 「え、はぇ…?うぁ…」 「おっと、落ち着いてねイナリトレ。」 「半分冗談ですよ。…けれど、ほんの僅かに見える部分が綺麗なのは本当です。」 「そうね、仮面をつけてるからほとんど分からないけど、隙間から覗く所は綺麗よ。」 とりあえず落ち着かせるためにキタトレがイナリトレの手と肩を軽く揉んだ状態で、ウララトレとキタトレは話す。 「うぅ…」 二人から(推測とかからとはいえ)褒められたイナリトレはそれでも取り乱しつつ、しかしどこか嬉しいとも感じていた。 …絵面だけ見れば、和装のウマ娘を、スーツを着たウマ娘と女性で慰め?ているような光景でもあるが。 ウララトレとキタトレはアイコンタクトで軽く意思疎通して、イナリトレを折角の機会だからと言わんばかりに顔以外も褒める。 「きゅ…」 取り乱していた状態で、二人から言葉を掛けられるイナリトレは、素顔こそ見えないものの、とても恥ずかしそうにしていた。 ───それは和菓子屋の一角で見えたある日の光景。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part549【TSトレ】 ≫46二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 12 37 14 寒い。夜が開け空が白んできても指先が震えてくる。 暖房を切れば白い息が出そうな……止めよう、布団も毛布もないのに風邪を引くような事をすればスカイに迷惑がかかってしまう。 グイと伸びをすると体がふらつく、冬場は早くに暗くなるからか睡眠不足を感じる。 ラップタオルを手に取って頭を出し、スーツ用のシャツに着替える。 ……いい加減馴れた方が良いとは思うがこればかりは仕方ない。推定だが元男性と自分の事を思うと中々馴れないし苦手だ。 男性然とすると決めた以上出来るだけ自身を惑わせる要素は余り目にしたくない。 シャツに袖を通した辺りでホッとするが、目眩がして気がつく。 ……随分腹が減った。 確かに飢えている時は多いが普段より空腹感が強い。 ズボンを履きながら昨日の事を思い返してみる、確か夜に食べるものを買うつもりだが予想外の寒さに帰宅を優先したはず。 夜も食べて無ければ空腹も仕方ない、納得して冷蔵庫を開ける。 ……何もない。ヨーグルトも、氷も。昨夜何故買い物するか考えていたかを思い出した。 何か口に入れられるものがないか思い返してみる。 机の上に出していたオブラートがなくなってる。 そうだ、空腹だからオブラートを丸めて噛んでいたんだ。少しでも食べてる感覚を出す為に丸めていた事を思い出す。 気づいたらなくなるまで食べてたみたいだが、夜の間を繋げた事に我ながら少し驚く。 急いで食堂まで行って朝礼前に何か食べようと思い、早々に準備を進めよう。 そう思った時足から力が抜け大きくバランスを崩す、慌てて受け身を取ろうとするが間に合わず床に体が投げ出される。 ……転倒癖の為に床に敷いたマットに感謝する、幾分楽にはなったがそれでも打ち付けた分痛い。 しかし思った以上に何か食べる事が急務なようだ。何か食べれるものはないか部屋を見渡してみる。 革靴が食べれると風の噂で聞いた事ある。……噛み切る自信はない、食べれる程煮込んでいると朝礼に間に合わないかもしれない。 辛いが水だけで誤魔化そう。そう思うって洗面台に立つと目に入るものがあった。 歯磨き粉、歯磨き粉? 47二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 12 37 24 ……口に入れて問題なく、味?もある。良いんじゃないだろうか。 スーツを汚したくないのでラップタオルに身を包んだまま指に歯磨き粉を出し口に入れてみる。 凄くすーすーする。口を動かして見るとやはり粉なのかじゃり、じゃりとした食感……食感が……。 美味しくはない……。 いや、食堂に行くまで誤魔化せれば良いんだ。グイッと水で流し込む。 ──喉を刺激した歯磨き粉水が、噎せ返って鼻まで逆流する。 「ブェッゥフュフフィヒィイイイイイイイ!!!??」 静かな朝に喧しい叫び声が響いた。 長編書きたいなと思ってたら解決しなきゃいけない事項が多すぎて疲れたので息抜きに書きました。 たまには何か食べる話をと思ってたけど実質食べれてない気がします、おかしいこんなはずでは。 実は現代の革靴は作る途中で使う薬品の影響で食べたら駄目だそうです。食べてないからセーフ。 またトレーナーさんも増えましたし遊びに行きたい気持ちありますけど最初に思ったものと別物が出力される事があるので悩み所。 あいも変わらず愛嬌を書くのが下手過ぎる、上手いとこ書きたいので何とか挑戦したいものです。 ≫94二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 18 22 「黒カフェです、一発芸をします」 「このけん玉を……宙に浮かせます」 「ケツって幽霊使い荒くナイ?」フワー 95二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 24 50 「タキトレです。タキオンの謎の薬を3本一気飲みしようと思います」 「これで死んでもタキオンが望むので生き返ります」 96二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 29 25 「タキトレです。ここにタキオン製の髪が発光する薬があります」 「今から自分はこれを飲み干して、皆さんが指定した色に変化します」 「どうやるのかって?気合です」 97二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 34 26 「物真似します」ピッカー 「いや待って、眩しくてあんま見えないんだけど……誰?」 「偉大なトレーナーとは輝いて見えるものダヨ」 「眩しい理由の方は訊いてないんですけど?」 100二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 36 14 「グラトレです、私の一芸を御観覧くださいな」 「ここに在る10の瓶……薙名の一振りをもって全て斬り開けてご覧見せましょう!」 102二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 37 30 「どうも皆さん、ボノトレです。」 「無人島ツアーに休養で行ったはいいものの帰りの船に乗り遅れて3日目の死にかけのトレーナーの真似をします」 104二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 38 26 「こいつらやばいよぉ…ひっく、テイトレです」 「俺も一発芸を…このきゅうりを叩いてたたききゅうりにするんだけど…」 「このめん棒で叩く音!ひっく…俺が足を折った時に似てるんだよー…って…なんでみんなそんな怖い顔で俺を見るの…?やめ、やめて…来ないで…怖いぃ…」 ≫106二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 39 19 忘年会の幹事というのは中々大変なもので、それが40名を超えるとちょっと筆舌に尽くしがたいものがある。 「ダストレ君、酒類の搬入入ったよ」 「ダストレさん、料理の材料揃ったっす」 「ダストレーっ! はやくきてくれーっ!」 「酒類はワイン、日本酒、発泡酒、洋酒それぞれ扱いわけて置くようガイド書いたんでそれで! 料理は潰れないように重い物を先に冷蔵室に入れて! ダストレ呼んだ人手を挙げてー! 今行きまーすっ!」 そしてそれに忙しい12月こそ、俺ことダイワスカーレット担当トレーナーがひっきりなしに呼ばれる忙しい月なのだ。 トレーナー忘年会。いつもの飲み会のノリで引き受けた幹事役だったが、いつの間にか秋川理事長直々に忘年会幹事長としてご指名を受け、トレセン学園に所属してから3年間ずっとこの御役目を続けている。 お蔭でこのシーズンは毎日ヘトヘトだが、スカーレットへのクリスマスプレゼントは忘れずに用意してある。今年はちょっと特別なので、気合いが籠もってるんだけど、それはまた別の機会に話そう。そして……。 「君にも、クリスマスプレゼントだよ」 祠に添えた小さな手編みのバ衣を、四足の獣の像の首にどうにか巻きつける。 ほんの1ヶ月とはいえ、俺が面倒を見たウマなのだ。毎日のお参りを欠かしたくはないし、寒い思いもさせたくはない。これで少しは暖かくなるといいなと思いながら、俺はそっと手を合わせた。 誰かがまた、俺を呼んでいる気がする。きっと君の声ではないだろうけど……そこに重ねてくれている気がするよ、キンチェム。 うまぴょいうまぴょい ≫107二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 39 44 「めじょまっきーん!」 「もうそれ女児ですわ。女児になってますわ。あとマクトレですわ」 「まっくとれー! ぱくぱくっていってー」 「マックイーンのイメージに傷をつけるわけにはいかないだろ何言ってるんだお前」 「うわぁきゅうにがんぎまるな! あとまっきーんならやってくれるぞ!」 「…………」 「パクパクですわーーーーーーー!!!」ヤケクソ 108二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 40 38 「えー……じゃあ俺はウィリアム・テルするわ」 「誰の頭でやるつもりなんですか」 「流石に人の頭はヤベーのでマネキンの上に風船くくりつけてくれ、それ打ち抜くから」 「部屋の中で弓使うのも十分物騒ですブラトレさん!」 109二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 43 07 「はい、皆さんマヤトレです」 「忘年会ということでね、マヤのお父さんとコラボしてF15に乗りたいと思います」 「では皆さん、行ってきますね」 111二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 47 22 「それに米国のトレセンとペンタゴンの協力でB2の特別飛行もありますよ!」 「え?お前今度消されないか?大丈夫ですよ〜そんなこと」 112二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 14 47 29 「ドベトレは何もしないでね」 「いや俺まだ何も言ってないぞ」 「侘助さん……辛かったら言ってね……?」 「だから何も言ってねえって」 「ドベ太郎、また人に迷惑かけたんですの?」 「みんな俺のことなんだと思ってんだ……???」 ≫119頭スズトレ21/12/12(日) 15 01 12 フクトレ「そういやスズトレがウマ娘になってから真似への点数の付け方厳しくなった気がするんだが。」 マルトレ「実況でやること多いからじゃね?そっちの方が面白いし。」 スズトレ「あーあれ?結構真面目に採点してるよ?」 フクトレ「嘘だろ?」 スズトレ「いやいやホント。なんかねー、言葉にするのは難しいんだけど、声にも色々と要素があって同じように聞こえる声もその実個性に溢れてるのよ。 だから少なくともこうなってから聞き間違いしたことないし、真似への採点が厳しくなったのも前じゃ分かんなかった細部のボロがたくさん分かるようになったからって感じ。」 マルトレ「そうだったのか……え、じゃあ最高点が毎度違うのも意味あるのか?」 スズトレ「あ、それはなんとなく。だってフクトレだし。」 マルトレ「まあ面白いからいっか。」 フクトレ「めちゃくちゃに言われる俺の気持ちも少しは考えて?」 ≫123二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 15 04 00 「ここに手足を十字架に張り付けたネイトレがあります」 「むーっ!」ポロポロ 猿轡までされてる…… おいたわしやネイトレ…… 「いつぞや手伝ってもらうって言ってたよね、ネイトレちゃーん?」 「むーっ!むーー!?(まさか、ウィリアムテル!?)」 「まじめに改造輪ゴム銃でそのつもりだったけど、急遽予定変更。……まだあんまり食べていないって言ってたし、大丈夫だよね」 「むーっ!?(何するんですかぁー!?)」 「さて、この十字架の先についているベアリング機構により、この通りクルクル回りやすくなっております!……さあさ皆さま、とくとごろうじろ〜〜!」 タイキトレの手のひらの上で、ネイトレが回ってる! あれシラフでやってるのやばいな すげえ!けど本当においたわしや……! ≫124二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 15 06 29 ルドトレ(酔)「あれぇるどるふぅ? いつから栗毛になったのぉ〜?」 義カフェトレ「僕ルドルフじゃないよ」 ブラトレ「ルドトレは酔うと目に映るものが全てルドルフに見えるんだ。絡まれると失神することになるぞ気をつけろ」 親父「成る程……まるでルドトレ博士だ」 義「僕ルドルフじゃないよ」 テイトレ「なにこれぇ。義はなにがあったの」 義「一発芸で鋼の錬金術師のモノマネしたらルドトレ係に」 ルドトレ「ねぇるどるふのお耳触らせてぇ?」 義「僕ルドルフじゃないよわひゃっ」 ブラトレ「」 親父「ブライアンのが死んだ!」 義「はいパス」 ルドトレ「わぁルドルフだーーぺろっ」 テイトレ「ひょわぁぁぁぁ!?」 ブラトレ「」 ≫137二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 15 46 07 「ねぇ〜シリウス〜」 「うわ酒臭。まさか…」 「へへへ〜このおみずうまいよぉ〜」 「あああくっつくな!耳動かすな!」 「へへへ〜ん照れちゃってぇ〜」 「ハァ…ルドルフ、おい、たすけろ」 「………(ニコニコニコ)」 「おいちょっと待て」 「ほらぁこっちおいでよぉ〜」 「ちょっやめっ、おい助けろ!なぁ!おい!」 そうして翌日悶えるリウトレ ≫139二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 15 52 34 『基本アウトドア用なのでマネしないでください』 「和弓は当然ダメ、洋弓も勿論ダメ。クロスボウなんてもってのほか。ならもうこれしかないじゃない」 「それで吸盤付きのおもちゃの弓矢かぁ……よくそんなの持ってたね」 「まあまだ安全だしな。だがちっちゃすぎてなかなか狙いにくいんだよなぁ」 「その割に大体当てているじゃありませんの」 「いや、2本外して1本はマネキンの眉間と心臓にズドンしちゃったしな……これじゃあ百発百中なんて夢のまた夢よ」 「よりによってなんで急所二連続なの」 「……なんでだろうな」 「いったい何時からそんな趣味ができたんだお前は」 「時たまルドルフ会長と一緒に弓道場でやってるんだよ。フクトレもいけるんじゃねえの?ちょっと持ってみるか?」 「……うーん、いや、辞めとく。もう酒も入ってるしな」 「フクトレはどちらかというとアイアンクローみたいな近接趣味の気がしますわ」 「おい」 「フクキタルに長年やってきたアイアンクローのキレが冴え渡る!強い!」 「おい」 「この距離なら、弓は使えないな!」 「おいこらお前ら」 「待兼!ゴッドフィンガァァァァぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙あ゙!!」 「ああっテイトレの顔が!」 「破壊されたら失格になりますわ!」 「何の失格だよアホ共!」 ≫143二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 16 24 45 ロブトレ「うう…タイトレさん…」 タイトレ「ありゃあ…水と日本酒間違えたか…どうしたの?」 ロブトレ「私…いつもダメで…うまくできなくて…」 タイトレ「うんうん」(背中をさすってあげる) ロブトレ「タイトレさんにも他の皆さんにも迷惑かけて…すいません…すいません…」 タイトレ「だーかーらー、大丈夫だっていってるでしょ?」 ロブトレ「でも…でもぉ…」 タイトレ「まあ、そう簡単にいったら苦労しないよね。ほら、よーしよし。沢山泣いてスッキリしちゃいな」 ロブトレ「うう…ヒッグ…はい…」 タイトレ「そんな溜め込まなくても…いつでも相談乗るからね?」 ロブトレ「でも…エッグ…それで…迷惑かと思ってぇ…ヒッグ」 タイトレ「迷惑なわけないのになぁ…ま、今はしっかり泣きなされ。そんで明日から頑張ろ?」 そうして翌日カフェテリアで2人仲良く昨日のことを話し合うのだった。 ≫150二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 16 41 08 「では僭越ながらテイエムオペラオー担当トレーナーからは……そちらの、ウオッカ担当トレーナーへの早変わりショーを披露したいと思います」 「え……え゛、俺っすか!?」 「勿論。まず下準備として、地肌をファンデーションで寄せます。時短の為、マスクの下側は省略します」 「カラーコンタクトと細かい鼻筋を調整したら、エラを少し張らせる為に綿を口に含みましょう」 「ウィッグを被ったら準備万端。スティルト(大道芸用の竹馬)を履いて……よっと! 脚の長さを稼ぎます」 「そして袖にマジックハンドを通せば……がお! ウオッカ担当トレーナーの出来上がりっす!」 (沸き上がる歓声。お辞儀をする202cmのオペトレ) 「うわっ……傍目から見て俺ってこう見えるんっすねえ……」 「なかなか視点が高いっす。集中しないとっすね」 「お待たせ! ダストレさんのおつまみ配達で……ウワーッ!? ウオトレさんがふたりいる!!!」 「お、いい反応っすね」 「練習の甲斐があったっす」 ≫154二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 16 44 31 「……ヨシ」 (何が「ヨシ」だ。どうせまた何かロクでもないこと考えてんだろギムレット) 「んなワケあるか。真っ当に的当てに参加するだけだ」 (……まさか蹴って当てるとか言うなよ?) 「ご名答。ウララのに銃の扱い方は学んだが、他はさっぱりわからんからな。これが一番当てられる」 (またウラトレ先生に怒られるんじゃないのか?あの時はえらく落ち込んでたろお前) 「祭りの時とは状況が違って今回は当てさえすれば勝ちで、やってるのは忘年会だ。ウララのも一々目くじらを立てはせんさ。ま、大船に乗ったつもりで居な」 (本当に大丈夫かコイツ……) ≫158二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 16 56 57 「よっすゴルシ!飲んでっか!?」 「おおうトレピッピ!いまちょーど薔薇の染料を元手にFXしてたところだぜ!!」 「そうかそうか!なぁ今からヒマラヤで熟成させてるフルボディワイン取りに行かねえか?」 「オイオイオイ、チョード友達のビックフットとMr.胡麻志摩との約束そこなんだよ!!お前まさか鍼灸師か!」 「ふふふ…バレてしまっては仕方がない…ならば行こう!我らがララバイ、伊豆諸島へ!」 「イエーイ!タイタニックを出そうぜー!」 「あなた方何されているのですか!?」 「おうックイーンこのゴルシ様を理解しようなんざ塩基の中和よりも難しいぜ!な!」 「あたぼうよ!ところでこの素粒子物理学の論文なんだが、査読通りそうか?」 「う〜む…ここの反証とあと対照実験の結論付けをもう少し肉付けすべきだな。」 「そっか!じゃあ行くか!我らが冥王星の彼方へ!」 「もう嫌ですわ…」 ≫163二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 17 03 24 ガタンッ ピプピプピプ……ピプゥッ 「じゅーばん! イクトりぇ! まちゅり、うちゃいまっしゅ!」ヒック 「「「「!?」」」」 (唐突に流れ出すまつり)(舌っ足らずの幼児がめっちゃこぶし効かせて歌い出す)(誰かがSNSに流す)(バズる)(後日イクトレはしぬ) ≫168二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 17 07 29 飲み会後のお話 「顔を上げてくれトレーナー君。私は別に君を叱ろうなんてわけじゃない」 「ムリデスモウシワケアリマセンケイヤクカイジョナリニルナリナンナリスキニシテクダサイホントウニモウシワケ」 「なぁ、本当に頼むから顔を上げてくれ」 「……ハヤヒデ…怒ってないのか…?」 「ああ。別に怒ってないぞ」 「間違って水じゃなくてウォッカ飲ませた挙句こんな奴の家に泊めたのに?」 「別に怒ってないと言っているだろう…」 「そっか…よかった…」 「ところでトレーナー君。私の…その…」 「アノ…ハヤヒデサン…どうしたんですでしょう…」 「寝ている間に…その…私を触ったりとか…寝込みを…その…襲ったりはしてないか…?」 「……ガクガクガクガク」 「………トレーナー…君…?」 「触りました…服も…その…本当にすいません…教育者失格です…」 「……(私は別に襲ってもらっても構わないのだが…)なぁ…具体的にはどこを?」 「おぶって帰ってきた後、きつくないように服の胸元を緩めて回復体位にしました…あと髪を結っておきました…本当にすいません…コロシテクダサイ…」 「………は?」 にぶにぶにぶ… ≫172アプリでも失敗してるフジトレ21/12/12(日) 17 20 58 「じゃあフジ直伝のマジックやりまーす」 SE:おお~っ 「えーっと、これをこうして」 「あっ」 「こうするとー」 「ママ、あの、ちょっとママ」 「どしたのネイトレちゃん」 「種も仕掛けも見えてる……」 「あっ」 「で、パマトレさん。あそこでフジトレさんうずくまってるんですがどうしましょ」 「ぐきゃははははっはは!!!フジちゃんに任せまひょ!!!」 ≫174二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 17 24 32 「トレーナー君?」 「どうしたルドルフ」 「明日は日曜日だな」 「そうだな」 「今日は何曜日だい?」 「そりゃ土曜日でしょ」 「なるほど…ならば、明日は日曜日だ。貴重な休日だ。二度寝は、許さんで?」 「お、おう…」 「日曜日に、二度寝は、許サンデー…フフっ」 「…さすがルドルフ!最高!」 (なぜ今会長はあのダジャレを!?きっとなにか特別な意図があるはず…) エアグルーヴのやる気が下がった ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part550【TSトレ】 ≫13チケトレの人21/12/12(日) 17 58 47 奥にすまうもの 幕間 トニーのチケトレ観察記 ピピピピッピピピピッ 耳障りな音が私の耳にけたたましく響く。 何回か聞いて分かったがどうやら朝を知らせる音らしい。これがなきゃ起きられないとは全くヒトというのは不便なものだといつも思う。 白い体毛の男──私の宿主であり息子であるチケットの騎手(パートナー)にあたる男は眠そうに目をこすり、飯を食らう。 私は基本飼い葉や野菜等しか食べられなかったためいろんなものを食べられるその身体が羨ましいと思っている── 飯を食べ終わるといそいそと着替え、チケトレは仕事場へとでかける。 この男は走ると私がまた暴れると思い、トレセンまで走りはせず、デンシャという長い鉄の箱にのって移動する。 あの時は色々あって気が動転していただけなのに全く酷い言われようだな。 別にとって食う訳じゃあないのに心外だなぁ。 心のなかでどこか不満げにトニービンが呟いていると、トレセン学園へと到着する。 朝7時──比較的早い時間にいつも出勤するチケトレは、そそくさと自分のトレーナー室へと向かい、椅子へと座ると、バッグからノートとパソコン、本棚から本を取り出し、作業を始める。 黙々と作業を始めるチケトレに思わず飽きないのかという感想が飛び出しそうになった。 ──10時になり、あいつは少ししんどそうな様子で椅子から立ち上がり、部屋を出る。 小さく欠伸をして、廊下を歩いているとアイツが二人のウマ娘に話しかけられる。 一人は鹿毛の乳が大きくタッパがちっこい奴。もう一人は金の毛を持つ中くらいの奴。 この二人はチケットのよき競争相手となってくれている子の騎手(パートナー)だ。 できるなら礼を言いたいくらいだが自由が利かないこの状況だとそれもできない。 なんともいえないもどかしさが私のなかで渦巻いていた。 14チケトレの人21/12/12(日) 17 59 21 ② 昼を回り、アイツは弁当箱を取り出し、黙々と食らう。 飯くらい楽しそうに食えと中で毒ついていると── バタバタバタッ!!ガラッ 「トレーナーさんっ!!お弁当一緒に食べよっ!!」 「ああ、いいよ」 にこりと笑顔をみせ、アイツはチケットと共に飯を食らう。 チケットが今日あった楽しかったこと、感動したことを身振り手振りを見せ、楽しそうにアイツに話す。 微笑ましいと同時に疎外感も覚え、父は寂しさを感じる。息子が見ているのはあくまでもアイツなんだと思うときゅっと締め付けられる感覚に陥った。 「ねえ、トレーナーさん。アタシのその…お父さん?とはお話しできないの?」 チケットが話を振る。チケトレと視覚、聴覚は共有できているのに主張することが出来ていない現状に、トニービンは歯痒さを見せる。 「ああ、中にいるのは確かに感じるけどね。…やっぱり話してみたいか?」 「うんっ。トレーナーさんはやっぱり嫌かなぁ?」 どこか悲しげな表情を見せるチケットにチケトレは困ったように頭を掻いた。 「嫌って訳じゃないよ。おれも二人が話せるようにはしてあげたいけどやっぱりちょっと──怖い…かなあ」 箸を持つ手がカタカタと震える。やはりあ の態度は不味かったなと、またあったときにアイツに謝っておこうと私は心のなかで反省した。 15チケトレの人21/12/12(日) 17 59 50 ③ 午後16時── カチッ アイツがストップウォッチを押し、タイムを測る。 どうやらタイムは縮んだようで二人は嬉しそうに話している。 ここ1週間ほどアイツと息子のトレーニングを見て分かったが教えるのが非常に上手い。特に、どうすれば速く走れるか、如何にスタミナの消費を抑えて走行するかなど 私にとっても勉強になることが多かったのだが──教える時に擬音がやたらと多いのはどうにかならないのだろうかと思った 「いいか?最終直線を走るときは無理にグッと力を込めず、スッと膝の力を抜いて、ドッドッドッじゃなく、タンッタンッタンッで幅を広くだ。」 「それと、コーナーを曲がるときに頭が曲がってたから背筋はピーンと頭はピタァッて固定した状態にして曲がるときはこう、足で上手く…キュッキュッって調整した方がいいかもしれないな。」 「ふむふむ…スッと抜いてタンッタンッで幅広く、だねっ」 「そうそう。そうすればチケットのバネのような末脚を活かせるからね。」 端から見たらよく分からん説明かもしれんが息子は普通に理解していた。 どうやら息子がどうすれば理解できるか考えた結果があの教え方らしい。 本来ならば私が走り方を教えてやりたいところだが私がしっているのは四つ足での走り方でありヒトの身体での走り方はよく知らないし息子と話すこともできない。 私は魂だけとなったこの身体に再び歯痒さを感じずにはいられなかった 16チケトレの人21/12/12(日) 18 00 39 ④ 19時30分── 家に戻り、シャワーを浴びた後チケトレはソファに座り神妙な面持ちで瓶にはいったドリンクとにらめっこしていた。瓶には、"アグネスタキオン謹製"と、臨床試験済みと安全性を補強する文言が添えられていた。 ウマソウルを視認──いうなればヒトの形を宿し、対話をするための薬なのだが、トニービンには不安があった。 いわば身体を借りている立場にある宿主に色々と看過できそうにない暴言を自分は吐いてしまった。気の迷い、それをいったらそこまでなのだが言われた側はそうはいかない。 私は消されるんじゃないだろうか。 そんな不安をよそに、チケトレは瓶にはいった薬を飲み干した。 うぷっというえづく声を発し、まるで味を忘れようとするかのように、布団へと入りチケトレは微睡みに吸い込まれるように眠り、トニービンもそれにつられるように意識が消えていった ─── ── ─ ピピピピッピピピピッ アラームがなり目が覚める。 うるさいなぁと思いつつトニービンが目を開けると身体に違和感が生じていた。 いつものような浮き足立つ感じではなくしっかりと地に足がついており、不定形な煙のような存在だった私にちゃんとした形がある。それに気づいたトニービンは地に脚ついたが気持ちは浮き足立っていた。 「さて、行くか。」 準備を終えると、チケトレは家を出る。その表情は死地へ赴く兵士のように覚悟が決まっていた。 今日でケリをつける──深く息を吸い精神を落ち着かせ、そう心のなかで呟いた。 ……身体を得て嬉しそうにするトニービンをよそに── 胸の奥にすまうもの ─幕間─ 終わり ≫25二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18 18 58 「…さあ、今回もやって参りました第四回トレーナー対抗レース、今回は4つの部門に分けてのレースとなります。実況は私、ファイトレと」 「今回の解説を努めさせていただきます、ウラトレです。本日の天気は晴れ、3200mという距離について行けるのか期待ですね。」 「では長距離部門、出走バの紹介に移ります」「一番、タイトレ(体操)。周りに緊張しているか、コンディションが気になりますね。」 「二番、ルドトレ。いつもとは違い、明るい顔が引き締まっており、覚悟が見えます。」 「三番、ブラトレ。第一回で一位のその実力、今回も見せつけられるか。」 「四番、マクトレ。目からして決まっていますね。どうなるでしょうか。」 「五番、フクトレ。少し面倒そうな顔をしています、どう動くか…?」 「六番、テイトレ。懸念だった足の後遺症とかも問題無し、いい笑顔ですね。」 「七番、フラトレ。おっと、フラッシュの方にウインクをしてます。いいですね」 「八番、キタトレ。彼女の最適性たる長距離、圧倒的な走りを見せてくれそうです。」 「九番、サトトレ。私イチオシの出走バです。サトノジャッジとしての実力は如何に。」 「…以上出走バ九人の解説でした。ではまもなく始まります…」 26二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18 19 07 sideサトノジャッジ …僕はゲートの中で、鳴り響くファンファーレを聞きながら、祈るように目を閉じる。 (負ける気はしないよ) 今回の3200mはステイヤーたる僕には主戦場であり、同時にこのレースで僕よりも場数を踏んだトレーナーはいない。 (…一番注意しないといけないのはキタトレ。僕以外に一番僕の手の内を分かっていて、その上でやってくるはず。) 隣でにやりと顔を向けるキタトレに、僕も同じように口元を緩める。奥に見えるトレーナー達もそれぞれ反応していた。 「勝つのは…」 小声で呟く、と同時にゲートが開いていく。 「僕だ!」 ───瞬間、全員で飛び出していった。 『まずは長い直線です、そしてその後に来るのは急勾配の坂とコーナー』 『序盤から早速スタミナを削るコースですね』 実況の声を聞きながら、追込として最後尾につける。隣には同じく追込のタイトレの姿が。 僕は前のバ群を見据える。 …先頭に立つのは予想通りキタトレ、それを追いかけるのはマクトレとブラトレとテイトレの三人の先行集団。 一方でその後ろにはフクトレとルドトレとフラトレが控えて、抜くタイミングを測っているようにみえる。 そして僕とタイトレが最後方から見る…なんか、タイトレが怯えているように見えるがなんでだろうか。 (…?…まあ、いいや。) …そんなことを気にしていても仕方ないと割り切って前を観察する。 (案の定、皆キタトレのペースに持ってかれてる。流石に長距離で飛ばすような真似はしないとはいえ、この先苦しくなるかな…) …逃げ兼先行ともいえるキタトレは、前を抑えることでレースの流れを支配していた。それを担保するのはその無尽蔵なスタミナ。 やるなら確実に勝ちに行くキタトレらしいスタイルだ、それに追従する前、特に先行集団は大変だろう。 27二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18 19 32 『先頭がコーナーに差し掛かります、待ち受けるは急勾配!』 坂を駆け上りながらついていく。相変わらず前は動かない、合わせて僕の天秤もまだふれ続ける。 …坂を下りながら虎視眈々と全員が機会を伺う、下りに乗せた速度のまま次に迎えるコーナーを曲がっていく。 …ここで先行するマクトレやテイトレ、ブラトレが競り合う。本腰を入れたって程ではないが、それでも互いに詰めあっていた。 『…下り終えた先は600mの直線が待ち構えます。現在の状況を見てどうですか?』 『ええ、まだまだ消耗は少そうに見えます。ですがどこまで保てるか』 直線で速度はそのままにバ群は競り合う。ルドトレとフラトレが前を取り合い、フクトレが後ろから狙う。 先行組は言わずもがな、キタトレを追いつつ競り合う三人。後ろから見る限り七人ともまだまだ余裕が見える。 …肝心の僕はというと、タイトレが仕掛ける気がないのかあっさりと前を抑えてからは動きがない。狙う視線は感じるのだけど… (最低限の警戒だけはしておこう…) ───そろそろ直線も終わり、コーナーに差し掛かる僕達。このレースも半分を越えようとしていた。 (…抑えた方が良さそうだ。) 僕はここであえて消耗を抑えるために速度を一定にする。好機と見たのか後ろから抜きにかかるタイトレも気にしない。 バ群からじりじりと、ほんの少しずつ差が開いていく。でも焦らない、このくらいならスパートで取り返せる。 『半分を越えた所で相変わらずキタトレが前に出ています。後にはテイトレ、マクトレ、ブラトレが食いついていく』 『その後ろではフラトレとルドトレが競ってますね、フクトレは動かない。それに続くはタイトレとサトトレ』 ───気づけば2000mをすぎ、最初にスタートした所まで近づいていた。前を走るタイトレとも少しの差が開いている。 『さて、二週目の直線です、どうやらやや早いペースか…?』 『これは…なるほど』 直線をひたすら駆け抜ける中で、実況が何かに気づいたような反応をしている。が、多分僕の思う通りのことだろう。 28二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18 20 08 2400m、もう一度坂に差し掛かった所で、僕は自分の読みが当たっていることを悟った。 「…!…!」 前を走るタイトレの息が怪しい、どうやら疲労が普通よりかさんでいるようだ。恐らく前の人達も同様の状態に陥っているはず。 (やってくれるねキタトレ…!) …そう、キタトレの仕込んだ罠だった。と言っても単純に、ほんの少しずつペースを上げて行くことで消耗させるというだけ。 ペースを単に上げれば付き合わない人も出る。そもそもペースをほんの少しでも上げていけば普通に分かるものではある。 ───ただ、観客として見ている時は、だが。 (走っている時、特にこうやって競り合う時にされると気付けないんだよねこれ…!) …レースという極限状態、加速するウマ娘の本能。この状況では視野狭窄になるのだ。そして思わず引っ掛かってしまう。 と、ここでキタトレの雰囲気が変わる、確実に突き放すためにギアを上げたように見えた。少しずつゾーンが広がり始める。 坂を登り切った段階でゾーンに入ったキタトレは加速して飛んでいく。後ろにいたバ群も合わせてゾーンに入りだした。 (なら僕もだ…!) ───裁決は出た、後は下すのみ。 周りを塗り替えながらスパートともに飛び出していく。前にいた、同じく加速するタイトレを抜き去りながら突き進む。 登り切った坂を下りながら速度をのせる。500mを切ろうかといった所で集団の後ろにいた閃光と獅子に追いつく。 (…ここだ) 閃光と獅子の競り合う中に水を差すように突っ込む。驚きなのか、僅かに空いた隙間をくぐるように通り抜けて抜き去る。残り350m。 29二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 18 20 25 (小さい体で助かる…!後、5人!) 続いて前に並ぶ四人、帝王と令嬢、福神と怪物の姿を見据える。まるで編隊飛行のように並んで競る四人の元に速度を更に上げて… (なら外から!) 突っ込むように見せかけて、外に体を流すように四人を抜き去る。ちらりと見えた横顔は目を見開いていた。…残り200m。 (そして最後の一人!) 前を走る魔女に狙いを定めて追い上げる。当然気づいたのだろう、加速しようとしているが問題なかった。 (もうスタミナもないよねキタトレ!だからこれ以上加速出来ないんだ…!) …いくらスタミナお化けといえど、だからと言って無限ではない。特に3200mで坂有りのここをこの高速ペースで飛ばせば流石に限界だ。 残り100m 北の魔女の横に並ぶ。 残り50m 限界の近い中で前に出る。 (勝、った…!) 僕は確信とともにゴール板を超えた。 『…改めて長距離の部の結果と行きましょう。一着から順にサトトレ、キタトレ、ブラトレ、マクトレ、フクトレ、テイトレ、フラトレ、ルドトレ、タイトレとなりました。さて、この順位、どう思いますか?』 『はい、やはりペースが原因でしょう。ゴールした段階でほぼ全員がスタミナ切れを起こしていたので、そこが要因かと思います。』 『今回、明らかに早いペースで進みましたからね。となると、やはりレースの経験というのが重要と。』 『そこはやはりデビューしたトレーナーが有利ですからね。後は、一バ身差以上の着差がついていないのもポイントでしょうか』 『そうですね、…以上、長距離の部でした。』 長文失礼しました 早速出来上がったトレーナー対抗芝3200の部です。この結果については私が判断してます、ご了承ください。 タキトゥスじゃなくても普通にスタで磨り潰す戦術を取るキタトレとデビュー勢故の経験で勝ちを拾うサトトレです。 DK4は編隊飛行みたく競って、フラトレとルドトレはリベンジマッチ、タイトレもその中に参入する感じで力は見せてそうです。 後は書き上がった順に投げて行こうと思います。多分短距離なんで、中距離やダートの出走メンバーの要望はいつでもどうぞ。 ≫122二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 19 14 18 「モコモコ栗毛、カワイイでーす!」スリスリ 「うぅ、ガマンガマン……」 「タイキタイキ。自分にも貸して。この子もぬくそう」 「ひぃっ!!!」 「……アイムウーマン。ノットマン、オーケィ?」 「……ウソ」 「ノウ!トレーナーさんはレッキとした女性デース!」 「ほ、本当に……?」 「女性相手からこの反応は初めてだぁ……なんなら更衣室で横に並んだこともあったんだけどなー」 「それはウソ。更衣室の利用は一人で使うようにしていたから」 「うーん……ちょいとお耳拝借」ゴニョゴニョ 「……!!??!?」 「ワオ、目がblack and white……何を話したんですカ?トレーナーさん」 「なんか印象に残ってたからさ、その時の下着の柄。たとえタイキにもこれは教えらんないや」 「オウ……」 「……タイキ的には、構いたくなる感じ?」 「イエス……いつもソー・サッド、悲しそうな怯えるような顔してマス。うぅ……」 「おうおうアンタまで泣かない。自分も泣いちゃう」 (さっきから頭の中で絶えずゆーみんの「守ってあげたい」が流れている) ≫171ギムレットのヒミツ1/221/12/12(日) 19 41 00 ルドトレ「あ、ギムレットさん。バーテンダーの格好なんてしてどうしたんですか?」 親父「ルドルフのか。いや何、忘年会の手伝いでもしようと思ってな。気合を入れてきた格好をしてきたって所だ」 ルドトレ「お疲れ様です。……ところで、何をするんですか?ギムレットさんなら色々とできそうですけど」 親父「そうだなルドルフの、折角だからクイズにしようか。今から俺は何をすると思う?」 ルドトレ「うーん、料理運び、とか?」 親父「残念、それもやるけどメインは別だ」 ルドトレ「じゃあテーブルクロス引き!」 親父「それはこの後の隠し芸大会で俺がやるヤツだな。しかもそれだと手伝いにならんぞ。ヒント、今の俺の格好は?」 ルドトレ「? バーテンダーの格好してますけど…──もしかして、ギムレットさんってお酒作れるんですか?」 親父「趣味の範疇だがそれなりにはできてな。スカーレットのに頼み込んでお墨付きをもらってるぞ」 ルドトレ「ギムレットさんお酒作れるなんて凄いなぁ。……そうだ。因みに、得意なお酒って何ですか?」 親父「そりゃ勿論ギムレットだな。しかも今回は秘蔵のジンをスカーレットのに内緒で持ち込んで作るから特に美味いぞ」 ルドトレ「良いなぁ…ギムレットさんが作るギムレットって絶対美味しいだろうなぁ。でもみんなにお酒飲むのダメって言われてるしなぁ……」 親父「?ああ、もしかして酔うと酷い性質か。それなら俺が面倒見るから気しなくていいぞ。それに、今日は「無礼講」というヤツなんだから楽しまなきゃ損さ」 ルドトレ「ギムレットさん…!わかりました!今日はお酒、飲んで良いんですよね⁉」 親父「おう、無礼講なんだから遠慮なく飲みな。──ではお客様、ご注文は何になさいますか?」 ルドトレ「それはもちろん、ギムレットで!────」 173ギムレットのヒミツ2/221/12/12(日) 19 41 14 そう、この時ギムレットは忘れていたのだ。 目の前の相手が、酔うとあらゆる人物をシンボリルドルフと誤認して甘えるようになることを。 目の前の相手が、ウマ娘になる以前からその無自覚な傾国ぶりで有名だったということを。 故に──この後の彼に待ちうけるのは、自分の酒のせいで酔った彼女を彼女の愛しの皇帝に睨まれずにどのようにして介抱するかというある種の無理難題だった。 想像の斜め上を行く酔い方をした彼女の介抱は彼にとっても大変であるものに違いないだろう。しかし、それは苦ではない。自分の作った酒に無邪気に喜んでくれた報酬と言わんばかりに、彼女を介抱するギムレットの顔は少しの呆れとそれに勝る喜びで綻んでいた。 ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/69.html
タグ一覧: シャカトレ 【担当】エアシャカール 最新更新: 概念1 誰でもわかる!シャカトレ 僕はこの世界はひとつの解であるとおもっています。 いつかきっと、因果律を天才が発見します。 だから、それまで僕たちは僕たちにできるロジックを見つけましょう。 🍺 + ... あははは!マクトレさんが倒れてもこの僕がいますからねー!! 可愛さ論争でもしますかー!? ロジスティックよりロトカヴォルテラの方が可愛さは減りますよー! つまりどういうことや ロジカルです 酒に酔うとボケです 研究対象は体調・速度に関係なく「誰かに極めて似ている」「似ている相手が全員わかり易かったり死んだりしている特殊」です 基本情報 担当:エアシャカール 【略称案】シャカトレ 【身長】140cm 【スリーサイズ】84-54-78 【髪の色】黒 【瞳の色】銀 【年齢】? 概要 エアシャカールのトレーナー。ロジック信奉者。 あらゆる世界の現象は一つの式で表せるという考えのもと生きており、同時に自分の能力ではそれは不可能だとも認識している。 そのため、一度起きた現象は全て知らないロジックがあるとして躊躇なく受け入れ、自分にできる程度の調査をする。 ドベトレと同様、自らウマ娘化を望んだトレーナー。 だがその理由はドベトレとはかなり違い、かつ複数ある。エアシャカールの視野を広げる、難題を解決する、一度体験してみておきたい、など。 エアシャカールとの関係性は良好ではあるが、エアシャカールはトレーナーの思考を理解し切れてはいない。なぜならばシャカトレの思考自体がイロジカルにロジカルを信奉しているからである。 酒を飲むと方程式の可愛さについて語り出すので引かれる。マクスウェル方程式はかわいく、ロトカ・ヴォルテラ方程式はそうでもないらしい。 構想 これからシャカトレは色々なトレーナーを調査し、自身の研究をブラッシュアップするつもりである。 エアシャカールとの関係性 もとよりロジカルを好むもの同士として仲は良かった。しかし、エアシャカール以上にロジカルへのこだわりが大きく、どのような現実にも驚かないという点でエアシャカールには少し理解できないと思われていた。 それに気づいたシャカトレは、自身が現実を受け止めるようになった思考である「ロジックの発見による不可解な現実の解明」をエアシャカールにも体験させようと考えた。 そこで利用したのが他の研究でも必要に感じていたウマ娘化現象だった。 関連のあるトレーナー DK組 調査したい対象3人がいたため、その旨を伝えた上で絡むようになった。 フクトレはツッコミの追加に喜んだが、酒が混じると一番意味不明になることに気づき絶望した。 マクトレ 調査対象1。「メジロマックイーンという現存するウマ娘に極めて近い存在」。 エアシャカールとの関係性を変えたくないという相談をしたところ、マクトレにアドバイスをもらった。 テイトレ 調査対象2。「トレセン内にいるシンボリルドルフとオグリキャップに近いウマ娘」。 フクトレ 調査対象3。「すでに存在しないウマ娘の因子を持つウマ娘」。 (SSは未発表ですが、フクトレは調査に協力したい考えと同時に死人であり意志を確認できない姉を研究材料として捧げることに若干の抵抗がある模様) ブラトレ DK部に突入した結果いた。 (調査対象となる可能性あり) 関連SS 始まり https //bbs.animanch.com/board/76867/?res=34 調査対象1:マクトレ 曝け出す意志 https //bbs.animanch.com/board/78783/?res=38 調査対象2:フクトレ ヒトのウマ娘化現象における遺伝子への作用と因子の干渉 https //bbs.animanch.com/board/88519/?res=66 へいおん! https //bbs.animanch.com/board/77539/?res=164
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/189.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart416~420)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part416【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part417【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part418【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part419【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part420【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part416【TSトレ】 ≫https //bbs.animanch.com/board/151762/?res=32 ≫39二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 20 34 07 「にゃぁ~(…………なあぼのとれー、かれとれー)」 「ニャー(なにマヤトレ。こたつで溶けてる場合じゃないよ年末は忙しんだから)」 「にゃぁぁ(そんなこというなよー。ほらぼのとれもこたつにもぐろうぜー?)」 「ニャー(バカなこと言ってないで早くこの糞忙しい中で人員が一気に減った穴埋めをどうするか考えたらどう?)」 「にゃああああ(ねこにしごとなんてないぞ~)」 「グルゥゥ(あと一ついいかマヤトレ)」 「にゃあ?(なんだカレトレ)」 「グルゥゥ(いくらイケメンでも成人男性が猫の真似してこたつに潜り込むのは無理があると思う)」 「ニャー(正直見てるこっちがきついよマヤトレ)」 「うるせぇよ現実逃避しなきゃやってられねぇんだよこの状況! 猫の手も借りたいっていうか貸せ貸して貸してください!!」 「ニャー(ごめん、猫には何も出来ない)」 「グルゥゥ(吾輩は猫である。名前はお兄ちゃん)」 「ニャー(いやどうみても虎だよカレトレ。猫は無理があるよ)」 「グルゥゥ(広義で見たらいけないかなぁ……。無理か……)」 「ふふふへへへ。ただでさえ糞忙しいのに猫化したトレの分の仕事とか猫化で増えた諸々の仕事までやらにゃならんってまじ?」 「ニャー(まあそれでもある程度は上も配慮してくれるし、そもそもみんな猫になったからって自分の仕事を丸投げなんて無責任なことはしないさ、マヤトレ)」 「グルゥゥ(そうそう)」 「あー何言ってるかわかんねぇなー!? おら撫でさせろお前ら! 癒しを寄越せ!」 「ニャー(やめて気持ち悪い)」 「グルゥゥ(というか普通にセクハラじゃないかマヤトレ。イケメン無罪にも限度があるぞ?)」 「だよなぁ……。ああ、癒しが欲しい……」 「ニャー(はぁ……仕方ないか……。まあ同情はするし。死ぬほど嫌だけど)」 「おおボノトレ……撫でさせてくれるのか……? でもやっぱ中身ボノトレなんだよなって考えたらなんか嫌だから別にい痛ってぇ!?」 「グルゥゥ(まあ……そうなるわなぁ……)」 この後なんとか仕事は終わりマヤノを連れて猫カフェに行ったマヤトレでしたとさ ちなみに後日マヤトレも無事猫化した うまぴょいうまぴょい ≫41チケトレの人21/11/09(火) 20 34 34 こたつssできたのではりまーす 温かなひととき 「あったかいね~トレーナーさ~ん」 「ああ、そうだなぁ」 トレーナー室に炬燵を置いてもらい、二人はトレーニングが終わったあと1時間ほど炬燵でくつろぐのが日課になっていた あぁ~~と良いながら炬燵の上に顎を置き、とけた顔を見せるチケット饅頭と化したチケットを見て、思わずぷっと笑みがこぼれ 「トレーナーさーん。蜜柑とって~」 手を伸ばし、わきわきとやるチケットに、「はいはい」と答え、籠に入った蜜柑をとりチケットに渡す 「ありがとー」 すっかり気の抜けた声をだし、蜜柑を受けとると、蜜柑の皮をむき、そのうちの一個をチケトレの方へ差し出した 「はい、どーぞっ」 渡された蜜柑をぱくっとたべるとチケットがエヘヘと笑った 「甘いなあ…」 甘いような酸っぱいような味が口に広がる 炬燵のせいか気恥ずかしさのせいかチケトレの顔が蜜柑のように赤くなった ≫50二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 20 43 08 『猫になっても』 「……はぁ」 「にゃあ?(どうしたのタキオン?)」 「研究室に行ったら自分のトレーナーが猫になってた、なんてそんな一昔前のホラー小説でもやらないことをされたらさすがに驚きより先に困惑の方がでるとも。これを科学者に見せたら卒倒すること間違いなしさ」 「にゃん?にゃうんにゃ(そうなの?凄いことなのはわかるけど、そこまで実感が無いなぁ)」 「精神への異常を伴わない種族のみならず体格の変化、更にはテレパスによる意思疎通が可能化。これは間違いなく神とやらの仕業だね。奇跡の無駄使いをするなと言ってやりたいよ」 「にゃあー(もしかして今までで一番の大事だったりする?)」 「元に戻れなかったらもトレセン学園が崩壊するかもしれないレベルの大事だよ。というか、良く落ちついていられるね。普通パニックになってもおかしくないと思うけど」 「にゃうにゃんにゃん。なうー(唐突な変化は今までも何回かあったからね。それに、)」 「それに?」 「にあぅ、にゃんにゃん(戻れないなんてありえないよ。だって、もしそうなったらタキオンが戻してくれるって信じてるもの。それだけはずっと変わらないよ)」 「……そうだね。キミに頼まれたのなら戻れる薬の1つや2つくらいすぐに作ってみせるさ」 「にゃっにゃっにゃ。……にゃうっ⁉(ふふ、そうだね。……ひゃあ⁉)」 「?どうしたんだい?モルモット君」 「に、にゃうにゃん、にゃっ!(み、耳と尻尾を撫でられた時にびりびりって、っくぅ!)」 「……えいっ」 「にゃううう!(み、みみなでるのやめてぇ⁉)」 「ふぅン。そういうことか。猫になっても耳と尻尾は敏感なままか。これは興味深くなってきたぞぅ!よし、今日一日は人間と猫での感覚の違いについて記録を纏めようかモルモット君!」 「にゃ、にゃううん(お、お手柔らかにお願いします……)」 ≫57二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 20 55 25 「やっぱ炬燵はいいよなぁ…」 「ちょっとブラトレ、足伸ばし過ぎですわよ」 「テイトレもだ…お前寝転がってたら寝るだろ」 「…寝ないよ。寝ない…」 「声がもう寝てますわね」 「そう言いながらお前らも伸ばそうとしてるな?よし戦争だ。足だけ使って攻撃して反応したやつがアイス取ってくるってことで」 「いいですわよ…これがメジロの重みですわ!」ノシッ 「人の足に両足乗せんな。よし言い出しっぺのブラトレ…食らえ」ギュゥ 「いづっ…!?フクトレお前足の指でもアイアンクローできんの!?」 「これアウトか?」 「さぁ…分かりませんわ…」 「セーフ!セーフだろ!…じゃあ黙って目を瞑って意識飛ばしそうになってるテイトレに…」ツーッ 「ひゃああぁっ!?」 「…ごめん」 「足つーって撫でるだけでこんな反応するテイトレもあれかと」 「もうお前ら二人でアイス取ってこい…お茶も頼む」 ≫115二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 25 36 「…さあ、今回もやってきました第三回トレーナー対抗ステークス。今回は芝2500mでごさいます。」 「天候は生憎の雪模様、バ場も重い状態です。実況は私、キタトレと。」 「解説担当のファイトレで行かせてもらいます。では出走バの紹介にいきましょう。」 「1番ドベトレ、いい気迫ですね、好走が期待出来そうです。」 「2番ベガトレ、二人三脚ともいえるその走りは楽しみですね。」 「3番ムントレ、いい笑顔を浮かべております。自信があるのか楽しみなのか?」 「4番リャイトレ、その筋肉を存分に見せつけております。THE・マッスルですね。」 「5番マーチトレ、この距離は長いか…?根性でどこまでいけるか。」 「6番チヨトレ、随一の分析能力です。レースの流れを摑めるでしょうか?」 「7番ブルトレ、唯一の逃げです。担当と同じような完璧なレースを刻んできそうです。」 「8番ヒシトレ、担当との併走で鍛えたその能力、存分に発揮してくれそうですね。」 「9番ムテキトレ、チャレンジャーとして道場破りに挑む彼女の走りは注目です。」 「以上9人の出走バが出揃いました。…ではまもなくスタートです。」 116二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 25 54 …パドックに入り、身構える9人。軽快なファンファーレの中で覚悟を決める。 ガコンッ! ーーー瞬間、パドックが開くと同時に飛び出していく。それぞれの脚質に合わせた位置取りを始める。 カーブを駆けながら100mくらいで大まかな流れは定まった。 先頭で逃げるのはブルトレ。担当と同じようにラップタイムを刻んで走る。 それに追従していくのはドベトレ、チヨトレ、ムテキトレの三人。競り合いを繰り広げながら走っていく。 その後方ではリャイトレとマーチトレが控え、更にその後ろにはベガトレ、ムントレ、ヒシトレの三人が機会を伺う。 「第一コーナーにて早速競り合いが発生していますね。レースのハイペース化が懸念されます。」 「ええ、しかし逃げるブルトレはそれに合わせて加速する気はないようですね。走りを変えることはないという自信か」 競り合う先行組、特にドベトレとムテキトレはポジション争いで激しく競う中、チヨトレは引き気味でついていく。 コーナーを曲がりおえて直線に入っていくバ群、未だ変化は見られない。 「ここからはストレートです、そこまで長くはないですね。」 「ええ、しかし途中に長い上り坂があります。距離やバ場の重さと合わせてスタミナが削られますね。大丈夫でしょうか。」 9人は急な坂を駆け上がりながらバ群を維持する。 当然、全員の消耗が激しくなる。熱を帯びたその体に雪が当たってはすぐに溶けていた。 坂を上りながら小回りのカーブに差し掛かり、雪で重い芝を踏みしめながら速度を保って回る。それぞれ動きはない。 117二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 26 32 「バ群は動かないまま下り坂へ入ります。緩かな下りの直線は消耗が抑えられそうです。」 「今回は長距離かつ重たいバ場です。ゴール前の坂も考慮すると、なるだけ体力は温存しておきたいところですね。」 1400m地点、相変わらず動きはない。…いや、先行組のドベトレが競り合いに勝ち、ムテキトレの前を抑えた。 「くっ…」 ムテキトレは消耗を考えて下がる。ドベトレの後ろにピッタリつけつつ機会を狙う。 「助かったぜ…」 ドベトレも下がってくれたことに感謝した。このまま競り合うのは体力を考えるとまずかったからだ。 「…ふむ」 一方、チヨトレは比較的消耗が少ない状態で分析を続ける。今の所ある程度予想通りに推移していることに口を緩めた。 1800m、ここで差しのマーチトレに異変が起きる 「おっと、最終コーナーを前にしてマーチトレの息が上がっていますね。」 「やはりこのコースと今のコンディションでは厳しいようです。」 少しずつ速度が落ち始めるマーチトレをリャイトレ、ベガトレ、ムントレ、ヒシトレが追い抜こうとはかる。 ベガトレとヒシトレは血気迫った顔で、リャイトレとムントレはキリッとした顔で追い上げていく。 追込組は先行組が競り合っていたのに対して、早くからベガトレ、ヒシトレ、ムントレの順で走っていたため消耗は少なかった。 ある意味紳士協定ともいえるかもしれない状態だが、結果的に功を奏している。 リャイトレもマーチトレが競う気がなかったので余裕があった。 「…いける!」 そうつぶやいたのはその四人の誰だったか。 追込と差しの四人がペースをあげて抜きにいく。気づいた先行組もスパートをかけた。 118二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 27 26 「さあ最終コーナーを抜けて最後の直線です、消耗は激しいようにみえるが大丈夫か?」 「ラストスパートですがもう一度坂があります。これは苦しいですね、しかし踏ん張りどころでしょう」 全員がスパートをかけだす。合わせて各々の領域が広がりだし、互いに侵食しあう。…円環が周り、宇宙がいくつも発生する。 「…ここだな」 前方ではチヨトレがここで飛び出してくる。完璧なタイミングを見計らい、抜け出してブルトレを追う。 「なっ…」「くっ、なら抜き返す!」 抜かれたドベトレとムテキトレも速度を上げてもう一度抜かし直そうと動く。 「…面白いな!」「私も負けてられないわ!」 「…俺はまだ走れる!」「どんな時でも!筋肉は全て解決する!」 その後ろからはベガトレ、ムントレ、ヒシトレ、リャイトレが凄い勢いで迫る。 マーチトレも大分後落気味ながら、気絶しかけつつも走る。 2250m、上り坂はただでさえ残り少ない体力を容赦なく奪っていく。 「「お、オオォォ!」」 リャイトレとヒシトレはヘロヘロになってきていたが、それでも前を向いて走る。 合わせてムテキトレとドベトレもほんの僅かな体力を振り絞る。一方、彼等よりも余力のあるチヨトレは前でペースを崩さずに走るブルトレに手が届きかけていた。 ムントレとベガトレも疲れが見える。だが走りを変えずに先行組に迫っていく。 「さあ今ブルトレに並んだ、追い抜けるかチヨトレ!」 「ここで…あれは僅かに抜きましたね、後は逃げきれるか」 チヨトレはブルトレを抜き去る、ブルトレも走りを崩して抜き返そうとする。 更に僅か後ろの先行組にも追込の二人が並び… …そしてそのままもつれ込むようにゴールを踏み越えた。 走りぬき、ヘトヘトになりながらも歩くトレーナー達は電光掲示板を見上げる。そこには… 119二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 27 51 「着順はチヨトレ、ブルトレ、ムテキトレ、ムントレ、ベガトレ、ドベトレ、リャイトレ、ヒシトレ、マーチトレとなりました。」 「いや、素晴らしい接戦でしたね。今回ハナ差が多いことからもよく分かります。」 「やはり雪の中という環境で消耗が激しいようですね。トレーナー達から湯気のように白い煙が立ち上がっています。」 「体を冷やす前に用意した風呂もありますので、担当とゆっくりしてほしいですね。…これは第四回も楽しみです。」 「…はい、それではここらへんで。以上、実況解説席よりお送りしました。それでは!」 長文失礼しました まずはPart100以上も遅延しまくったことをお詫びいたします。本当に申し訳ありません。 今回は第二回と違い俯瞰視点となっております。レースssはどちらが良いかお聞かせください。今後の参考にいたします。 有馬記念は冬とのことなので雪の中でのレースとなりました、お風呂とかも用意してアフターケアもしっかりしてます。 最後に今回のレースに出演をさせてもらったトレーナー達に感謝いたします。第四回もまた考えてもいいかもしれませんね。 ≫138二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 44 30 ありがとうございます…2レス借ります… 「トレーナーさぁん…?どこですかぁ…?」 メイショウドトウは不思議に思っていた。トレーニング予定の場所にいるはずのトレーナーが見当たらないのだ。数分前には「先に着いたから待っているね」という連絡があったにも関わらず姿が見えない。それだけならまだしも、何故かトレーナーがいつも着ているやたらと大きいコートだけが地面の上にポツンと置かれているのだ。いつものほほんとしているドトウであったが、流石にこの時だけは何かがおかしいと思った。こんなに変だと感じたのは、トレーナーがウマ娘に変わってしまった直後以来かもしれない。 よくよく観察してみると、トレーナーのコートの下でモゾモゾと何かが動いているのが分かった。しかし、動いているだけで外に出てこようとする様子はない。ドトウは少し気になり、思い切ってコートをどかしてみることにした。 「失礼しますね…」 その下にいたもの姿が露わになる。それは… 140二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 21 45 06 「…にゃあ…」 弱々しい声で鳴く猫だった。茶色の毛をしており、目はトレーナーを思い起こさせる碧色をしている。被っていたコートがなくなってしまったことによって動揺したのか、急いで違う隠れられそうな場所を探しているように見える。やがて近くの草陰に走っていってしまった。 「あ、猫さん待ってください〜」 ドトウはなんとなくその猫を追いかけた。放っては置けないとどこかで感じていたのだ。やがて猫に追いつくと、その猫を腕で抱き上げる。猫は少しだけ抵抗する素振りを見せたが、すぐに観念したように大人しくなった。 「猫さん、トレーナーさんがどこにいるか知ってたりしませんかぁ…?」 「にー…」 「分かりませんよねぇ…トレーナーさんのコートの下にいたので、何か関係がありそうな気がしたんですけどぉ…」 「にゃー…」 「なんだかちょっとだけ、トレーナーさんと似てますねぇ。せっかくですし、ふたりでトレーナーさんを待ちませんか?たぬきさんはよくトレーニング中に見かけますけど、猫さんは珍しいですぅ〜」 「にゃあ」 ドトウは待った。のんびりと、猫を撫でながら。が、30分を過ぎたあたりでやっぱりトレーナーを探しに行こうと決め立ち上がろうとした、その時。 「…!」 抱きかかえていた猫が急に腕を抜け出して飛び出したかと思うと、トレーナーのコートを強引に被ってそのまま走り去っていってしまった。 「猫さん…?」 急なことですぐに反応することはできなかったが、それでも近くの草陰に隠れたことは分かった。猫に逃げられてしまったのなら諦めるしかないが、トレーナーのコートはそうはいかない。そう思って猫が隠れたであろう草陰をドトウが覗くと。 「あれ…?猫さんじゃなくて…?」 「ドトウ…助けて…」 その日その時、ドトトレを見た者は語る。 「いつもと同じコート姿だったんだけど、素肌が時々見えたりして、なんかいけないものを見ているような気がした」 翌日、ドトトレは風邪で寝込んだ。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part417【TSトレ】 ≫20二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 22 24 33 「まさかトレーナー達が猫になっちまうなんてなあ...2人は居たけどVトレはどこ行っちまったんだあ?…お、この帽子…さては近くにいるな?おーい、Vトレ〜」 「ニャー(ゲッ!ウオッカじゃねえか!隠れねえと…)」 「…おっ猫がいるじゃんか!ほーらよしよーし」 「ニ、ニャー(見つかった!俺はただの猫だぞー…ほらさっさと行ってくれ!)」 「実はなあ猫化したトレーナーの言葉はテレパシーで全部聞こるんだぞVトレー!はっはっは可愛いじゃんか!」パシャパシャ 「ニャッ!(はあ!?おいやめろウオッカぁ!!!)」 その後ウオッカに詰め寄っていたら急に元の姿に戻り何人かに目撃されたため全裸で佇む芦毛のウマ娘が居たとか居ないとか噂される様になったという。 うまぴょいうまぴょい ≫51カフェトレ(タバコ)の人21/11/09(火) 22 43 54 「トレーナーさん…居ますか…?」 「にゃあ」 「白猫さん…?どこから来たんですか…?」 「なぅ」 「………あの、もしかしてトレーナーさんですか?」 「にゃー…」 「…まさかとは思いますが……… いえ、ウマ娘になる現象もありますしね… 猫になってもおかしく無いのかもしれません… ………ああ、そうですね…」 ヒョイ ギュッ 「うにゃぁ…?」 「ふふっ…逃しませんよ… 膝の上からの景色はどうですか…? …せっかくの猫なんです…今日くらいはのんびりした方が良いですよ? ………普段からこうやって休ませればいいのかも知れないですけど…」 サワサワ 「にゃー………」 「ふふっ…気持ちよさそうですね…」 「にゃ………」 「猫の体も…温かいですね… ………少し、眠くなってきました…」 「にゃ…?」 「…zzz」 「にゃ………にゃぁ…(抜け出せない…)」 (この後どうなったか…? 分からないですね…………) ≫73二次元好きの匿名さん21/11/09(火) 22 55 29 ◆テイオーは道を踏み外すのか? 「別にボクはネイチャと違って一線越えたりしてないもんね!」 「いやいや……あたしも一線は越えてませんが」 「ウソでしょ?」 「ウソじゃないって」 「……あー!こんなところに嘘発見器がー!!」 「マジで疑ってんの!?」 ──────────────── 「はい。これで信じてもらえた?」 「……まだ信じらんない。もうとっくにドロドロのネチャネチャになってるもんだと」 「帝王さま。あたしもいっぱしに傷つくんですよ?」 「……トレーナー相手にすごい変態プレイしているんじゃないの?」 「待って。その噂のネタ元教えて」 「ううん。ボクが考えた」 ギャー!こめかみグリグリは反そk、ウギャーー!! うるさーい!このムッツリテイオー! ネイチャだって!どうせムッツリネイちゃんなんだろー!? ……思春期女子が!ムッツリで何が悪いか言ってみろぉ!! 開き直ったー!?それならボクも思春期だってヴァーー! ギャーギャー ネイトレ「なんかじゃれ合ってますねー二人とも」←ほとんど聞こえていない テイトレ「……そうですね、仲いいですね。はい」←割と聞こえている (終) ≫179二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 01 15 48 「ばーか♡まぬけー♡え、えっち…」 「あほ♡ざーこ♡す、すけべ…ばか…」 「はい二人に手を出そうしたの全部撮りましたわ♡」 「バラされたくなかったら…分かるよな?♡」 耳年増の純情メスガキであるブラトレとテイトレがわからせの民を惹きつけ証拠をマクトレとフクトレが押さえる完璧な布陣。 なお要求はウマ娘のレースのチケットやグッズを買わせる。たまに飯を奢らせる。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part418【TSトレ】 ≫66二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 08 10 30 トレセンのトレーナー室にて 「…あ、ずれてきたな。直さないと」 …そう言って義足を直しているのはカフェトレ(義足)。体が変化したことで合わなくなってきていたのが理由だった。 座りこみ、義足をもう一度合わせ直すカフェトレ。そんな彼女のいる部屋に… 「…失礼、カフェトレは…って調整していたんだね。」 書類を持ってきたファイトレがやってきた。 「あ、どうもファイトレさん。」 「こんにちは、とりあえず頼まれていた書類を届けにきたよ。」 「ありがとうファイトレさん。」 「気にしなくていいよ。それより、義足の調子はどうだい?」 カフェトレは少し考えた後、苦笑いしながら話す。 「どうにもサイズが合わないから大変かな。でも、もう慣れてきた。」 「慣れてきた…って早いねカフェトレ。普通ならもうちょっとかかるだろうに。」 「散々怪異現象に巻き込まれてるから、これくらいならまあ…」 「…大変そうだね、非日常に慣れてることは私も否定できないけど。」 「う〜ん、慣れてきたから平気かな。それよりも、その義手ってすごいよね。自由自在に動かせるって」 カフェトレはファイトレの本物の腕のようにしか見えない左腕を見ながら言う。 「バイオニクス工学等を駆使して作った試験型だからね。ある意味体のいい試験体でもあるよ。」 「…いったいいくらかかってるんだろうその義手。」 「…億は平気でくだらないと思うよ、こんなのが普及するのはまだまだかな。」 「それの義足版とか出たら替えてみようかなって思ったけど、いつになるかなぁ…」 「…まあ近い将来かもしれないし、楽しみにしておいたらいいと思うかな。」 「…そうだね。」 ーーー二人でしばらく世間話に浸る。ちらりと腕時計を見た彼女は 「ん、そろそろ時間かな。長くなったね。」 「あっそうなの?ならまた今度!」 「そうだね、それじゃあ。」 そう言ったファイトレは部屋のドアをあけて去っていく。 カフェトレはそれを見届けて…いる途中にボディブローをかまされたのだった。 「いてて」デロヤ デレナインダッテ ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part419【TSトレ】 ≫31シチトレ幻覚マン21/11/10(水) 11 03 51 「よし、と。」 アコースティックギターのチューニングを済ませた私は、ギターを抱えて椅子に座った。 久しぶりのギターの割には、以前よりしっくりきていて正直不気味なくらいだ。 そんな感覚を頭の片隅に追いやって、とりあえず慣らすために、弾ける曲を弾いてみることにした。 と言っても、レパートリーは多くない。 だから、目の前の楽しみに座っているシチーも知っている曲にした。 あの日、シチーに演奏した曲だ。 32シチトレ幻覚マン21/11/10(水) 11 05 02 "歩く程に 靴底が汚れてく そんな風に" "僕らの 魂も すり減れば 影ってしまうよ" 最初のテンポはゆっくりと、語りかけるように。 "そんな時に 思い出して 君が諦められない理由を" 曲のテンポが上がっていく。 シチーが私の声に重ねて小さく、確かに口ずさむ。 "救ったはずが救われたって" "握ったつもりが握られた手" 心の奥で、思い出が響く。 溜めるように、ゆっくりとしたペースになる。 "遍く旅路に光あれ 強さや弱さでは語れないぜ" "立ち向かうその一歩ずつが 君の勇敢さの勝利だった" その反動のように、ストロークが激しくなる。 それにつれて、シチーの歌声が私のと合わさっていく。 "叫ぶ為に息を吸うように 高く飛ぶ為に助走があって 笑う為に僕らは泣いた それを敗北とは言わない" シチーの凛とした声が高らかに響く。それにつられて、私も声に熱が籠る。 そうだ、この歌はあの日の思い出のとは違う。 "ロングホープ・フィリア" 2人で歩んでいく、そんな想いの歌なんだ。 33シチトレ幻覚マン21/11/10(水) 11 06 20 そうして、別に打ち合わせをした訳にも関わらず突如として始まった2人のデュエットの心地良さに、しばらく私たちはその余韻に浸っていた。 その時だった。 突如として、鈍い頭痛が、私を襲ってきた。 重くて辛く、まるで錆び付いたドアをこじ開けるような、そんな不気味な感覚。 頭を抱える私を、シチーが心配して駆け寄って来たが、その声は聞こえない。 そんな状態にも関わらず、頭の中は、見た事のない光景が、奇妙な既視感を持って走馬灯のように巡っていた。 古めかしい木造家屋。暗い山道。私、いや「俺」に似た男女の笑う顔。流れるレコード。祭囃子。着物を来た初老の男とその男と親しげに話す老人。その老人と話をしている幼い「俺」。 そして、燃え盛る炎を。 34シチトレ幻覚マン21/11/10(水) 11 06 49 「ちょっと、大丈夫!?」 ようやく、シチーの声が聞こえて来た。頭痛も引いて、思考がクリアになっていく。 「う、うん…、大丈夫…。」 「…何があったの?」 そうして、ひとつの事実に気づいた。そうか、この記憶は…。 「思い出したんだ、昔のことを。」 忘れていた、子供の頃の記憶なんだ。 ≫179二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 14 16 37 「マッスル! むっカフェトレ(義)のマッスルパワーが不自然な流れをしている!あれは……成る程義足!筋トレをたまに一緒にやる俺に話していないと言うことはマッスル秘密にしていると言う事! なのでマッスル忖度!」 「聞こえてますわよリャイトレ」 「マクトレ御免! マッスル記憶消去ボウアンドアローチョーク!!」 「」 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part420【TSトレ】 ≫11二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 14 35 08 (ムッ、あの左下腿……!) 「マッスルゥ――スキャニィーングッ!」 ピキィィィィィン! (やはり! 下腿から下の筋肉が衣服の下で動いていない! 下腿切断だろうか?) (膝より上まで切除する大腿切断だとすれば、自然に歩けるようになるまで途方もないリハビリテーションが必要だ。膝より下を切除する下腿切断であったとして、膝が残っている分義足に慣れやすかったり転倒を回避しやすいが、それでも幻肢痛など様々な苦痛を乗り越える、苦しい旅になる筈……!) (足の筋肉を喪う……それはどれだけ、どれだけ恐ろしいことだろう。しかし、それでも彼女は前を向いて、二足で立ち上がっている。嗚呼、それは正しく――) 「――美しい、筋肉だぁ……っ!」ダッバー 「と、トレーナーさんっ!? 何を泣いてるんですか!?」 「いや……なんでもないさライアン! さあ、トレーニングを続けよう!」 (彼女の事情を吹聴すべきではないだろう。服を脱いでこそのボディビルだが、強制的に脱がしたらただの犯罪者だ) (だが、彼女の力になれる時が来れば……必ず! 俺は筋肉の限りを尽くそう!) (美しき筋肉の為に!) こうですのわかりませんわ ≫152二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 16 27 00 「誰がJK組だァ!」 「テイトレはまだしも私達はそんなこと言われる覚えはありませんわよ!」 「いや俺も別に言われる筋合いはないぞ!?」 「意義あり!かそれは違うよのどっちがいい?…まぁ確かに俺達がDK組として相応しく無いっていうのは気になるな」 「じゃあDKっぽいことやってやるか!」 「いいですわね!じゃあ早速行きましょうか!」 この後、カードショップに行きオタサーの姫のようになりかけ、マクドで駄弁ってる姿を「マクドでJKが真面目な話してて…」とSNSのネタにされ、カラオケを配信して視聴者の頭を破壊した ≫165二次元好きの匿名さん21/11/10(水) 16 43 17 「高校生といえばカラオケだよな!…多分」 「俺達だけでも年代別れてるけど…今の若い子何歌うんだ?」 「…さぁ」 「ボカロとか?」 「一番若い俺が察するに…米津玄師!」 「本当に?本当に米津?」 「ランキング入ってるし合ってるでしょ」 「まぁ適当に歌いましょうか…」 新曲を知らない彼等はviviやアイネクライネ等のしっとりした曲ばかり歌いそのまバンプとかに移行した。 その見た目から繰り出される切ない歌声に視聴者の脳は破壊された。担当達も聞いてた。 ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/140905580/pages/135.html
タグ一覧 このページは「おれバカだから言うっちまうけどよぉ…」スレに投稿されたSSをまとめるページ(スレpart91~95)です。 SSまとめスレはこちら part1~10はこちら part11~20はこちら part21~30はこちら part31~40はこちら part41~45はこちら part46~50はこちら part51~55はこちら part56~60はこちら part61~65はこちら part66~70はこちら part71~75はこちら part76~80はこちら part81~85はこちら part86~90はこちら part91~95はこちら part96~100はこちら part101~105はこちら part106~110はこちら part111~115はこちら part116~120はこちら part121~125はこちら part126~130はこちら part131~135はこちら part136~140はこちら part141~145はこちら part146~150はこちら part151~155はこちら part156~160はこちら part161~165はこちら part166~170はこちら part171~175はこちら part176~180はこちら part181~185はこちら part186~190はこちら part191~195はこちら part196~200はこちら part201~205はこちら part206~210はこちら part211~215はこちら part216~220はこちら part221~225はこちら part226~230はこちら part231~235はこちら part236~240はこちら part240~245はこちら part246~250はこちら part251~255はこちら part256~260はこちら part261~265はこちら part266~270はこちら part271~275はこちら part276~280はこちら part281~285はこちら part286~290はこちら part291~295はこちら part296~300はこちら part301~305はこちら part306~310はこちら part311~315はこちら part316~320はこちら part321~325はこちら part326~330はこちら part331~335はこちら part336~340はこちら part341~345はこちら part346~350はこちら part351~355はこちら part356~360はこちら part361~365はこちら part366~370はこちら part371~375はこちら part376~380はこちら part381~385はこちら part386~390はこちら part391~395はこちら part396~400はこちら part401~405はこちら part406~410はこちら part411~415はこちら part416~420はこちら part421~425はこちら part426~430はこちら part431~435はこちら part436~440はこちら part441~445はこちら part446~450はこちら part451~455はこちら part456~460はこちら part461~465はこちら part466~470はこちら part471~475はこちら part476~480はこちら part481~485はこちら part486~490はこちら part491~495はこちら part496~500はこちら part501~505はこちら part506~510はこちら part511~515はこちら part516~520はこちら part521~525はこちら part526~530はこちら アダルトコンテンツは乗っけると最悪wiki削除なのでやばそうだなとおもったらリンクかスレ位置を置いておいてください(主にルドトレ) リンク例は編集画面にてコメントアウトしています。 目次 目次おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part306【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part307【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part308【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part309【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part310【TSトレ】 おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part306【TSトレ】 ≫18二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 10 40 キタサトトレ√攻略 まずはキタトレに接触しましょう。ここでサトトレに会うとキタトレに排除されて死亡エンドです。 会える確率は低くなってるので引き継ぎに頼ろう。 続いて数回のイベ成功で√に入れたら、キタトレと積極的に接触して好感度を高めましょう。上昇値は塵つものレベルなのでめげないように、行動はニ、三問間違えれば即死です。バドエン『フリオーソ』か死亡エンドの二択です。 ある程度高めてラインを超えたらサトトレにも接触しましょう。 接触はキタトレ以上に丁寧に。彼女のメンタルは豆腐以下なので少しでもつついてしまうと壊れます。 壊したらもちろんキタトレに殺されるので注意。 ここから二人に接触をとったら後は只管好感度上げ…とはいきません。 何故ならサトトレのメンタルケアとキタトレのメンタルケアも行わなければいけないからです。 サトトレは上述したように精神値がすぐにラインを切りやすく、キタトレも少し放置すると好感度と精神値が削れていくのでどちらもしないといけません。 もちろんキタトレが壊れたらバドエン、サトトレが壊れたら死亡エンドですので気張りましょう。 そしてケアしすぎてもノマエン「私達の主」になりますので調整必須です、友人枠のキャラにもケアしてもらいましょう。ただし友人の好感度を上げすぎると殺されるかバドエンなので留意。 好感度と精神値を上げ、キタトレとサトトレに過去と向き合ってもらった上で凱旋門賞に勝てばトゥルーエンド「私達の救世主」にいけます。 勝てないとノーマルエンドですし、向き合ってないとバドエンです。 エンドの解説や評価はまた後で。 ≫27二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 14 30 ネチャネチャ魂 ネイトレを操作してネチャネチャ球を転がしあらゆるものを取り込んで大きくしてネチャネチャ星を復活させネイチャと結婚式を執り行うミニゲーム。制限時間内で取り込んだ物の大きさで結婚式の規模が変わる。巻き込んだ他トレーナー達を図鑑コンプリートすると時間無制限モード真ナイス球が解禁される。 ≫31二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 19 28 「まさかなんでもありの衣装部屋がゲーム耐久用の檻になるとは、参りました」 「……やりますか?先生」 「なんで教え子たちの痴態をこんな形で見なくてはいけないのか……理解に苦しみます」 「仕方ないじゃないですか!今日のところはまず3人クリアで解放らしいですから、スタートしますよ!」 「何日かかるんでしょうねこれ……。見た感じわたしのシナリオはなさそうで一安心ですが」 ≫34二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 21 35 ウラトレ√ 全キャラ全シナリオクリア後に解放 難易度 ──── 36二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 24 07 あなたはハルウララ以外の何者でもない。あなたがすべきことはただ一つ。──「がんばること」だ ≫35二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 22 58 エンド解説 バッドエンド「フリオーソ」 壊れたキタトレの元に縋るサトトレ、そして二人は共に身を投げます。救いはありません。 ノーマルエンド「私達の主」 二人から依存される√です。家や他の所で縋りついてくる彼女達と過ごします。することをするシーンはあまりにも退廃的で背徳的なシーンもあったり。 トゥルーエンド「私達の救世主」 向き合って傷ついた二人をやさしく受け止め、勝てたことを三人で喜ぶ救いの√です。二人からの告白とその後多目に用意されたイチャイチャシーン等はその苦労に見合うものてしょう。 全体評価としてロボトミーを超える超管理能力とフラグ把握能力を要求してきます。精神値を保ちながら好感度を上げ、ステータス上げと過去の品を集めていくことは地獄です。四天王ペアの√という覚悟と終わらぬ悪夢への勇気を持って挑みましょう。 恐怖に向き合い、未来を創る。…頑張ってください ≫42二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 29 35 DK組トンチキ異世界ルート 全員の道場アイテムをゲットし、ブルトレルートで世界を破壊すると発生します。 破壊した後PV(クリスタライズ)が流れ、あなたは4人と1緒にウルサスに転移しています。 ≫44二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 30 27 ミニゲーム パラシンGOD 神々の凱旋 ビタ目押し必須のスロットゲーム ドベトレ最強への道 バトルオブメジロの高難易度 体力1固定 DK4 デュエルキングダム4 どっかで見たことあるカードゲーム シールドを展開して黒い蓮やうららを投げ合おう! ≫46二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 32 32 ゴーストバスターゲーム部 フクトレを操作して幽霊を退治するミニゲーム。 回避盾スズトレを使用して物理攻撃を回避、除霊キックでダメージを与えつつ恐怖ゲージがマックスになれば必殺のマルトレシャウトを叩き込もう。フクトレがスズトレマルトレを抱えて幽霊を蹴る様はなかなかシュール 49二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 35 16 それぞれケツパンチ,タバコ分析回避,お友達バーストに変更されてカフェがケツタバコ抱えて突き進むモードもありそう ≫54二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 37 45 サトトレルート 信頼度、親愛度、 そしてマスクデータの精神度の調整が 必須とか言う地獄。 下がりすぎても上がりすぎてもいけないのと マスクデータ開示をしないと まともに進行ができない。 この状態に加えて運要素と 他友人の信頼度調整、 下がり幅と上がり幅がとんでもなく大きい 精神度管理が頭こわれる。 選択肢も純粋に難しいため まさに「核地雷」の異名に恥じないシナリオ キタトレルート 個人的に四天王の中で一番難しいルート。 なまじノーマルルートが 超初心者向けで経験値稼ぎに お世話になるプレイヤーが多いため このルートの難易度に精神が崩壊。 難しすぎませんか?(困惑) 初期友好度が全キャラの中で最低であり、 加えて上昇速度もとんでもなく遅い。 選択肢も上がるか下がるかしかなく、 下がり幅がとんでもなく大きく ほぼ確実にラインを割ってしまう。 正直、一発アウト型のシナリオ。 一番の難所は「過去」に関するイベントであり 少しでも手順、内容を間違えると キタトレに殺される。えぇ……(恐怖) キタトレは四天王の中でも最強(断言) 55二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 38 10 キタサトルート 無理♡ いやホントに無理ゲーです(確述) 調整すべき他友人の友好度の数が 約10倍にまで膨れ上がり 約30人程の友好度をギリギリまで 調整し続ける必要があるのは鬼。 少しでもどちらかに傾けば キタトレに殺されるか サトトレに依存されるかの二択。 なんなんですかねコレ……() 引き継ぎアイテムは全部使ってギリギリ。 試行回数のマクドベ、 徹底管理のキタサトという所。 ≫56二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 38 36 ダストレ攻略編:ふつうに必要なパラメータを揃えてプレゼントとデートをすれば攻略可能。ただしファンディスクを購入しなければならない サポートNPCの攻略ルートはファンディスクでと相場が決まってますわ(古代人並の認識) ≫62二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 43 01 マヤトレ攻略ルート まず自衛隊に入隊し、パイロットとしての訓練を重ねましょう。 その後、トム・クルーズとの演習に勝利することで解放されます。 71二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 46 06 レビュー ★★★★★ マヤトレルートの難易度が非常に高かったですがクオリティも高く、私はこれで自衛隊の最終試験を突破出来ました。ありがとうございます。 ≫74二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 47 14 親父シミュレーター ウオトレ(親父)になってあらゆる物を蹴り壊せるシミュレーター。意図的につくりが甘くものを掴んだ腕が伸びたりゲッダンする。それを利用したゴムゴムの柵折やゲッタン柵折などのテクニックもある。 ≫77二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 47 16 攻略してる時は隣にそのトレーナーが座ってくれるぞ! ボノ「…ボクのこと、分かってないんだね」 カレ「うーん…その選択肢はちょっとカワイイじゃないかなって」 タイ「はは!俺もマヤトレのこと好きだぞ!」 マク「あっもうこの時点で攻略失敗ですわ。次に切り替えますわよ」 テイ「…杖集めまくって好感度上がってても俺こんなにちょろくないもん…」 ブラ「強制お色気イベントで好感度下がったな!また頑張れよ!」 フク「…スチル回収か?わざとやってんのか?」 ネイ「おー結婚エンドだー…ネイチャ?違うよ?ゲームだからね?」 ドベ「ここ!ここで俺を殺したら次に進める!躊躇うな!殺れ!」 サト「えっと…もうこの段階で僕のルートクリアは出来ないらしいです…ごめんね…」 202「今っす!パワーをメテオに!」 ブル「ブルボンパンチで地球が崩壊したのでゲーム終了。詰みです、出直してまいれ」 バク「Aルートで好感度が100になったので僕が死にます。お疲れ様でした」 アル「Dルート…わたしと共に愛しさと切なさと心強さを探しに行きましょう」 グラ「私という者がありながら他の女に色目を使うからこうなるのです。マヤトレ、腹を切りなさい」 マヤトレ「ひぃん…」 ≫85二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 52 58 ルドトレのルートだけど前スレの特殊コマンドどうこう含めて A 唯一抜きん出て並ぶものなき者(監禁回数0/依存値0~25/七冠以上達成/Good END) ルドトレに手を出さずに三年間を乗り越えるだけで達成可能。 この場合平和に互いが互いにスパダリしつつイチャイチャする平和なルートになる。最後にはちゃんと告白して付き合えるので安心。 好感度に関しては勝手に上がるため、依存値制御に気を使いつつ監禁コマンドの誤タップに気を付けよう。あと、水着絵と執事服はこれが一番美しいと評判。 手に入るアイテムは《輝かしき勲章》。効果は開始時全ステータス+10。ただし複数取得しても効果は重複せず。 B 皇帝の淫靡な伴侶(監禁回数5以上/依存値85以上/七冠以上達成/Good?END) ズブズブの共依存ルート。焦りゆえに一番を欲した末路。ルドトレはこの場合男時代の演技が不可能な程に壊れている。 依存値上げは監禁コマンドで可能なためほっとけば上がる。途中の絵はどれも必見。 手に入るアイテムは《愛欲の首輪》。効果は一定キャラの依存ルートに入りやすくなる。効果の重複なし。 C 皇帝の麗しき伴侶(監禁回数1~5/依存値75以下/七冠以上達成/Good?END) 現在のルドトレ追体験ルート。淡々と以前の人格が壊れていきながらも一線は保ち、そのため尚更苦しむ彼女が見れる。もちろん絵はどれも必見。 手に入るアイテムは《麗しきドレス》。効果は開始時ランダムなキャラの好感度+5。効果の重複はなし。 D 親友(監禁回数0/依存値25以上/七冠以上達成) 告白失敗、現状維持ルート。事実上のBadともnormalとも。この場合今の関係をずるずる続けていく二人が見れる。 手に入るアイテムはなし。 E 壊れかけの人形(監禁回数5以上/依存値75以上85以下/七冠以上達成) 多重人格と化して完全に壊れないようにしたルドトレのルート。複数の女性人格と男性人格による言い争いイベントは必見。 手に入るアイテムはなし。 F 我が唯一なる伴侶(監禁回数0~4/依存値75以上/七冠以上達成) 追体験ルートと共依存ルートの折衷。離れようにも離れられない、そんな二人。初見だとこのルートか壊れかけの人形、親友のどれかにたどり着くだろう。 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 10 53 08 G 同じ視座は潰えて(監禁回数1/依存値0/七冠以上達成) 見限り。失望。捨てられたい、或いは"私なんて必要なかった"と思われたい貴方に。一度の過ちで全てを失い、途方に暮れたい貴方にも。 手に入るアイテムは《割れた勲章》。効果は使用時依存値-5。 H 壊れた人形《監禁回数5以上/依存値不問/七冠未達成》 "私のせいだ"。夢を叶えられなかった貴方に。壊れた人形で遊びたい永遠なる幼い獅子。甘い、甘い地獄はそこにある。 手に入るアイテムは《壊れた人形》。体力上限+5。効果の重複はなし。 I ランダムエンド《上記条件未達成》 ノーマルバッド。手に入るアイテムなし、特殊なイベントもなし。 J 最高の二人《I以外の全てのエンディング達成/監禁回数0/依存値0/海外G1二つ以上獲得or年間グランドスラム達成or凱旋門賞獲得or短距離G1、マイルG1、ダートG1獲得のうち累計一つ以上達成/True END》 お疲れ様でした。貴方は真なる皇帝を垣間見ることでしょう。困難を乗り越え、前人未到のそれを乗り越え、本当の皇帝となった"あなた"との甘い一夜。 ────長い道の一歩目は今成されました。 手に入るアイテムは《七つの勲章》。開始時全ステータス+15、体力上限+10。複数取得しても効果は重複せず。 ≫122二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 11 26 43 ベガトレW.ExtremeScenario 君は、夢を見ているのかもしれない。でなければ、目の前の光景をどうして信じられるだろうか。 だが、これは現実だ。君の友人は異形と戦っている。それが、今君の知りえるただ一つの真実だ。 彼女の相棒は安楽椅子探偵で、彼女はふたりで一人の探偵。 協力するのは、学園一の狂気の科学者、そして彼女の友人たる怪異探偵たち。 彼女らが戦うのは、この学園に蔓延る闇。 内面のウマソウルを異常活性させてしまう『DSS(ディーピング・ソウル・システム)』。 使えば力を得ることができるが、使えば使うほどその力に溺れ、その末路は異形たる姿「オーバーDS(ドーズ)」に堕ちるのみ。 彼らを救う方法はただ一つ、こちらも『DSS』を利用し、システムメモリを打ち砕くのみ。 何故、彼女たちだけが浸食を防いでいるのか?何故、彼女たちはこの戦いを始めたのか? そして、黒幕たる存在は誰なのか? 君は、真実を見つけることができるか。 5つのステータスはすべて戦闘用として置き換えられ、それらを鍛えて彼女らとともに戦う。 中盤から君も変身能力を手に入れるが、そこからは浸食度のバランス維持が必要。 高すぎるとオーバーDSとなってしまい、君はメモリを砕いてもらって戦線離脱でゲームオーバー。低すぎればDSSの力を引き出せずに戦闘で負ける可能性が高くなる。 力の使い方は、君が決めたまえ。基礎能力を上げてもよいし、手っ取り早く浸食を上げ、必殺技を活用するのも良い。 最終決戦時、今までの君の歩みで結末は決まるだろう。 『また、いつの日か溢れる闇』 黒幕は姿を見せなかった。いずれまた現れた時のため、君たちは戦いを続ける。 『闇は消えた』 黒幕は打ち倒された。君たちは、いつもの日常へと戻ることができるだろうね。 『闇をうち払いし真実』 真の黒幕は……そうだな、君自身の目で確かめたまえよ。黒幕につながるカギを集めたまえ。 少なくとも真意は、その者は失われたウマソウルを真の意味で復活させたかった。それだけは事実だろう。 123二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 11 27 01 基本的に事件の情報を集める、特訓する、オーバーDSと戦うのサイクルだ。 情報を集める際は学園中を走り回ることになるだろうから、うまいこと友人たちと交流して体力の消耗は押さえておきたまえ。 きっと表ルートで関わった人たち(メタで言うなら友人以上のエンディングを見た人たち)は、君に有用な情報をくれたり、助けになってくれるだろうね。 『DSS』とはつまり、個人個人に備わるウマソウルの外付けブースターのようなものだ。 最初に使ったときに適応する名称へと変化する。その名前は彼らのウマソウルの真名にかかわる名前になるだろうね。 基本的にはまともに使えば廃人一直線コースだが、大三角形が破壊する際はエネルギーを逆流させ、メモリに集約させたうえで爆散させる。 こうすることで体に残った影響を取り除きながら、DSSを破壊できるわけだ。 カギとなるワードは 「女神像」「失われたウマソウル」「零落した神格」「歴史に埋もれた真実」「古代遺跡」「記憶」「有り得ないメモリ」 引継ぎアイテム 『砕かれたシステムメモリの破片』 きっとまだ先があるのだろう。全ステータスに自由に触れるポイントを30獲得 『“その道”のシステムメモリの破片』 君が、友人を失ったとしたら?全ステータスに自由に振れるポイントを50獲得 『“深き衝撃”のシステムメモリの残骸』 君が最初に手に入れて、戦いのさなかで進化し、そして砕かれても共にあった記憶。 きっとこれからも、君のそばにいてくれるさ。 全ステータスに自由に振れるポイントを200獲得。主人公の見た目変更可能。 この三つは競合するので、いずれかの一つだけ選んで引き継げる。 もしかすれば、それらに反応を返す子もいるだろう。まあ、大きな影響は与えないから安心したまえ! テンション上がって変なゲームができてしまったよモルモット君。 え?これを最近開発してるらしいゲームにぶち込んでいいのかい? えーっそれ世界観ぶち壊さないか!?え?エクストラシナリオは割と自由? ふぅーん、まあそれなら乗らない手はないだろうね。 悪魔と相乗りする勇気があるそこの君、ぜひ遊んでみたまえよ。 ≫156二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 11 49 12 「どうしたムントレ、そんな二宮金次郎みたいになって」 「おおブラトレさんにマルトレさん。これはね、薪だよ」 「いや見た目はわかるんだけどね?」 「つまりこうだ、トレセンで焚火をしてあったまろうと」 「あー、理事長代理に許可は?」 「既に」 「判断が早い……!」 「ところでどっから持って来たのその薪」 「朝、家から持ってきただけだよ!」 「ああ、古風な暖炉あったねぇ」 このあと三人であったまってたらいつの間にか人だかりになってた。 170二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 12 08 14 ブラトレ「ここにネイトレに購買で買ってきてもらったクラッカー、薄い板チョコ、マシュマロ、あと竹串がある」 ネイトレ「なんでも売ってますね、ここの購買」 ブラトレ「うん、パシらせてごめん。で、竹串に一個ずつマシュマロを刺して焚き火に近づけて……焼きマシュマロにする!」 ムントレ「おお!もうこれだけでいいんじゃないか?」 ブラトレ「もちろんこのまま食べても美味い。けど、用意したクラッカー二枚でチョコと焼きマシュマロを挟めば……」 マルトレ「スモアだ!!キャンプ漫画で見たやつ!」 「「「「……うまーー」」」」 人だかりがさらに大きくなった。 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part307【TSトレ】 ≫ ≫45二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 12 45 15 「なるほど、氷上のオペラ!素晴らしい発想だと思わないかい?」 「面白そうだけど、会場の準備が大変でしょオペラオー」 「その点については私が何とかしよう」 「さすがはボクのトレーナー君だ!さあアヤベ君、君も氷上の妖精となるのだよ!」 「というかそれ、ミュージカルになるんじゃないのかしら?」 「「……確かに!」」 「あとなんで当たり前のように完璧なペアスケートしながら相談してるの?色々とおかしくないかしら?」 「何、ベガさんもベガトレさんと共に滑ればいいじゃないかい?」 「まだ慣れてないのよね……フジトレさん主催のスケート教室中よ」 ≫50二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 12 54 50 「あのオペトレさん、そこにうずくまって蠢いている方は?」 「ああネイトレさん、彼女は氷上に立つこともままならないかよわきナマモノだよ」 「ひぃんっくしゅ」 「ああ、スイトレさん……」 ≫63二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 24 01 「久々にスケートやったけどちゃんと滑れるな。デジタル、そっちは大丈夫か?」 「ひょえ………」 「デジタル?どうした?」 「オグリさんと会長さん二人とも氷上の妖精みたい……衣装も可愛さと色っぽさが合わさってて素敵……あああああああああっあ、今のってまさかキス!?くちづけ!?接吻!?」 「どうしたデジタル?オグリとルドルフはここには来てないぞ」 「トレーナーさん、ぶつかりそうなので端に寄って下さい!」 「あ、ハイ」 (デジタルには一体何が見えているんだ……) ≫73二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 29 39 「ルドトレ……」 「な、なんですか大先生?」 「もし変なことしてるんなら管理者権限でお主を追い出す」 「ルドルフ!お願いだからやめて!」 「本当にやっとるんかいバカタレ!!」 ≫88二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 34 44 DKZOOM 「あっ来ましたわね」 「遅れてすまーんちょっと設定にもたついて……おい」 「はい?」 「俺はどこから突っ込めばいいんだ?」 「お前がいない間に全部話した」 「まずマクトレの画面に缶がふたつ写ってるよね」 「昼間から飲んでんのかテメェ」 「昨晩のですわ、ここにカップがありますでしょう。それよりフクトレの背景がですね」 「なんだその悪趣味なギンギラギン」 「お前俺の担当のくれた壁紙を悪趣味と言ったな?……言ったな?」 「うーんこのなんとも言えない顔!」 「そういうテイトレは背景はともかく服はなんだそれは」 「テイオーが……」 「メスが居ますわね」 「居るな」 「そ、そんなことよりブラトレのバーチャル背景は何なの?なんで緑色なの?」 「わかんねぇ」 98二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 37 38 「もうちょいなんかあるでしょ、画像選択あるから」 「んー、じゃあ適当にこれでいいか」 「……まあさっきよりマシだが、何でブライアンの走ってる写真なんだ」 「それは、カッコいいからだ!」 「あーずるいですわ!俺もマックイーン背景にしよ」 105二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 40 01 「なあテイトレ……テイオーに言われてその服を着るのは良いが、その服を俺たちが見ているという事実をテイオーが知ったらどうなるんだ?」 「あっ確かにそうだな……」 🎥OFF 「着替えに行きましたわね」 109二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 13 41 56 「じゃ…じゃあ俺もテイオーの格好いいやつ…こうすんのかな?」 「…テイオーとのツーショット写真になってますわ」 「恋する乙女の顔だ」 「お前もう駄目かもな…」 「違う!まだ落ちてない!落ちてないもん!フクトレ頭抱えてないで画像の変え方教えてくれ!」 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part308【TSトレ】 ≫37二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 14 28 43 タイトレ「おう!!一人暮らしするんだってな!!」 侘助「まあな、タイトレは料理とかできんの?」 タイトレ「俺はあんまりやらないタイプだ この前タイシンがドライカレー作ってくれてさ!!」 侘助「へ〜!!いいな、そういうの。 寮のみんなとご飯を囲むっての ちょっと憧れてたんだよ、オレ」 タイトレ「同じ釜の飯を食う、友達になるには それが一番だと俺は思ってる」 侘助「……なら、さ」 タイトレ「ん?どうした、ドベトレ?」 侘助「オレと、その……これからも、 仲良くしてくれるか……?」 タイトレ「……もちろん。いつでも俺の部屋に来いよ 話し相手ぐらいにはなれるハズだ」 侘助「……!! そうだ!!オレ色々教えて欲しいこと山ほどあるんだ」 タイトレ「おう!!じゃんじゃん聞いてくれよな!!」 ≫64二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 14 40 51 『りうとれさんとぶらとれさん』 「むぅ、微妙に高い……」 「おろ、リウトレか。どうした?」 「あ、ブラトレさん?……いや、ちょっとドレッシングの位置が」 「取る取る。どれがいい?」 「んー、シーザードレッシングでお願いします」 「なんか最近いろんな人に相談して回ってるらしいけどどしたの、何か問題でも起きてるの?」 「あー……いや、その。……シリウスのアプローチが」 「……あー俺役に立てねえ奴だな!」 「い、いやそんなことは……あるかもしれない」 「やっぱり……まあ俺はぶっちゃけその手のトークは苦手だしなー」 「そうねえ……あと、辺に相談したら一足飛びに関係が進みそうで」 「待ってどういう印象持たれてるの俺」 「……ネイチャの後押しをしてしまった人」 「うごごごごごご……」 「ごめん謝りますから!いい人なのはわかってるから……!」 「優しさが目に染みるぜ……いかん泣けてきた……」 「実際、どうなんでしょう?そういう、その……学生と教師たるトレーナーが付き合うって」 「あーその件に関しては俺の親のこともあるんで、ぶっちゃけ学生の間に節度を守ってくれれば問題はないと思ってる」 「マジですかぁ」 「その節度を守れてないやつが生徒会に多いんだけどなァ!うおォロロロォン」 「泣かないでくださいよ!」 「ぶっちゃけ俺もああなるなんてわかってなかったから……ただ単に親に顔見せをできてなかったネイトレを助けたかっただけなんだよぉ」 「あー、そういう経緯だったんですね……」 「その……俺がアドバイスできることはないけど、たまには愚痴聞いてあげるから頑張って……」 「頑張ります……!」 ブラトレから見て耐えられるかどうかはわからなかったが、 とりあえずなんかあったときに助けになれるように頑張るブラトレの姿があった。 ≫135二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 15 14 21 ある日の夕方 アパートの一室で 「お邪魔しまーす。」 「どうぞ、上がってちょうだい。」 …ドベトレがキタトレの家に上がってくる所だった。 質素ながらも整えられた部屋、最低限の家具。 「思ったより地味なんだな」 「あまり物は置かない主義なのよ。最近はトレーナー室にいる事も多いから。」 「そうなのか…あれ、車はどうしてるんだ?」 「倉庫に部品とかは仕舞ってあるわ。…とりあえず夕食は用意するわね。手伝わなくて大丈夫よ。」 「ああ…わかった。」 背もたれ付きの椅子に座るドベトレ。キタトレは台所で夕食を作り始める。 ーーーキタトレが夕食を作っている最中にドベトレは問いかける。 「なあ、キタトレは一人で過ごすのは寂しいのか?よく他の人といるけど。」 「そうね…あまり人と関わらないのは寂しいものではあるかしら。そこまで何とも思わないけれど。」 「そんなものなのか…」 「そういうものよ。さあ、出来たから食べましょうか。」 137二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 15 14 48 そう言って皿を出し、机に置くキタトレ。 二人で座って向かい合い、 「「いただきます」」 早速おかずをつまんで食べていくドベトレ。 「…美味しい」 「口にあったようでよかったわ。…まだあるから遠慮なくね。」 「助かる…じゃなくてありがとう。」 「気にしなくていいわよ。私がしたいことだから、泊めることも夕食を出すこともね。」 言い切った彼女はいい笑顔をしていた。 そのまま二人で食べ終わった後、キタトレは 「先に風呂に入っていいわよ。後片付けはしておくから。」 とドベトレを先に入らせる。ドベトレは少し申し訳なさそうにしていたけど、構わずに入らせた。 片付けやその他の用意をしつつキタトレは思い返す。 『あ〜キタトレさん。』 『どうしたのかしらドベトレ?』 『ごめん、今日家に泊まらせてもらってもいいか?』 『構わないわよ、最近言ってた一人暮らし関連でしょう?』 『そこまで分かってるのか…』 『そういうものよ、…今日の夕方に学園の駐車場ね。』 「頑張ってるわね…」 呟きながらキタトレは布団を敷くのだった。 138二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 15 15 54 「なあ、ベッド借りてよかったのか?」 「良いわよ?貴方が気にしないなら私は構わないから。」 「そうなのか…?」 「…それとも隣で寝る?私はウェルカムよ」 「!?…いやいいから!」 「そう?ならいいけれど。…おやすみなさい」「あ…おやすみ。」 程なくしてドベトレの方から寝息が聞こえてくる (ふふっ、かわいいわね…) そんなことを思いながらキタトレは眠った。 駄文失礼しました 別に泊めるのはウェルカムなキタトレ 侘助も助かるのではないでしょうか ≫167二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 15 39 01 「あのバカ全然わたくしの家から出ていきませんわ……そうだ、適当に叩けば出ていくかもしれませんわ!」 「あれ、兄」 「魔剣完了!」 「死にましたわ……」 「死んだわ、俺」 「ウワーッ!生きてるーッ!」 「殺してもうちにリスポするだけで出ていきませんわね……こうなったらルーン魔術で1日以上誰かの家で過ごすと魂がメス化する呪いをかけますわ」 「嘘だろ……」 「一人暮らししてきなさい」 「渡り歩いてるらしいですわ……」 ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part309【TSトレ】 ≫14二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 16 09 06 全く関係ないけど漫画読みながら呑んでたら唐突に浮かんだ探偵ウオサブトレ概念投げるよ 本当に唐突に思いついたから設定ガバガバだしss書いたりする気はないからスルーしてくれて構わないよ 15サブトレV/その男ウマ娘につき21/10/24(日) 16 10 10 身長 164cm スリーサイズ 92-60-94 髪の色 紫がかった芦毛 髪型 ロングヘア 瞳の色 黒→黒(左目)/緑、白、赤(202)金(親父) 年齢 20代 一人称 俺 二人称 知り合いは呼び捨て/依頼人には〇〇さん 兼職 私立探偵(主にペット探し) 俺は極めてハードボイルドな私立探偵。 依頼でこの街にあるトレセン学園に調査に行って黒ずくめの女性2人の怪しげな取引現場を目撃した。取引を見るのに夢中になっていた俺は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気づかなかった。俺はその女に毒薬を飲まされ、目が覚めたら・・・ 体がウマ娘になっちまっていた! ウオトレ(親父)の助言で正体を隠すことにした俺は、ウオッカに素性を聞かれて、とっさにサブトレーナーを名乗り、やつらの情報をつかむ為にトレセン学園に転がり込んだ。 たった一つの真実見抜く見た目はウマ娘、頭脳は大人!その名はサブトレV! W-B-X ~W-Boiled Extreme~3 19 · YouTube 17サブトレV/その男ウマ娘につき21/10/24(日) 16 10 43 概要 依頼でトレセン学園に立ち入ったら三女神にウマ娘にされたハードボイルド気取りの半熟探偵。探偵としての能力は高いがペット探しの才能が抜きん出ているため来る依頼は大体猫探しばかり 最初は咄嗟の身分隠しのサブトレ(学園からの依頼も受けたことがあったため事情を話して一時的に許可)だったがハードボイルドに憧れるウオッカと気があった為支えようと思い、探偵業を続けながら必死にトレーナーの勉強に励みサブトレになった ウマ娘になったのが特殊な経緯からか4人のウオトレの意識を憑依させて自身の適正を変える事が可能。この時相手に応じて右目の色が変わる。 風を感じられるので走るのは好き ハードボイルドな服装、立ち振る舞いを目指し帽子に並々ならないこだわりがある。が、空回ることが多く、よく周りからからかわれる。これらはウマ娘化しても変わらず体に合わせて特注の服を買っている 走行能力 適正芝B差しBほかオールC そこから4人のウオトレの1人に憑依してもらって適正を1段階×2向上させ(その際は相手に対応したオッドアイになる) どんなレースにもある程度対応できる 例 中C/芝B/差しB→中B/芝B/差しA 担当との関係 ハードボイルドに憧れる者同士気が合う モデル V(Vodka)のトレーナー2人でWになるじゃんなんて発想で考えたから中身のモデルは「仮面ライダーW」の左翔太郎 外見はこんな感じの子がワイシャツにベスト着て帽子被ってるよ 男装いいよね ≫38二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 16 20 29 ドベトレ「はあ…。」 「マクトレは 俺が倒す。」 「君は そう言った。」 「オレに刃向かった罰だ。」 「その望みを… 断つ。」 「マクトレゥ!」 「なぜ君が適合手術を受けずに シグルドに変身できたのか。」 「なぜ tear1概念を生み出せたのか。」 「なぜ 飲み会明けの朝に頭が痛むのか。」 アルトレ「それ以上 言うな!」 ドベトレ「その答えは ただ一つ。」 リャイトレ「やめろー!」 ドベトレ「マクトレゥ!」 「君が世界で初めて三女神ウイルスに 感染したトレーナーだからだ!」 「ハハハハハ… !」 マクトレ「私が… アル中… ?」 「ウソだ…。」「私をだまそうとしてる…。」 「あっ…。」「頭が…。」 (心臓の鼓動) 「あっ…」 「うわああーーーっ!!」 「ああーーーっ!!」 「うわあーーっ!」 「ああ… !」 ドベトレ「ハハハハ… !」 マクトレ「あっ… うわああーーっ!」 See you Next iutthimau ≫115 二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 17 12 39 (あのお嬢様もどきが時々かっこいいことに気づいてるのは私だけなんだろうな……) 120二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 17 14 43 ひそひそするていぶら (おいテイトレ、なんでメジロモドキ呼ばわりがファンにも浸透し始めてるんだ) (ワカンナイヨー!なんかいつの間にかそういう呼ばれ方増えてたもん!ブラトレ知らないの?) (いやだってその呼ばれ方は………トレーナー……TVで……) ((俺たちのせいじゃん……!)) ≫127二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 17 20 08 あくる日、とあるアパートの一室で 「ごめんねドベトレ、狭いかな」 「いやいい、礼をいうのはこっちだサトトレ」「そっか、ならいいけれど」 その部屋で喋るのはサトトレとドベトレ。 メジロ家から出て、一人暮らしをすることになったドベトレが今日泊まらせてもらうのがこのサトトレの家だった。 「最近はあまり使ってなかったな…」 「いいのか?それなのに泊めてもらっても?」「いいよ、泊めるだけだしね。」 夕食と風呂も済ませた二人は、布団の上で話し合う。 「確か最近ウマ娘としての名前もついたよね?」 「ああ、メジロフィナーレって言うんだ。」「良い名前だね、繋がりを感じるよ」 「サトトレもサトノジャッジって名前があるだろ。…良い名前だと思うぜ。」 「えへへ、そうかな。」 そんな何気ない会話を交わしている内に、ふと気づいた。 「なあサトトレ、…お前、取り憑かれてないか?」 「…」 「オレの勘が反応してるんだ。」 『ーーーそうだな』 「!?…お前か、取り憑いてるのは!」 『まあそう焦るな、新しい神よ』 「…随分とふてぶてしい野郎だな、何故サトトレについているんだ。」 『何、彼のいく道を眺めたくてね、少し関わらせてもらったよ』 「てめぇ、オレが潰したアイツと同じような匂いがするぜ。」 『…私を消す気かね、残念だけどそれはかなわないとも。』 「なんだって?」 『私は死なないんだ。いや、何度でも蘇るってのが正しいか。だからだよ』 『それに、彼のいく道を見守って良い方向に行くようにする私を消すのかね?』 「…チッ!」 『そういうことさ、では』 128二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 17 20 26 声が聞こえなくなった。ドベトレは先程から黙っているサトトレに問いかける。 「…いいのかサトトレ、あんな奴をほって置いても。」 「…うん、いいんだ。もう解答は叩きつけたから。それにああ言ってるし。」 「…」 「…僕は僕だよ、どんな時でも。例え暗くたって歩いていくから。」 そうやって笑う彼女の笑顔はあまりにも綺麗で… ドベトレはサトトレを思わず引き寄せた。 「わっ、どうしたの?」 「…なあ、せめて今だけはオレが兄貴になってやるから。だから、頼ってくれ…」 「…うん、甘えていいかな。“おにいさん”」 …そのまま二人は兄弟のように抱き締めあった。 横になり、眠る時も離さないように。 駄文失礼しました 猟犬仕様のドベトレと吹っ切れたサトトレです 猟犬の彼ならサトトレにはきっとこうするし、サトトレもきっと甘えるのではないかな。 …尚年齢差(22歳とキタトレと同期の推定30代)。イリヤと士郎かな? ページトップ おれバカだから言うっちまうけどよぉ…part310【TSトレ】 ≫34二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 19 03 01 「うぅ……頭痛い……」 「飲み過ぎたからでしょお兄ちゃん! 全く普段はお酒飲まないのに!」 「だって……マヤトレがザル過ぎて……」 「負けず嫌い爆発させてそのまま潰れた、と。お兄ちゃん……カレンが言いたいことは分かってるよね?」 「はい……カワイイが足りていませんでした……」 「…………むぅ」 「え、あの……お姉ちゃん?」 「……はぁ。まあとにかく、飲み勝負なんて今後はしないこと!」 「はぁい。うう頭いたい……ってあれお姉ちゃん? なんで私の頭撫でてるの?」 「……どうかな、少しは楽になった?」 「わかんない……ん、お姉ちゃんはいつも、お母さんにこうしてもらってたんだっけ?」 「そ、……うん、お兄ちゃんはまだ、ちゃんとここにいるんだね」 「え?」 「じゃあ次はカレンの番! はいお兄ちゃん♪」 「どういう!?」 そしてお兄ちゃんは──カレンチャンの頭を撫でてる間、ちょっとだけ頭痛が和らいだ気がした。 代わりに痛みを引き受けた中の二人は死んだ。 うまぴょいうまぴょい ≫93二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 19 59 18 「……あれお兄ちゃん。何してるの?」 「あ、お姉ちゃん♪ えへへ。今ね、昔のアルバムを見てるの!」 「昔の……ああ、これ私の写真?」 「うん! お姉ちゃんの現役時代の写真! ……っといってもあんまり今と変わらない気もするけど」 「あはは……。それにしても、そっか。懐かしいね、これ」 「うーん、でもお姉ちゃん一つ良い?」 「何かなお兄ちゃん?」 「この男の人誰? お姉ちゃんとすっごく仲良さそうにしてるけど……もしかしてお姉ちゃんのトレーナーさんだったり?」 「それは…………」 「え、あ、ごめんお姉ちゃん……聞きにくいことだった? 昔からトレーナーさんのことあんまり話してくれないし……」 「そんなことないよ、お兄ちゃん」 「でもお姉ちゃん、悲しそうにして……ふぇ!? ちょっとお姉ちゃんいきなり抱き付かない……ふにゅー」 「その人はね、とっても優しい人だったの。それで…それで…」 「えっと…ごめんお姉ちゃん。……ほら泣かないで?」 「……うん、カレンは泣かないよ。カレンは1人でも無敵なんだから。だから……安心してね、お兄ちゃん」 ≫124二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 20 21 10 「ルドルフ、アルバム見つけた!」 そう言いながらアルバムを抱えてこちらに来るトレーナー君。 「……そうか。たまには私達の道程を思い出すのもいいだろう」 そうして、それを開くと…… 「これは……皐月賞の時の私達だね!あ、ルドルフも笑ってる……」 「私だってカメラの前で笑ってもいいだろう……」 「でも、私だけが知ってるルドルフだっている、と思うと……なんだか写真に嫉妬しちゃうな」 「……成程」 そう言いながらも、写真の中の"彼"を見ながら、隣の"彼女"に心の底でそっと謝る。 「有馬記念は本当にすごかったよね……」 「ああ。ああ……」 写真を見る度、"彼女"の声を聞くたび私は色々考える。本当に、取り返しのつかないことをしたと。 故に、私は彼女を手離せない。いや、彼女を見捨てる権利はないのだ。 「……ルドルフ?まーた、気にしてるの?……"今更そんなことを悩むのか。僕は気にしてない"のに」 「……ありがとう。トレーナー君」 「どういたしまして、ルドルフ。……あ、コーヒー入れてくるね」 ────私は、そうして立ち上がった彼女の尻尾がまるで気にしてないと言わんばかりに揺れているのを見て、少し救われた気がしたのは自己満足ではないのだろう。 ≫157二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 20 55 20 カフェテリアの一角で 「ラブレターね…」 「そうですね…うん、美味しい。」 菓子をつまみながら話すフラトレとキタトレの姿があった。 そんな彼女らの話題は… 「彼女達も年頃の子ね…ラブレターだなんて」 「そういうものでしょう。私達も他人事ではないのでは?」 「…そうね、貴方も私も貰う側だったわね…」「多かったですからね…」 「私は出してくれた子ひとりひとりに直接返答したわ。貴方は?」 「私は全員に返答の手紙を出しましたね…」 「まあそうよね…」 「返さないのは流石に…」 …二人で中高の記憶を思いだすのであった。 カフェテリアでの時間は長く続いた 駄文失礼しました 個人的に中高で人気ありそうな二人の絡みです。 返答は丁寧な人多いと思います。 ≫169二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 10 14 「ラブレターなんて悪い文明!!滅ぼさなきゃ!!」 「……カレトレちゃん、カレンチャンのトレーナーやっててそのセリフはどーかと思うけども……」 「あ、フジトレお兄ちゃん!だってラブレターなんて元からモテる人だけが幸せになるだけじゃないですか!!バレンタインなんかただただ惨めでしたよ俺!?」 「素が漏れてるよカレトレちゃん、落ち着こ?あとその発言も色々ヤバイよ」 「カレンお姉ちゃんの前では言いません♡……それより、フジトレさんはどうなんですか?」 「僕?……まあ、貰ったことはあるよ、ウン」 「ほらー!!だってウマ娘になる前からママ美少年だったもん!!」 「ママじゃないって……あといい思い出は一切ないかな」 「え?」 「体弱かったからクラスからはあぶれてたし、そもそも気遣われることて距離取られることも滅茶苦茶多かったから」 「?じゃあなんでラブレター貰ってたんです?」 「なんか周りとのかかわりが薄いのも相まって薄倖の美少年扱いでさ……。で、ろくに関わりもしないのにそんなのにラブレター送ってくるのって大抵地雷でさ……」 「あ」 「ラブレター送られると大体揉め事が」 「ウンゴメン聞いた私が悪かったでーす☆ユルシテママ!!」 「だからママじゃないって……」 ≫172二次元好きの匿名さん21/10/24(日) 21 13 13 グラトレ(独占力)のアルバム 「トレーナーさん? その本は?」 「実家からアルバムを送って来てね」 「アルバムですか?」 「割と最近のだね……テレビとかに映ったのを撮ったらしいよ」 「それで、私の知っているお姿ばかりなんですね」 「そうだね〜……ほら、グラスも写ってる」 「有馬記念の勝利インタビューですね〜、……トレーナーさんには本当にお世話になりましたね」 「俺もグラスにお世話になってるよ」 「私が居ないと直ぐに迷子になりますからね……」 「本当にグラスワンダーさんには、お世話になっています」 「どういたしまして〜」 そんな感じで思い出に華を咲かせるのでした…… 「しかし、どうして最近の写真ばかりなのでしょうか?」 「……爆笑できるから、鏡を前にして見てみ? って」 「どんなご家族なんですか……」 (皆、心配しなくてもちゃ〜んと楽しく生きてますよ) ≫ ≫ ≫ ≫ ページトップ part○○~○○はこちら ページトップ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/48096.html
登録日:2021/05/15 Sat 03 19 29 更新日:2024/04/15 Mon 11 04 32 所要時間:約 37 分で読めます ▽タグ一覧 アクトレス アナザーアクトレス アリスギア アリス・ギア・アイギス コロプラ ピラミッド 所要時間30分以上の項目 海老川兼武 「アナザーアクトレス」、「ファクター」とは、スマホアプリゲーム『アリス・ギア・アイギス』に登場するキャラクター達の別バージョンである。 ●目次 アナザーアクトレス アナザーアクトレス一覧比良坂夜露 / 勇躍 兼志谷シタラ / 天機 百科文嘉 / 知将 吾妻楓 / 皆伝 日向リン / 奔放 小鳥遊怜 / 蒼穹 一条綾香 / 英俊 相河愛花 / 仁愛 小芦睦海 / 剛毅 二子玉舞 / 繊麗 バージニア・グリンベレー / MOBIUS ファティマ・ベトロラム / Miθra 四谷ゆみ / 絢爛 藤野やよい / 無常 下落合桃歌 / 明星 シャーリー・オークレイ / 撃壌 伊戸倉音緒 / 破手 依城えり / 清廉 文島明日翔 / 福音 大関小結 / 豊潤 宇佐元杏奈 / 希求 神宮寺真理 / 孤影 新谷芹菜 / 燐光 蛙坂来弥 / 残火 籠目深沙希 / 泡影 紺堂地衛理 / 晨星 州天頃椎奈 / 魂響 仁紀藤奏 / 雲耀 村尾未羅 / 至純 君影唯 / 連理 須賀乙莉 / 仰望 萬場盟華 / 極彩 九炉鉄悠都 / 引導 琴村朱音 / 炎天 琴村天音 / 玄天 サンティ・ラナ / 雄渾 ニーナ・カリーニナ / 破軍 王紅花 / 紅蓮 ミア・ヴォワザン / 恭敬 千島美幸 / 幸魂 東雲チヱ / 流転 御蔵座梓希 / 招福 山野薫子 / 玄妙 二階堂司 / 芝蘭 御茶ノ水美里江 / 無辜 米良渕花浪 / 大雅 リタ・ヘンシェル / 巧匠 金潟すぐみ / 臥薪 新居目安里 / 紺碧 的場アオイ / 冀望 在賀奈々 / 星詠 宮南ひかり / 爛漫 我龍絵美 / 雅馴 天狐天 / 御侠 波佐見利佳 / 勇断 春日丘もえ / 萌芽 アデライーデ・ブルートハウゼン / 瑞花 SOL ストライクラプター シルフィーⅡ Mode-B AIT イア・レトナ 高幡のどか / 師門 初音ミク / 音色 アナザーギア ファクター ファクター一覧比良坂夜露 / コネクト 吾妻楓 / ネクスト 日向リン / ネクスト バージニア・グリーンベレー / ライブ 二子玉舞 / ライブ 下落合桃歌 / ライブ 藤野やよい / ライブ 蛙坂来弥 / ネクスト アナザーアクトレス 一部のアクトレスに実装されているもう一つの姿。レアリティは一律☆4相当。 当初は恒常スカウト可能となる予定は無く、手に入れるには時折復刻するピックアップスカウトを待たねばならなかったが、2022年4月末に解禁され、いつでもアナザーガチャが可能となった。 一応、毎年1月末に引き直し可能の確定スカウトが開催されるので確実に入手したいなら課金しよう。 初実装時のガチャはシングルピックアップが基本だが、琴村姉妹だけはダブルピックアップでの実装となった。 基本的にパッシブスキルとSPスキルが変更されて性能が変化している。 ノーマルの上位互換という訳ではなく、ノーマルと比較して得意不得意が変わっているので状況によって使い分けることが求められるだろう。 なお、SPスキルはノーマルとアナザーで交換出来るので使い慣れたものを選べる。 また、スーツや更衣室ポーズ、キャラによってはボイスも通常版とは異なるものになる。 「新たな才能に目覚めた」という設定なので、エピソード解放や属性・専用ギアは通常の☆4と共用。 コラボ作品のアナザーキャラは作劇上別人として属性・専用ギアが別個に設定されている。 もっとも、ユニットとしては同キャラ扱いなのでチームを組むことは出来ない。 アナザーアクトレス一覧 ※並びは図鑑順 比良坂夜露 / 勇躍 アナザー夜露。 ノーマルに比べて対集団向けになったが、SPゲージがMAXであることが求められるようになった為、ゲージを貯め難いマルチでの扱いが難しくなった。 SPスキルはピジョン展開。発動が遅いため攻撃手段としては通常版に劣るが、逆に言えば長い無敵時間を活かした回避に使うのも手。 SPスキル ヨモツへグイ 広範囲制圧型ピジョンを無数に展開する。また、余剰エネルギーによって自己強化を行う。 所謂オールレンジ攻撃だが、発動までが遅く命中精度も低いので雑魚処理や動き回るヴァイスの処理には向かない。 どちらかというと発動演出で攻撃を無力化しつつ反撃、という大型ヴァイスの避けにくい攻撃に合わせて使うといいかもしれない。 バフは近接攻撃速度と機動力が強化。約13秒間持続する。 兼志谷シタラ / 天機 耐久力とSPスキルの使い易さが向上、トップススキル使用回数が回復出来るようになった為に持久力が強化された。 しかし対価として瞬間火力は低下してしまい、クロスギアも扱いにくくなっている。 一応、クロスギアは派生進化させることで火力は補える。 属性値寄りだった通常版に対してこちらは攻撃力寄りになっているため、苦手属性相手にもある程度ゴリ押しが効くようになっている。 商品展開の都合、再録ピックアップの回数が現状一番多い。 またアナザーギアは当初カルバチョートのみだったが、デスクトップアーミーの購入者特典でガネーシャのアナザー版が追加。ゲーム内特典なので、例によって未購入者もギフトークン交換所で入手可能。 また現状では唯一、専用ギアとアナザーギアをそれぞれ二通り、計四通りの専用ギアを持っている事になる(派生進化含まず)。 SPスキル ディーパバリ 金剛杵型ピジョンを投げるのは同じだが、投擲後に分裂してリングレーザーと本命のレーザーによる包囲攻撃を行う。 手数や命中率は上昇したもののトータルダメージはインドラダヌスに及ばず、投擲モーションがやや長いので使用するタイミング次第では無駄撃ちとなってしまうかもしれない。 また、副次的な効果としてチャージショットのチャージ短縮と威力が強化され、追い打ちがやり易くなっている。 「威力を抑えた代わりに、雑魚散らし性能が上がったインドラダヌス」といった感覚だろうか。 百科文嘉 / 知将 チームのサポート向けのパッシブスキルとSPスキルが攻撃と回復を兼ねた攻守一体のものになり、サポート向けの性能となった。 ……というより継戦能力が上がったついでにサポートが可能となったと言った方が正しいかもしれない。 なお、扱い辛かったショットギアに派生進化が追加され、通常版共々使い勝手が向上している。 SPスキル ブリギットゲイル ノーマル同様にホーミングミサイルの一斉射だが、全体回復機能も付いた。 ただし、回復スキルの例に漏れず最大4回までの残弾制。 吾妻楓 / 皆伝 完全に格闘向けの性能に調整された。 耐久力の低下とパッシブスキルの変更で窮地からの巻き返しは難しくなったが、対大型ヴァイス戦での爆発力が更に強化されている。 実装当初は専用ギアがノーマル向けでアナザーと噛み合わず、操作も難しい「理論上高火力」な上級者向けの性能になっていたが、アナザーギアの実装によって高い火力を比較的お手軽に発揮しやすくなった。 SPスキル 千本桜【四ノ切】 次元をも切り裂く神速の居合い。 判定が居合いと衝撃波の2つに分かれていて、当然居合いの部分も当てた方がスタン値・ダメージ共に大きい。 しかし攻撃はタップしたその場で発動するのでなるべく相手に密着して行うが吉。 日向リン / 奔放 防御力が下がったがインファイトが強化、属性パッシブスキルの変更によって属性の相性がより強く現れるようになった。 一番大きな変更はSPスキルがトランザム「装着型SP」となった点。 これは一定時間クロスギアが変化するもので、瞬間火力は落ちたが接近出来れば避けられることはまず無くなった。 SPスキル アグレッシブパイル パイルユニットを装着して30秒の間クロスギアの挙動が変化する。 「装着型SP」の元祖で、赤い光と残像を纏って動き回る姿から、通称「トリンザム」。 最初の装着型故に特に変わった点は無く、下フリックでフィニッシュブローを放つ。(残り時間に関係なく終了となる) ただ、見た目に反してスーパーアーマーや無敵時間が無いので、それを補うトップスギアとの併用が望ましい。 小鳥遊怜 / 蒼穹 ノーマルとは逆に防御力を強化して射撃に特化した。 接近戦での火力は低下したものの、防御力の強化によって仕掛けるチャンスは増えている。 パッシブスキルやSPスキルも強力で、現状では最強クラスの性能を持つ。 状況に応じてノーマルとSPを相互入れ換えてもかなり有効なので、汎用性も極めて高い。 SPスキル ホークスアイ ビームキャノンで攻撃したのち、ピジョンで追い打ちを掛ける。 威力、発生、射程、命中精度、スタン値のどれもが強力で、ノーマルに付け替えれば開幕10秒でブッパ可能。 オマケに移動速度とブースト効率が上昇という自己バフまで掛けてくれる高難易度の御供。 一条綾香 / 英俊 安定した性能はそのまま、得意武器の片手剣がダメージソースとして強化。 反面リローデッドを失ったので開幕での速攻能力は低下している。 防御を使いこなすことで爆発的な火力を発揮する為、テクニカルな操作を求められるキャラとなった。 SPスキルも装着型になっている。焔の剣がカッコいい。 SPスキル 焔剣フランベルジュ 焔の剣を召喚してヴァイスを断つ。 クロス装着型SPで、トリンザムと違ってスーパーアーマー、被ダメージ低下、ブースト消費半減、前後ステップ性能強化など本人も強化される。 片手剣がベースなので、防御・カウンターもそのまま可能。 これもフィニッシュムーブは下フリック方式。 相河愛花 / 仁愛 属性攻撃パッシブの倍率が半減、得意武器がハンマーからライフルにシフト。 これによりノーマルでの殴りヒーラー運用は難しくなってしまった。 一方で回復SPに超強烈な全防御デバフが付き、回復パッシブスキルも得たのでサポート能力による棲み分けが可能。 SPスキル ヴァーナルフラッフ 味方の回復と敵へのデバフを同時に行う多機能SP。 回復量は25%とややマイルドになったが、デバフの方は敵全体に攻撃・防御50%ダウンとなかなかえげつない。 一応誘導弾によるマルチロック攻撃も行われるが、頼りにはならない。 小芦睦海 / 剛毅 パッシブスキルの変更で得意武器がスナイパーとハンマーで入れ替わり、近接重視となった。 特性が変質放出となったことで防御力も低下したため、被弾を避けつつクロスを叩き込むことが基本戦術となる。 SPスキル ビーストインストール クロー型HDMを装着するクロス装着型SP。「得意とする格闘ゲームから取り込んだ技法を活かす」とのことで、その動きは格ゲーそのもの。 フィニッシュムーブも健在だが、睦海の場合はやや特殊で下フリック入力でまず準備段階に入り、その後の追加入力のやり方によって昇○拳と波○拳のどちらかに派生する。 キャーッ! むっちゃーん! つよいー! がんば…やれッ! ぶったおせーッ! イケッ! そう…やったー! むっちゃーん! むっぢゃぁーん!! むっ! むーっ! 二子玉舞 / 繊麗 更に片手剣に特化した結果片手剣一本で何とかする事を要求される仕様に。 もはや扱い易さなどという言葉とは無縁、ピーキーの体現となる。 只でさえ低い防御力が更に低下したものの、回避性能は上がった上に火力が向上。 同時に追加された派生片手剣が特に凄まじく、目視確認が困難な攻撃速度となった。 誰が言い出したか「やはりタマちゃんは変態」、[[だがそれがいい]] アナザーギアはギア一式が真っ黒となり白鳥というより黒鳥という印象を受ける。 チャージショットで高速移動射撃しつつ切り込みに行くことが可能なライフルと剣の両手持ちショットや、被弾や相手に接触すると攻撃する攻性バリアのピジョンを展開するトップス、従来の射撃スキルに回復が追加されるボトムスにより、片手剣一辺倒という従来の戦法から立ち回りの幅が広がった。 SPスキル ディヴェルティスマン SPはクロス装着型、増設した脚部ブレードユニットによる高速の舞踏が敵を斬り刻む。またの名を「タマンザム」。 超高速の斬撃のみならず、効果中は常に衝撃波が発生して追加ダメージを与える。 攻撃面だけでなくステップ性能、移動速度の強化とスーパーアーマーの付与によって絶え間無く攻め続けることが可能となっている。 バージニア・グリンベレー / MOBIUS より射撃戦に特化した。 とはいえやることはノーマルと変わらないが、SPスキルが装着型になり、中距離以内ならスタン値を大幅に稼げるのでマルチなどでより扱い易くなった。 ノーマルのジニー同様、どんな場面でも活躍が見込める。 また得意武器に拳銃が追加されているのだが、当初は属性一致の拳銃はイベントギアのショットガンか魔法の杖くらいしか無く、それも使い勝手が良くないと不遇だった。 それもあってか下記のアナザーギアではクロスが両手剣から新規の拳銃ギアに変更されている。 ジニーと炒飯 21年4月にアナザーギアが実装された際、特定のチューンスキルを付与して特定の操作を行うと銃口から炒飯(のような何か)のエフェクトが出現するという珍事が発生。 アナザー紅華のSPスキルとエフェクトの指定を間違えたのが原因だったのだが、ゲーム史上類を見ない珍バグに一部界隈はただならぬ盛り上がりを見せたのだった。 SPスキル プロミネンスブラスト ショット装着型SP。専用ショットギアに強化パーツを装着して強力なビームを発射する大型ライフルに組み替える。 ライフルとスナイパーのいいとこ取りしたような性能に変化し、中距離以内なら高いスタン値も稼げるなどメイン・サポート問わずあらゆる場面に対応可能な高い汎用性を持っている。 チャージ射撃も強化され、マルチロックで群体の処理もこなせる。つまりチャージを含めればデュアル以外のいいとこ取り。 フィニッシュショットも単発ダメージで誘導性も高く、滅多なことでは外れない。 装着型の常としてステップ性能、ブースト、ダメージ軽減等、本体性能も強化される。 ファティマ・ベトロラム / Miθra 新たなウスイほ…力を手に入れた姫様。 パッシブスキルが「ライフルエキスパート」に変更されて射撃戦向けに調整された代わりに接近戦能力は低下した。 また、属性タイプも「焼夷出力変性」となって冷撃属性へのダメージ量も低下した。 しかしSPの開幕40%チャージを獲得した上にアナザーが実装された段階でエニグマが解放されているので、自分の好みに合わせたカスタムが可能になっている。 ちなみに「Miθra(ミスラ)」とはイラン神話に登場する英雄神で、本来は「契約」という意味。 SPスキル ワルフラーンアヴァタ 専用ショットギア・ワルフラーンのバレルを開放した射撃型装着SPスキル。 恒例のショット書き換えタイプで、トップスのギアスキルもピジョンによる援護射撃に、ボトムスギアスキルは3秒間ダメージを100%カットするバリアに置き換わる。 とにかく多彩なショットを使い分けることで集団・ボス戦のどちらにも対応出来る。 四谷ゆみ / 絢爛 アナザー睦海同様、パッシブスキルの変更によって得意武器が入れ替わり、接近戦が強化された。 その反面、遠距離戦ではダメージが出し難くなったので、積極的に攻撃を仕掛けることが求められる。 SPスキル パープルハート クロス装着型。一定時間の間、速度強化とステップ性能を強化しつつ両手剣を装備してクロスの挙動・火力が変化する。 火力は絶大だが挙動の癖が強く、扱い慣れない間はリクワイトフェイバーの方に付け替えればいいかもしれない。 フィニッシュムーブはやっぱりベッケンシュタイン・レイ。出がかりにダメージカット効果があるので大型ヴァイスの攻撃に対するカウンター狙いも出来る。 藤野やよい / 無常 ラッパー、ラップを捨てる。 アナザーえりと同じく普通に喋りだしたが、やよいの場合はこちらが素。何気にキャッチコピーも「文豪失格リテラチュアガール」変わっている。 実装時の通知によれば敢えてラップを封印することでラップを駆使する自分を高めているらしい。 いきなり画面上に現れた物静かな文学少女の姿はエピソードを進めていない隊長だとまず困惑するだろう。 性能面では属性間の相性が弱くなり、近〜中距離での戦闘力が強化された。 専用デュアルが派生進化でブック型のデバイスになり、操作の仕方で攻撃以外にエンチャントも可能になった。 SPスキル メイデンライブラリ 強化ブックユニットを召喚して一定距離地点を焼き払う。 言うなれば指定座標爆破タイプだが召喚するブックユニットは3色あり、それぞれ追加効果が異なる。 しかし効果はランダム発動で選べず、攻撃本体以外はオマケと割り切ろう。 [赤](敵単体) ホーミング弾による追加攻撃 [黄](全体効果) のけぞり・吹き飛び・気絶・麻痺無効化 ダメージ35%軽減 HP微回復 [青](全体効果) 移動速度上昇 ブースト消費量半減 敵ホーミング弾へのジャミング 下落合桃歌 / 明星 専用ショットギアの派生進化にマイクが追加され、射撃向けとなった。 そして何よりSPスキルが装着型となり、BGMをジャックして(*1)味方バフと敵デバフをばらまきながらキャラソンを歌って踊りだす。 周囲に回復と毒をばら撒きながら今日もとーかちゃんは戦場に立つのだ。 一部の武装紳士からは「シュメッターリングの再来か」と突っ込まれたとか何とか。 SPスキル 戦いのプリパレーション 高出力干渉波を発生させるボイスエミッタを召喚する。要はとーかちゃんが歌って踊ればヴァイスは死ぬんだゾ☆ 分類は射撃装着型SPで、攻撃が主体だが味方バフ効果(ステップのブースト消費半減)もある。 横移動攻撃はとーかちゃんスタンプ設置だが、ヴァイスがこれに触れると毒状態になる。エフェクトが禍々しい。禍々しくない? ちなみに発動中に流れる曲は『恋する乙女は無敵なの LOVE YOU』。実際にコミケで発売されている。 シャーリー・オークレイ / 撃壌 スキルが近距離戦重視になり、反属性への被ダメージ・与ダメージが増加している。 全体的に耐久面を下げて火力面を強化したと言える。 ちなみに専用スーツはノーマルの女子レスラー風からミニスカポリス風に。 シェリフとは……? SPスキル ラフストック 猛牛型バイクに搭乗する。 分類は装着型で、ショット・クロス、トップス・ボトムス全身連動型。 スーパーアーマーやダメージ軽減のみならず敵弾消去やカウンターを持ち、ゴリ押しし易い。 伊戸倉音緒 / 破手 射撃・属性攻撃に特化した音緒センパイ。 立ち射撃中心の中距離戦向けなのは変わらないが、与ダメージに長けた分被ダメージが増え、パッシブスキルの変更によってゴリ押しのうまあじが無くなったので、基本は回避を念頭にした射撃特化の方が使い易い SPスキル ヴァニッシュト・ヨナ 三味線型サウンドギアを奏で、奏者の感情をヴァイスに(物理的に)ぶつける。 要はアナザー桃歌と同じく持ち歌と三味線を披露しつつショットとトップス/ボトムススキルを一新する装着型SP。 こちらも中距離向けで完全な攻撃特化。ガンガン攻めていきたい。 依城えり / 清廉 より射撃重視にシフトしたものの、他アナザーに比べると偏向はマイルド。 パッシブスキルが概ね強化された点の方が大きいか。 装着型SPは手動リロードという独特の仕様。 だがそんな事よりも特訓の末に習得した訛りバリバリの共通語が隊長たちに衝撃を与えた。 イントネーションはかなりのっぺりしており、共通語で喋るというより共通語の台本を読み上げているかのような声質で、台詞も全て丁寧語になっている。 SPスキル ムラタ-319.BA 最新技術で開発されたボルトアクションライフルを召喚するショット装着型SPスキル。 30秒間ショットを実弾型スナイパーに変更、SPボタンをもう一度タップするとフィニッシュムーブ。 威力もスタン値も高いが一度に6発(*2)までしか撃てず、撃ち切ってから撃とうとすると隙の大きい強制リロードに入ってしまう。 チャージ操作で比較的隙の少ない任意リロードが可能なのでなるべくこちらを使おう。 文島明日翔 / 福音 火力の低下と引き換えに防御が上昇、ヒーラーとして更に磨きがかかった。 SPスキル カラドリウス 生体リンク機能を持つバードピジョンを召喚する。 装着型SPに変更されたことで攻撃力を獲得。今まで通り回復も出来るが、攻撃と同時にはできないため立ち回りが問われる。 ちなみに召喚されるバードピジョンにはピッピちゃんが乗り込んでいるが、アリスギアPによれば「特に何もしていませんが、やる気だけは充分のようです。」とのこと。 大関小結 / 豊潤 基本的な部分は変わらないが、防御力がちょっと下がった分属性火力が向上。 エリア移動によるトップス使用回数の回復と、SPスキルの回復効果により長期戦で強みを発揮する。 SPスキル 五穀豊穣の恵み お米を収穫しながら急接近、ハンマーでおにぎり弾をシュートする。え?何を言っているかわからない?だろうね。 攻撃・回復一体型のSPスキルで、相手との距離が遠いほど収穫量(回復量)が上がり、31m以上離れていれば最大の35%回復に達する。 ただし、当たらなければダメージはもちろん回復もしないし使用回数は4発しかない。 発動時には味方全体にダメージカット30%のバフも入るので、マルチでは隙を見て積極的に狙っていきたい。 宇佐元杏奈 / 希求 防御力とバズーカを切り捨て、近接性能を超絶強化。専用ハンマーにも派生進化が追加。ハンマーのみで戦っていたメリーバニー時代に立ち返ったような性能に。 ただし実弾バズーカそのものが元から優秀なので、射撃性能の低下もそんなに気にならない。 防御は甘え。ヴァイス共をひたすら殴り殺せ! SPスキル トライアンフエース 派生クロスギアの「ハーグリーヴス」を臨界まで強化する。 クロス装着型SPだが使用感も概ね強化版といった感じで扱い易いが攻撃力は凶悪そのもの。 特にフィニッシュムーブの攻撃判定の広さは驚異のひとこと。ハンマーを振るとヴァイスが死ぬ。 やはりウサギは百獣の王だった…? 神宮寺真理 / 孤影 若干殲滅力が低下したものの、SPスキルが装着型になったことで対ボス性能が強化。 パッシブスキルの変更で長期戦にも強くなった。 ノーマルとはまた違った方向に最強クラスの強さを持つ。 SPスキル プロビデンスアイズ カメラのようなレーザープロファイラと小型ピジョンを召喚するスナイパー系のショット装着型SPスキル。 最高射程80mの長距離レーザーによる攻撃を行う。 特に横ダッシュ射撃の指定距離攻撃+レーザーが射程こそ短いものの極悪な威力を誇り、プレイヤーの腕前によってはLv.200の大型ヴァイスが相手でも爆殺出来る。 新谷芹菜 / 燐光 より機動戦に特化した性能に。 ショット、クロス、トップスに派生進化が追加され、足りなかった殲滅力も大きく強化された。 しかし性能を完全に発揮するにはHPが85%以上必要と完全回避する勢いの操作が求められる。 SPスキル ファスファレセンス ショット装着型。 特徴は横射かチャージ操作で移行する高速移動モードで、この状態ではスワイプによって様々なパターンの攻撃や短時間の無敵バフ付与が可能になる。 フィニッシュムーブは突撃して接近するので外しにくいが、倒し切れないと相手に密着して終了となるので反撃に気を付けよう。 蛙坂来弥 / 残火 元々使い易かったクロスギアに加え、デュアルの使い易さが向上。特に派生進化先の「光学円盤手裏剣」に進化させればを思う存分性能を活かせる。 その分、防御力は全キャラ中最低クラスとなったために僅かな被弾も死に繋がるので、プレイヤーの回避力が試される。 SPスキル 霧幻五月雨・繰火羅 ライヤ=サンのヒサツ・ワザは大型スリケン乱打からのカトンジツ。ヴァイスはオタッシャ重点な。 アナザーのSPスキルにしては普通の攻撃技。一応、最後の火炎弾には10秒間だけ「焦熱」(持続ダメージ)状態にする効果がある。 籠目深沙希 / 泡影 専用スーツがノーマルとは別方向にヤバくなったアナザー未亡人。 パッシブスキルが「ランスエキスパート」に変化、近接攻撃力が強化された。 しかしその分射撃は苦手になり、属性も物理寄りになっている。 SPスキル 荒絹の帳 臨界強化されたウェポンギアを召喚する。 ショット・クロス装着型だが、特定の操作で「存在解離」というステルス状態になることが出来る。 この状態になっている間は無敵だが、流石に持続時間は短い。 カウンターでなくなったので殲滅性能も上がり、ノーマルよりもサポートに選出しやすくなった。 誰が呼んだか「ガンダムデスサイズと化した深沙希さん」 紺堂地衛理 / 晨星 基本的な使用感は変わらないが、SP100%時の自己回復と味方SP上昇のパッシブスキルを会得したため、サポート役もこなせるようになった。 SPスキルも装着型に変更。時間は20秒と他の装着型SPよりも短く操作も複雑だが、自己に多種のバフを掛けながらの攻撃となるので雑に使っても十分効果を発揮する。 SPスキル ペルセウス ショットがハンドガンとアサルトナイフとなる装着型SPスキル。ナイフを構えているがクロスはそのまま。 主な内容はショットや足回りの強化と普通だが、他に比べて制限時間が20秒と短い。 その分、チャージによるショット強化や後射のピジョン射出など多彩で強力な射撃が行える。 最大の目玉はスワイプアクション。横移動射撃やチャージショット後に前後左右に矢印が発生し、その方向にスワイプする事で様々な派生攻撃が可能。 フィニッシュムーブは召喚した大型ライフルにピジョンを接続して狙撃。他の砲撃系SPと比べてカットインが非常に長いものの威力は申し分ない。 州天頃椎奈 / 魂響 パッシブスキルが属性・近接寄りに変化、よりインファイトに特化した。 SPスキル 御霞槌 ショットギアと雑念を捨て、己の拳で戦う装着型SP。……装着型? ショット・クロスの両方が変化するもので、文字通りステゴロで戦う。ちなみにショットは気弾を放つ。 強力だが、発動前に比べて派生モーションが多く複雑な操作が要求される玄人か無我の境地に達したプレイヤー向けの仕様となっている。 なお、発動中は全ての攻撃がクロス扱いとなるので近接カウンター持ちのアラゴギには何も出来ない。 諦めてカウンター状態の解除を待とう。 仁紀藤奏 / 雲耀 より射撃と属性攻撃力に特化したパッシブに。移動と連射の速度を活かした戦い方が求められる。 SPスキル メルクリウス ノーマルのSPスキルで轢き逃げ体当たりに使用したバイク型H.D.Mを直接操作する装着型SP。 ショット・クロス・ギアスキルの全てが変化する全身連動タイプであり、発動中は普段と全く異なる操作が要求される。 特に速度の強化は著しく、最速アクトレスの座に返り咲いた。 そのスピードは他の追随を許さない。 村尾未羅 / 至純 ノーマルとの大きな差異はショット中心かつ反属性間のダメージが減少した点。 あまり大きな差異は無いが、 SPスキル メタトロニウス アナザー未羅最大の特徴が、このSPスキル。 ショットを中心とした全体置き換え系の装着型SPだが、クロスギアでの攻撃がカウンターバリアに変更される。 このバリアは独自のゲージを持ち、エネルギーが尽きるまでダメージ反射を行うが、ゲージを超過すると破壊されてダメージを喰らう上にしばらくバリアが展開出来なくなる。 このゲージは最大HPの約30%に相当するのであまり強力な攻撃は受けられないが、弱めの連続攻撃に対してはなかなか強い。 また、性能とは関係ないがボトムスで召喚するピジョンが小型ヴァイスのクリオスに似ている。 これが意味するものとは…… 君影唯 / 連理 スナイパー・属性に特化したスキル編成。 得意ギアがスナイパーということもあって被ダメージ増加、近接弱体化といったデメリットを受けにくい。 SPスキル アウレア・アストレア チャージでリロードする残弾式のショット装着SP。 簡単に言えばアナザーえりを更にパワーアップした感じで、残弾がある状態でリロードすると強化モード、トップスの強力な電撃弾、ボトムスのマルチロックビームを放つピジョンとかなりの高性能。 須賀乙莉 / 仰望 得意ギアがクロスになり、属性寄りとなった。 パッシブスキルの変更で全体微回復とSPゲージのオートチャージが付いて使い易くはなったが、元々専用クロスは挙動に癖のあるので、雑に使っても強いということはない。 SPスキル オービタルスティング 巨大なガンランス、星型シールド、背部ユニットを装着する。フルアームドイツリン。 クロス・トップススキル・ボトムススキルが変化するタイプの装着型SPスキルで、副次的効果としてダメージカット10%、気絶・麻痺・仰け反り・吹き飛び無効となる。 これ系の共通項として攻撃中はショット以外全て斬撃属性となるのでリコサアラゴギの近接カウンターには注意。 萬場盟華 / 極彩 パッシブスキルの見直しと専用ショットギアに派生進化が追加されたことによってデュアルでの近距離での射撃戦に特化。 SPスキルは装着型で、射撃とカウンターによって周囲を殲滅する。 デュアル、SPスキルの双方で撮影会やファッションショーを連想させる、盟華のキャラクターをこれでもかと押し出した構成となっている。 SPスキル アクティングアサルト 無数のレーザーを発射するエレクトロフラッシュ・ユニットを召喚するショット装着型SPスキル。 威力・弾速が尋常ではなく、凄まじい殲滅力を発揮する。 チャージショットのカウンターも受付時間が長く扱い易いのもグッド。 九炉鉄悠都 / 引導 パッシブスキルの一新で完全な両手剣特化に変更。 また、HPが90%以上で左右ステップ時の無敵時間延長やSPゲージMAX時に10秒間HP微回復など、スキル構成も積極的に斬りに行くプレイヤー向けになっている。 SPスキル 玄天一流 クロス装着型SP。 クロス強化はもちろん、ギアスキルもマルチロックオン攻撃とカウンターに変更され、扱いやすく強力なものに仕上がっている。 琴村朱音 / 炎天 “琴村姉妹”(カラミティ・シスターズ)の姉の方。 遠距離攻撃力が低下した代わりに近距離攻撃力が上昇。反属性への攻撃力が低下した。 しかし元々専用ショットがENスナイパーという超優秀なものなので、純粋に近接強化タイプとして使っていける。 別にアナザー専用という訳ではないが、クロスギアを派生進化させるとシフトゲージを貯めてSPクロスと同様の斬撃を繰り出せるようになるモードシフトという近接強化形態に移行することが可能となった。 こちらは下フリックが強化ではなくシフトゲージを全消費してSPクロスの超強力攻撃になる。 SPスキル ハーモニー・ルージュ 自己バフ+ショット・クロスが専用となる複合型の装着SP。 双子故に姉妹で同一のH.D.M.を使用している。 ショットはビーム&散弾という朱音スナイパーと天音バズーカが合体したようなものになり、射程こそスナイパーのそれだが通常時の25%程の威力しかなく、短射程の散弾の方が威力・スタン値共に強力なので遠距離戦には不向き。 しかし本命はクロスの方。短剣2刀流による隙を与えぬ連続攻撃。 下フリックや下フリックを含めた5連撃を繰り出すとクロスをツインランサーに合体させた強化モードに移行。さらにその状態で再度5コンボを入力すると超強力な攻撃を繰り出す。 強化は約7秒間と短いが、さらに下フリックによる延長が可能。 〆のフィニッシュムーブは天音バズーカ(っぽいギア)に朱音ランサーを合体させた複合ギアでのパイルバンカー。 なお、これもショット・クロスが斬撃属性に変化しているのでリコサアラゴギには注意。逆にENスナイパー故に苦手だったリムルインバス系にも強気に立ち回れるようになる。 琴村天音 / 玄天 “琴村姉妹”(カラミティ・シスターズ)の妹の方。 姉とは逆に近距離攻撃力が低下した代わりに遠距離攻撃力が上昇。やはり反属性への攻撃力が低下した。 パッシブスキルの変更でHPが0になる攻撃を1で耐えてちょっとだけの無敵と微回復で逆境からの反撃向きな性能といえる。 姉と同じく派生進化は遅れて追加。 ショットギアが散弾バズーカからENスナイパーに近い収束レーザーバズーカに変化、チャージショットは35mに小さめの爆風を発生させるとクリティカルという効果が発動し、着弾点から約15mの波紋を発生させる。 使いこなそうとすればややコツがいるが、普段使いでは扱い易いと言える。 SPスキル ハーモニー・セレスト 自己バフ+ショット・クロスが専用となる複合型の装着SP。 姉と同様のH.D.M.を使用する。 こちらも短距離向きのショットと強化モード付きのクロスだが、チャージショットを出し切ると回復効果がある。クロスは姉と違い強化モードのみで超強力攻撃はない。 こちらのフィニッシュムーブは天音ハンマーに朱音ダブルブレードを合体させた複合ギアでのハンマー+ガイアクラッシャーめいたエネルギースパイク。 ちなみにこちらの属性変化はエネルギー属性となる。 カウンター待ちのリコサアラゴギ相手でも安心してクロスを叩き込める。一方リムルインバス相手にはクロスも反射されるので注意。 サンティ・ラナ / 雄渾 クロスの適正が下がった代わりに射撃性能が大幅に強化。 スキルも放出特化になったために属性間の相性が強く出るようになった。 SPスキル オペレーションウグラ ショット装着型SPスキル。 30秒間スーパーアーマー状態になり、移動速度、ステップ性能、ショットを強化する。 基本的には普通のショット系だが、特定の操作で白兵形態に移行、接近戦を行う。 雑に操作しても十分使えるが、最大限に使いこなすには慣れがいるだろう。 ニーナ・カリーニナ / 破軍 バランス重視のノーマルに比べて近接戦重視になり、焼夷属性への相性が強く出るようになっている。 ただしその分射撃がやや苦手になり、焼夷属性のヴァイスから受けるダメージが増加した。 SPスキル スネグーラチカ ショット・クロス連動の装着型SP。公式曰く「継戦型」。 発動中はニーナが空腹モードの前屈み姿勢になる。 ブースト量が2倍に増加、ショットとクロスの両方が強化される。 アナザーニーナが射撃を苦手とする分、ショットが強化されるのはかなり大きい。 ……と、ここまでなら手放しで褒められるのだが、実は発動中はクロスのみならずショットとフィニッシュムーブも打撃属性に変化している。 そのため、射撃だと思って近接カウンター中のリコサアラゴギにブッ放すと悲惨なことになる罠が待ち構えている。 もっとも、それはリムルインバスの反射シールドに撃っても大丈夫ということなのでそれを頭に入れておけば長所とも言える。 王紅花 / 紅蓮 得意武器がデュアルとなった影響で近・中距離向けに。また、属性タイプの変更で属性の相性が大きく出るようになった。 SPスキル 中華炎焔 ショット装着型のSP。 発動するとショットギアが中華鍋型H.D.Mに変更され、炒飯を作りながら火炎弾を飛ばして戦うようになる。 高次元兵装とはいったい……うごごご!! 見た目に反してショット自体はショット強化+スーパーアーマー、移動力強化とオーソドックスだが、これまでの装着型SPと違ってチャージショットが全体回復となっている。 ただし1回あたりの回復量は少なく(1回6%×最高8回)、時間制限の関係で攻撃と回復の使い分けをしなければどっち付かずの結果となるので注意が必要。 この炒飯がジニーのアナザーギア実装時にとんでもない爆弾を投下する羽目になったのだが、それはまた別の話。 ミア・ヴォワザン / 恭敬 変更点はクロス特化の焼夷属性への与・被ダメージ増加など比較的スタンダードな変更でサポートだけでなく直接的な戦闘もこなせるようになった。 射撃はやや苦手だが、派生進化の追加とスキル変更によって十分補えるレベル。 SPスキル ル・グランメナージュ モップを模した複合兵装を召喚するクロス装着型のSPスキル。 発動中はショット以外の攻撃が斬撃属性に変化する。 単なる近接強化だけでなく下派生でHP回復、トップススキルが回復/攻撃併用のピジョン召喚、ボトムスが長射程のマルチロックレーザーとなり、多彩で隙の無い戦闘が可能となっている。 千島美幸 / 幸魂 アナザー美幸は射撃星のに特化した調整。 ただし、属性タイプが電撃出力変性に変更されたので属性間ダメージは低下している。 SPスキルが扱いやすく、総合的なポテンシャルは高い。 専用スーツはノーマルの巫女風味に加えて弓道着の要素が加えられた。 SPスキル 天之麻迦古弓 長弓を召喚する射撃装着SPスキル。 発動中は射程がスナイパー並みに延長され、トップススキルがバリア+回復となる等、多目的に扱える。 東雲チヱ / 流転 ハンマーの弱体化と引き換えにバズーカが強化。 パッシブスキルが焼夷特質放出になったことで冷撃属性への与・被ダメージの両方がアップしている。 元々柔らかいチヱにとって僅かな被弾も命取りになりかねないので、変にクロスレンジに飛び込むよりもミドルレンジを保っての戦闘に終始した方が良いだろう。 SPスキル 東雲式複合重火砲・丁 ミサイルランチャー付きバズーカを召喚する射撃装着SP。ギアスキルも変化する。 ミサイルや爆風は大体50mくらいの距離に届くものの、バズーカ自体の射程は35mとあまり長くないので付かず離れずの撃ち合いが基本となる。 御蔵座梓希 / 招福 同時実装のアナザーチヱとは逆にハンマー特化の反属性間ダメージが出にくい出力変性に。 SPスキル 破邪調伏の槌 ギアスキルも書き換えるタイプのクロス装着SPスキル。 挙動は派生クロスに近く、ギアスキルでピジョンを召喚するのも同じ。 山野薫子 / 玄妙 パッシブスキルの変更によって攻撃性能が属性特化に。 SPスキルも攻撃・回復兼用だが、スキルの構成自体はサポート寄りなので、SPスキルをノーマルに付け替えるのもアリ。 SPスキル ブリーズギフト 全体回復と攻撃を両立したSPスキル。 味方を回復を行いつつ、バレーボール型の榴弾を華麗なスパイクで叩き込む。 まるで真ゲッ〇ー1みたいな超機動から放つスパイクショットを決めた後のガッツポーズは必見。外してもガッツポーズするけど。 二階堂司 / 芝蘭 パッシブスキルの変更によって緒戦からSPゲージが80%チャージされ即効性に強くなった。 また得意ギアがクロスになったが、ショットギアに派生進化が追加、1射あたりの弾数が減った代わりに着弾時に爆風が出るようになり、射撃面でも強化された。 SPスキル ロイヤル・バーティツ クロス、ギアスキルが変化する連動タイプの装着スキル。 近接特化なので被弾覚悟のスタイルとなるが、変化したボトムスのギアスキルが2秒間の無敵+回復なのでいざというときは気にせずに突撃出来る。 御茶ノ水美里江 / 無辜 パッシブスキルが〈スナイプエキスパート〉に変更されたことで近接がやや苦手になった代わりに射撃能力が強化。 属性タイプも出力特性になったことで属性ダメージが減少した、物理寄りになっている。 SPスキル パステリオンγ 自立変形型ピジョン・アルクバリスタ3-Aを召喚するのはノーマルと一緒だが、こちらは直接美里江が登場する全身連動の装着型。 アナザー奏と同じくスーパーアーマーとダメージ軽減の付与、ショット、クロス、ギアスキルの全てが変更され、多彩な射撃による制圧攻撃を得意とする。 ただ、ブースト消費軽減が付与されているものの動きはそこまで速くはなく、デカい分当たり判定も拡大されているために油断すると事故死するので注意。 米良渕花浪 / 大雅 射撃寄り・放出特化に調整。 やはりクロスは近接戦がやや弱体化しているが、得意ギアがスナイパーでギアスキルが上下共に射撃なのでそちらに偏重した感じか。 SPスキル ジュノン・ルキナ ラケット型ランチャーを召喚するSPスキル。 例によってショットとギアスキルの性能が変化する特殊タイプ。 これだけなら他のSPと大差ないが、花浪のそれはギアスキルが自己バフ・ショット強化となっていて直接攻撃はショットだけ(一応クロスもあるが)という点。 特にトップスは球出し機型ピジョンを召喚して圧巻の弾幕を展開する。つまり撃ちまくれということである。 ちなみにフィニッシュムーブを撃たないで時間切れになると「ズコーッ!」してくれる。 リタ・ヘンシェル / 巧匠 ノーマルに比べて多少柔らかくなり、射撃戦向けに調整されている。 ただ、実装が発表された当初は性能そのものよりもあまりに大胆なアナザースーツが話題を呼んだ。 SPスキル Knヘクセパンツァー SPスキルはショット装着型で、8.8cm高射砲に似た曲射砲とミサイルポッドを召喚して砲弾とミサイルの嵐をバラ撒く。 トップス・ボトムス両スキルも併せて変化するが、概ね通常時と同じように使っていける。 金潟すぐみ / 臥薪 ノーマルに比べて属性特化から物理寄りに変化。耐久面が強化されて事故に強くなった。 得意ギアもライフルになり、代わりにクロスギアが弱体化している。 ノーマルではヒロイックだった専用スーツは漆黒のダークヒーローっぽい感じに。 SPスキル マグヌム・オプス SPスキルはショット装着型。2丁のソードライフルを召喚してショットの性能が変化する。 チャージショット以外は前後スワイプ(フリップでも可)入力すると派生攻撃に変化、前派生が急接近しての近接攻撃、後派生が合体ライフルでのバス〇ーライフルとなる。 ただしバス〇ーライフルは強力な分弾数制で、撃ち切ると前派生入力で手動リロードする必要がある。 フィニッシュムーブはライフルを合体させて巨大なビームソードにして一刀両断するというもの。 合体ライフルといい合体剣といい、何かと漢のロマンをくすぐるSPスキルである。 新居目安里 / 紺碧 ノーマルに比べて反属性への与・被ダメージが上昇、バズーカ適性が下がった代わりにランス適性がアップした。 被ダメージが上昇したとはいっても新パッシブスキルによって連続被ダメージへの耐性やターン中の無敵時間延長など、防御面は補われている。 専用スーツは肩出しのインナーに青いジャケットを羽織っている設定。 フミカネ氏の没スーツ案ではまずかったか… SPスキル アムピトリーテー 装着型SPスキル。 発動中はクロスとギアスキルが変化、ステップ強化とダメージ軽減とブースト効率上昇の自己バフがかかる。 的場アオイ / 冀望 完全にスナイパー特化となったアオイさん。属性タイプも放出特化となり、属性間の相性が強く出る。 しかし元から癖の強かったクロスはパッシブの変更で弱体化しており、攻撃よりも無敵時間を活かした回避手段として割り切るのが吉かもしれない。 SPスキル バッカンテ・フレア バーカウンター型のユニットを召喚する射撃 ギアスキル換装型SP。 この手のSPにしては珍しくバリア、カウンターなど複数の 在賀奈々 / 星詠 射撃が弱体化した代わりに近接が強化された。 属性タイプが放出特化なので属性間のダメージが露骨に現れる影響で、無暗に近接攻撃を仕掛けるのは危険が危ないのでしっかりとガードを活用すべし。 ショットも派生進化が追加されたが、任意リロードが可能になった代わりにチャージショットのホーミングレーザーがタイミングアクションとなったので使用感が以前までと結構違う。よく考えて進化先を選ぼう。 SPスキル ウラノメトリア 衛星ユニットとリンクしたブレードを召喚する。 クロスとアクティブスキルが専用のものに変更され、タイミングアクションによる強化モードのクロスとタロットによるランダムバフを駆使した戦闘を展開することとなる。 宮南ひかり / 爛漫 接近戦向けに調節された。元々ハンマーの振りが早いこともあって専用ギアとの相性もいい。 しかし属性タイプが出力特性に変更された影響で素の攻撃力は高いが冷撃属性に対するダメージが低下してしまった。 SPスキル カリカチュア 巨大イカマシンに搭乗することで全攻撃が変化する装着タイプのSPスキル。 レーザーやピジョンによる弾幕に目が行きがちで間違われやすいが、全て打撃属性なのでリムルインバスのバリアを気にせず殴りかかれる。 我龍絵美 / 雅馴 近接戦の弱体化と引き換えに射撃性能を強化。 属性タイプが出力特性なのでダメージを与えにくくなったものの、頑丈さは更にアップした。 SPスキル 大和雅絵図 筆型ギアを召喚してエネルギー波を飛ばす射撃装着型SPスキル。 特にトップスのギアスキルはそこそこ広範囲にダメージ+重力耐性低下のデバフで使い勝手がいい。 逆に注意すべき点はSPはエネルギー属性な点。うかつに蟹にかますと反射される以外にも、専用ギアが実弾属性で固められていたのでキットによる強化には悩むところ。 天狐天 / 御侠 典型的な射撃特化で焼夷属性への与・被ダメージ増加。 その分近接攻撃が弱体化したが、80パッシブがいわゆる食いしばり系スキルなので意外と無理出来る。 SPスキル 祭朱砲筒【大輪】 花火を発射するバズーカを召喚するショット装着型SPスキル。 射程は長くないが、立ち射撃3段目にバフが入る。 トップススキルはレールアクション、ボトムススキルは砲台(花火)設置と相手との距離を保ちつつ撃ちまくるのが基本となるだろう。 波佐見利佳 / 勇断 スキルの変更により格闘能力がアップ。属性タイプは変質放出となったためにダメージが伸びにくくなった代わりに防御面の脆弱さが和らいでいる。 これらパッシブスキルやSPスキルの変更と合わさって徹底的なインファイトスタイルが基本戦術となるだろう。 SPスキル テラス・クスィフォス 合体分離による可変式ダブルブレードを召喚する、近接装着タイプのSPスキル。 クロスは最大7連撃に及び、ギアスキルはトップスが斬撃を発するピジョン召喚、ボトムスがHP小回復+敵弾の誘導カットとやはり近接向き。 春日丘もえ / 萌芽 ショットに特化したスキルに変更。属性タイプは放出特化で攻撃向け。 出来るだけダメージをもらわないような立ち回りが中心となる。 新スーツは制服風。もえの経歴を考えるとちょっと悲しい。 SPスキル テナサイトブラスト ショット装着型のSPスキル。 ショット全てにマルチロックレーザーが付き、高い殲滅力を発揮する。 アクティブスキルが敵弾消滅・ホーミング無効化など被弾を避ける系のものに変化する。 アデライーデ・ブルートハウゼン / 瑞花 近接に特化。属性タイプは冷撃放出特化に変更され、焼夷属性との与ダメージ・被ダメージが大きくなる。 エニグマによるスキル編成次第では絶大な近接火力を発揮するが、ギアスキルが中~長距離向けな為にクロス以外の扱いはやや難しくなった。 なかなか大胆なデザインの専用スーツとなったが、これは「スイスシャード群のアクトレスに広く流通しているスーツ」とのこと。猥褻が一切無い SPスキル ゲイルスコグル クロス、トップス、ボトムスを置き換える近接装着型SP。 扱いは派生クロスの強化版といった感じで、対ボス・雑魚処理の両面で使っていける。 SOL ストライクラプター システム上ではSOL ラプターと同キャラ扱いだが、設定上ノーマルとは別人で、属性も冷撃となっている。 性能はほぼそのままだが、こちらはより接近戦向けに調整されている。 ちなみにラプターとSPスキルを入れ替えても属性は冷撃のままになるのでSPスキルだけ焼夷にすることは出来ず、逆もまた然り。 SPスキル ストライクフォース ビームソード二刀流による高速の連撃。 密着しなければフルヒットしないが、射程・誘導は優秀。 シルフィーⅡ Mode-B Modeとあるが、ノーマルシルフィーⅡとは別Phone。しかしシステム上はやはり同キャラ。 属性が重力という点を除けばストラプと同じくノーマルと比較して高機動近接戦向け。 SPスキルも強力だが相手との距離を測りながらでないと思うように威力を発揮出来ず、若干玄人向けに調整された性能と言えるだろう。 SPスキル シャドウブレード 大型のブレードを展開して相手を切り裂く。 発動すると落雷による攻撃後に突撃して連続攻撃を見舞う。 移動距離は約40mと結構追ってくれるが、初段の落雷は重要なダメージソースである代わりに約20m地点固定で当てにくい。 AIT イア・レトナ まさかの没案を拾ったコラボオリジナルキャラ。AIT Ti2の量産型で、ガワナカ星系を担当していた個体。 コラボキャラのアナザーの例に漏れず、システム上はTi2のアナザーキャラ扱い。 属性は冷撃属性に変更されたが、得意ギアは据え置き。 しかしオリジナルに比べてもさらに癖が強く、Ti2と同じ感覚で使うと戸惑うことは必須。 特にボトムギアとSPスキルがどちらも時間差の座標爆破型に変更されたことでホーミング攻撃が全く無くなってしまい、 動き回る相手には通常攻撃と水平に撃つ設置ニアバーストだけで立ち回るしかない。 しかしその分動きのパターンと部位破壊がある大型ヴァイスのようなボス相手には極めて強いという、極端に得意不得意が現れる玄人向けキャラである。 SPスキル コンプレッションニア 発動演出はTi2の「ニアバーストビーム」に似ているが、こちらは座標爆破タイプ。 高速で動き回る相手や雑魚の殲滅には向かないが、攻撃範囲自体は広いので大型や中型には効果てきめん。 Ti2は☆3版が配布キャラなので、扱いにくいと感じたらニアバーストビームに付け替える手もなくはない。 元ネタはダラバーCSの公式チート機であるムラクモシルバーホークの「コンプレッションバースト」とされるが、あちらとは違ってビーム照射がなくなっている。 高幡のどか / 師門 アニメ版主人公・高幡のどかのアナザースタイル。 アニメから少し時間が経過してちょっと成長したのどか…という設定で、キャッチコピーも「未確定ポテンシャルブリード」に変化している。 一応アリスギアのキャラだがアニメ版とのコラボキャラという一風変わった立ち位置で、ノーマルと同一人物にもかかわらず他のコラボアナザーキャラと同じくギア(*3)からボイスまで異なるものが用意されている。 性能はノーマルに比べて近接寄りで属性タイプが放出特化に変更、属性も電撃から焼夷属性に改められた。 クロスは比較的扱い易いが、ショットは単射型でチャージが爆発とバズーカに近いクセの強いものとなっている。 ▽コラボイベントネタバレ注意 より正確には、「夜露と同時期に成子坂に入社してエミッションが低下することなくエースの仲間入りをした世界線」に転移したのどか。 そういう意味では同一人物だが別人でもある。 コラボイベントのラストにちょっとだけ登場したが、未だ元の世界に帰れていないようだ。 SPスキル サザンクロス 出力可変型ブレードを召喚、突撃する近接型SPスキル。 無論ノーマルSPとの交換も可能で、属性も本体に合わせたものとなる。 初音ミク / 音色 Coming soon… SPスキル Ready-Go-Round Coming soon… アナザーギア アナザーアクトレス用に調整されたもうひとつの専用ギア。 ギアオクというショップで購入したシェルを解析するか、またはアナザーキャラのエピソードクリアで貰えるシェルを解析してのみ入手可能。 これもSPスキル同様、ノーマルとアナザーで任意に組み合わせ可能。 最大Lvが70止まりである代わりに許可証を消費してチューンアップすることで特殊なスキルを付与できるのが最大の特徴で、 中でも特定のギアにのみ一定確率で付く「K.I.S.S.(*4)」というスキルは性能・挙動をも変化させる。 これらのスキルは上書き出来るので、ギアがひとつあれば許可証次第で何度でもやり直せる。 しかし入手は簡単だが進化には非常に多くの素材や貴重な進化素材が要求されるため、育て上げるには時間が掛かるのが難点。今日も隊長たちはコンロ集めに要撃へ 幸いアナザーアクトレス専用という訳ではないので、育ち切っていないときはノーマルの専用ギアで代用しよう。 現在は楓、リン、怜、夜露、文嘉、シタラ、綾香、愛花、睦海、ゆみ、ジニー、真理、杏奈、舞、来弥の15人が実装されているが、素材の入手が難しいこともあり実装はかなり緩やか。 ファクター 2021年も終わりに近付いた11月末に実装された【通常】、【アナザー】に続くアクトレス第3の姿。 基本的にはアナザーと同じく既存キャラの別仕様だが、アナザーでは一部追加程度だった台詞は一新されてキャラエピソードも追加される等、キャラクターの掘り下げに力を入れている。 なお、SPスキルは初期段階で装着タイプ、エニグマの解放で追加といったスタイルだが、理由は不明だがこれまでのSPスキルのようにキャラクターの個性を反映した専用ギアを使用するのではなく、無個性な汎用ギアを用いている。 ファクター一覧 比良坂夜露 / コネクト 新たな力を得たよろドッグ。 専用スーツも応援団の学ラン風になり、族の総ちょ…応援団長らしくなった。 性能面では完全なクロスギア特化で、逆に射撃はやや苦手。 また、属性が「電源放出特質」になったことで重力属性への与/被ダメージが低下した。 SPスキル ツヴァイヘンデルHV 臨界強化されたギガントブレードを召喚する。つまり自己強化+クロス変更のクロス装着型SPスキル。 派生モーションにタイミングアクションがあるものの、フィニッシュはボタン式で癖も少なく扱い易いものになっている。 SPスキル ペインレスキャノンE エニグマを進めると開放されるもうひとつのSPスキル。 こちらは実弾の単発砲撃タイプで、ファクター夜露のデフォルトのスキル設定では威力を発揮し切れないので、アナザー夜露に付けるかスキルを射撃特化に変えての運用となるだろう。 吾妻楓 / ネクスト 重力属性への与ダメージが向上し、射撃能力が向上してバランスが良くなった。 とはいっても専用ギアへのテコ入れは特に無いのであまりショットが強くなったという実感は沸かない。 というか普通にスキルを付け替えて近接全振りにした方が確実に強い。 専用パッシブスキルにSPのオートチャージと被弾から0.6秒間の無敵時間が追加されたので、雑魚処理よりも大型ヴァイスとの接近戦をしている場面の方が多いだろう。 SPスキル 投光剣影【雷電】 クロス装着型SPスキル。 カウンターがあるくらいで特に変わった点はない。 汎用SPではあるが、楓は元から刀を使っているので、汎用感は薄め。 SPスキル オービタルセントリーE エニグマの解放で追加されるSPスキル。 下記の桃歌ちゃんとほぼ一緒なので説明は後述。 日向リン / ネクスト ハンマー適性が下がった代わりにバズーカ適性がアップ。 属性が放出特化となり反属性との与・被ダメージが強く出るようになっている。 全体的に射撃向けのステータスである。 SPスキル ドレッドノートH バズーカ2丁を召喚するショット装着型SP。 ギアスキルは据え置きで射程は40〜50mと装着型SPにしては短いが、気絶値の蓄積があるので発射弾数の多い前・後射を繰り返すのがベスト。 SPスキル デバステイターH エニグマで取得するSPスキル。こちらは単発式ロケットランチャー。 通常タイプのSPだが、射程・弾速共に優秀。 バージニア・グリーンベレー / ライブ これまでの物理射撃特化から属性・クロス寄りに調整された。 SPスキル ツヴァイヘンデルHV 属性以外はファクター夜露のものとほぼ同じ。 SPスキル エグゼキューターH 大剣による斬撃を見舞う。 二子玉舞 / ライブ 従来のクロス得意から射撃向けに変更された。 エニグマで解放されるスキルやデフォルトのSPスキルからアタッカーとヒーラーの兼任も可能だが、回復特化キャラに比べれば回復量は多くないので、その場その場で作戦の変更が求められる。 SPスキル トリックスターF ターレットピジョンを召喚して味方全体を回復しつつビームをバラ撒く。 サポートと攻撃の兼用SPで回復量が36%とそれなりに高く、サポート寄りの運用ならこちらがオススメ。 SPスキル アストライアF エニグマで解放。 エネルギー砲を召喚し、大型エネルギー弾と誘導レーザーで敵を薙ぎ払う。 属性値と射撃特化を活かすならこちらがオススメ。 下落合桃歌 / ライブ ファクター第一陣。 射撃面で弱体化した代わりに近接攻撃力が強化された。 しかし従来射撃に特化していたギア構成だった桃歌の専用クロスは汎用モーションしかないので、ファクター桃歌単体ではあまり有用なとは言えないが、本番はSPスキル発動中である。 SPスキル オービタルセントリーE 防御用のセントリーユニットを召喚するやや特殊な汎用系の装着型SPスキル。 約10秒の間だけダメージカット100%にのけぞり・ダウン無効の完全無敵状態になり、接触した相手に斬撃ダメージを与える。 様は一方的に殴れるのということなので、先述の近接強化はここで輝く。 SPスキル セントリータレットE エニグマの解放で追加されるSPスキル。 ターレットピジョンを召喚してオート射撃を行う。 射程は約90mと極めて長く、実弾属性なのでビーム反射持ちのリムルインバス系との相性も良い。 また、前後ステップ強化、ブースト半減、ダメージカットなどのバフも入る。 藤野やよい / ライブ ファクター第一陣その2。 ショットの適正が落ちた代わりクロス適正が強化、ランスでの立ち回りが求められる。 SPスキル テトラスプリッターH 4本のハイキャノンを召喚する装着タイプのSPスキル。 今までの装着型SPに比べて特殊な仕様で、ショットを上書きするのではなくSPボタンのみでの操作となる。 2回当てる毎に強化されていき、最大4段階まで上昇、4段階目から更に2回命中させるとフィニッシュムーブが解禁される仕組み。 しかし逆に被弾するとレベルが下がってしまう。 未強化状態でも残り時間10秒になればフィニッシュムーブが解禁されるが、当然ながら強化状態のフィニッシュムーブより弱体化してしまう。 今までの装着型は時間いっぱいまで攻撃してからフィニッシュというのが定石だったが、こちらは逆に早々に強化してさっさとフィニッシュまで持ち込むのが基本となるだろう。 SPスキル ターレットキャノンH エニグマの解放で追加されるSPスキル。 蛙坂来弥 / ネクスト 近接攻撃特化に調整された。 代わりに射撃戦に弱くなったが、元々派生ショット(手裏剣)は短射程かつ高性能なのであまり気にする必要はない。 SPスキル 投光剣影【紫炎】 クロス装着型SP。 概ねファクター楓の属性違いという認識で間違いないが、下フリックの派生が連続斬りに変化している。 来弥=サン自体が紙なのでゴリ押しではなく回避も念頭に置いた立ち回りが必要になるだらう。 SPスキル セントリータレットH エニグマを進めて入手するSPスキル。 ターレットピジョンを召喚して射撃を行う点はファクター桃歌と同じだが、中〜長距離への攻撃力に乏しい来弥との相性が良い。 隊長の皆様は追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 本家の記事が容量ギリギリの為、分割しました。 -- 名無しさん (2021-05-15 03 21 38) アナザーの利点はほぼ確実にシングルピックアップで引ける事。 -- 名無しさん (2021-05-15 19 24 05) ゲームバランスというか販売戦略にツッコむとすれば、キャラ数に対して復刻期間のバランスがキツすぎること。プラモやフィギュアに連動させるのはいいがシタラだけ回数跳ねてるの、どーなのよ -- 名無しさん (2021-05-24 07 55 24) 唐突なファンBで草不可避 -- 名無しさん (2021-05-24 11 59 28) 新居目安里 -- 名無しさん (2021-06-28 21 59 26) ↑ミス 安里のアナザーはまだなのか...すぐみの次は安里だと思ってたのに、もう琴村姉妹まで来ちまったぞ!? -- 名無しさん (2021-06-28 22 01 00) キャラ人気ぃ・・・ですかね・・・ -- 名無しさん (2021-08-09 17 05 40) 遅かったじゃあないか...安理サン... -- 名無しさん (2021-10-27 14 56 58) 項目名を「アナザーアクトレス/ファクター」に変更しようと思います。 -- 名無しさん (2022-02-04 17 28 23) 流石にファクターが増えた影響かアナザースカウトも恒常化したね -- 名無しさん (2022-05-04 14 46 47) 属性違いのステラーも出てきたけどここに追加してくのかな -- 名無しさん (2024-04-15 11 04 32) 名前 コメント